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岸辺露伴 ルーヴルへ行く


邦画で岸辺露伴と怪物は見たかったので
時間ある時に鑑賞してしまおうと急いで映画館へ。


6月には見たい映画も出てくるし
Amazonで買った読みたかった漫画もたまってる。
湊かなえの本も読みたいし
野球も交流戦が始まってしまった。

時間が足りなすぎる。

退屈だと思っていた毎日は色んなものを後回しにした結果だと知ったのは今日だ。

もう少し余裕のある大人でいたい。



ネタバレします。まだ方はここでUターンを。





岸辺露伴シリーズのルーヴルへ行く。

簡単に説明すると
17歳の時、祖母の経営するアパート岸辺露伴が住んでいて
そこに入居した女性、奈々瀬から聞いたこの世で最も黒い絵を見るためにルーヴル美術館を訪れることになる。

その絵には隠された怨念があり
初恋だった奈々瀬の秘密を知ることになる。



謎は解明されるし、伏線も回収されるのでスッキリと終わる。

江戸時代?かな。
先祖と、自分の過去、そして現在。
そのたびに色調を変えてくるあたりや
ルーヴル美術館の美しさ。
これは見る価値がある。

ちなみに
ルーヴル美術館のバックヤードってあーなってるものなの?
私は知らなかったんだけど、あれが本当ならルーヴル美術館やばいね。
死ぬまでには1度行ってみたい。



この映画の1番印象に残ったのは
主人公である岸辺露伴が助ける話ではなかったこと。
むしろ飯豊まりえ演じる泉京花に助けられる。

まさかの主人公がヒーローではないパターン。

飯豊まりえのあの大きなリボン。
私も1度あんな大きなリボンをつけてみたいw
(みんなに頭おかしくなったのかと言われそう)


「この世で最も黒く、最も邪悪な絵」
この絵を見た人は各々の後悔や罪、先祖の罪を呼び起こし死に至る。

岸辺露伴もその絵を見たのでもちろん呪われる。

なのに泉さんはその絵を見たのにも関わらず
それには呪われなかったのだ。無敵すぎ。


つまり、泉さんは過去に囚われていなかったということだ。
人は何かしら過去の過ちや、後悔があるだろうに
彼女はそれを乗り越えて今を生きているからこそ呪われなかった。やはり無敵すぎ。


どうやったら泉さんみたく生きれるのだ。

映画そっちのけで泉さんに夢中になる。
やはりあの大きなリボンは可愛いw



映画が終わった後
何故か犬神家の一族が見たくなってくる。

こうなると2日公開の「怪物」が楽しみだ。
今回の映画はスッキリだったので
今後バットエンドの映画に期待。
私はその方が好みである。







私は、生きるということは
後悔の積み重ねだと思っている。

そのひとつひとつの種を植えては刈り
人生を終えると思っている。



またひとつ後悔の種を植えるだろう。
私は今日も生きているのだから。





友達が描いてくれた魔女の私。

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