ひともしごろのごほうび ⑪
日が暮れる頃、家に帰った時、ドアをあけると神様が「おかえり」と笑顔で出迎えてくださっています。
あなたと共に過ごすため、お酒と旬の食材を使った一皿、そしてお菓子を用意して、待っていてくださっていたとしたら…
今日1日を終えて帰ってきたあなたを、今日はどの神様が出迎えてくださるのでしょうか?
さぁ、「ただいま」と言って、ドアを開けてみてください。
11柱様目は、アシナヅチ様とテナヅチ様です。
(イナタヒメ様のご両親神様です。)
私の感じるアシナヅチ様とテナヅチ様は、
島根県の奥出雲町の自然豊かで、お水やお米がおいしい静かな場所で、自然と共に昔ながらの生活をのんびりされている方々がいらっしゃる場所に住んでおられて。
お二柱様とも仲むつまじくて、いつもやわらかな笑顔で、「おかえり」と優しく出迎えてくださる。
そんなイメージです (о´∀`о)
今回も神様方にメッセージをいただいて、写真の下に添えさせていただいました。
アシナヅチ様、テナヅチ様、ありがとうございました。
では、お料理から。
身体をあたためる根菜がたっぷり入った
酒粕汁です。
出汁は山陰などでよく使われるあご出汁を使いました。
具材は大根、人参、ごぼう、白菜、、舞茸、厚揚げ、結び昆布。
雲南市大東町の産直市で見つけたおいしいお味噌と、私の地元の新酒の酒粕を使って酒粕汁を作りました。
アシナヅチ様とテナヅチ様が住んでいらっしゃっる奥出雲町は、舞茸とお酒も有名です。
舞茸は奥出雲の方へ行ったら、必ず買って帰る食材のひとつです。香りが良くて、歯ごたえもあって。天ぷらにしたら、本当においしいので大好きです。
そして、私は奥出雲のお酒の酒粕はまだ食べたことがありませんが、きっとおいしいんだろうなぁ✨と妄想しながら、地元の酒粕ではありますが、酒粕を使いました。
今回使ったお味噌は、須我神社さんのある大東町のお味噌を使いました。
(須我神社さんはアシナヅチ様とテナヅチ様の娘神様のイナタヒメ様が、ソサノヲ様と過ごされていた須賀宮です。)
早く日が暮れるようになって、肌寒く感じながら家に帰った時、お二柱様はこのような身体を芯からあたためてくれる酒粕汁をご用意されそうなイメージがあったので、お二柱様にゆかりのある食材を使ってこのお料理を作ってみました。
次にお菓子です。
田舎の方に行ったら(おじいちゃん、おばあちゃんの家とか近所の人の家とかで)、お茶うけでよく出されるイメージがある素朴で、なんだか懐かしい味のするかりんとうです。
薄力粉、そば粉、ベーキングパウダー、てんさい糖、はちみつを混ぜて、生地を作って。
一晩寝かせて。
生地をのばして、細く切って。
こめ油でカリッと揚げて。
てんさい糖、上白糖、水、しょう油で作った蜜をからめました。
(そばも奥出雲では有名なので、そば粉を使ったかりんとうにしてみました。)
あたたかい酒粕汁を食べて、身体があたまったたところで。
「おいしいですね」と言いながら、かりんとうを食べて、お茶をのみながら。
今日あった何気ないことをお二柱様と一緒にお話している、そんな情景が浮かびました。
心やさしくて、あたたかいお二柱様のそばで、そんな何気ないほのぼのとした時間を過ごせたら、なんだかぐっすり眠れそうな感じがしました (*^^*)
最後にお酒です。
今回のお酒は、奥出雲酒造さんの『純米吟醸 奥出雲』です。
私はお酒は1日おちょこ1杯ずつしか呑めませんが、そんなちびちびと呑んでいる私の好きなお酒が奥出雲のお酒です🍶(笑)
すっきりとしていて、お米の甘さもあって、のみやすい感じです。
(詳しい味の説明ができなくて、すみません💧)
今回の『ひともしごろのごほうび』、いかがだったでしょうか?
私は、こうして大好きなアシナヅチ様とテナヅチ様の優しさやあたたかさなどを『ひともしごろのごほうび』として表現できて。
とても嬉しかったです (о´∀`о)
アシナヅチ様、テナヅチ様、ありがとうございました。
さて、次の神様はどなたでしょうか?