小泉進次郎 この男危険につき

 以前 水野忠邦が江戸時代で最も危険な男だとnoteに書いたが、現代では小泉進次郎が最も危険な男である。

 最も危険な男の定義は「元気のある愚か者」である。これはドイツ陸軍参謀本部の定義で、「元気のない愚か者」は何もしないので危険ではないが、「元気のある愚か者」は何をしでかすのかわからないので最も危険という訳である。

 進次郎はかつて環境相の時に国際会議で「環境対策は楽しく、元気にそしてセクシーにやるべきだ」と発言し資質を疑われた。
 そして今回自民党の総裁選に立候補したが候補者同士の討論会で上川外相にG7に主席したら何を話すのかと質問され「カナダのトリュドー首相に同じ43歳で首相になった」と話すと回答している。
 
 まず、質問の趣旨を理解していないのが問題である。また、回答もG7を茶飲み話の場とでも思っているとしか思えないもので到底首相の資質があるとは思えない。

 今回総裁候補に担ぎ出した自民党議員は次回選挙は進次郎人気にあやかって当選を果たそうとしているのが見え見えであるが、国民にとっては全く迷惑な話である。
 もしも首相になったら、外交交渉の相手はアメリカならトランプかハリスである。交渉の結果がどんなものになるかは想像もしたくない。

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