モバイルハウス元年到来。
どうも、荷台の夫 しうんです。
先週末2日間で、言葉を2ヶ月分喋りまくった夫です。
4/21-22日と土日の2日間に代々木公園で開催されたアースデイ東京で、旅する可動産のモバイルハウスが集まる村『モバイルビレッジ』の企画がぶじ閉幕しました。
アースデイ東京は毎年10万人もの人々が東京近辺から代々木公園を訪れ、地球について考え、行動する日。
そのなかで、たくさんの来場者が「モバイルビレッジ」に誘われて個性豊かな5台のモバイルハウスに驚き足を止め、モバイルハウスに入って試乗体験したり、モバイルハウスに実際暮らす住人と会話を楽しむ姿が多く見受けられました。
"モバイルハウスに住まう"ことを展示する新しい生き方の祭典
キャラバンテントの周囲に集まった創意工夫あふれる5台のモバイルハウス。
大都会にも関わらず、大きな木の下で涼しく快適な3日間の代々木公園生活を満喫できました。
代々木公園に集まった5台のモバイルハウスをご紹介
左からゆんゆん号、うしいろ号、いばラブ号
うしいろ号
移動販売カフェのうしいろ号は、舌の上がちゃぶ台になる可愛らしい仕掛け。
荷台にはおしゃれなカフェ空間が漂う
いばラブ号
こちらはドラマーの目次さんがつくった荷台で演奏ライブができる「いばラブ号」。
軽トラでもロフトスペースに大の大人が横になって寝れる仕様になってます。
荷台でドラマーとギタリストが二人でセッションできちゃう、移動式ライブハウスだ。
SAMPO
こちらは20代の若者が仲間と起業して立ち上げたSAMPO.incが手がける男のロマン溢れるモバイルハウス。
入り口は最先端のスマートロックになっている。
"代々木公園が家" なんとSAMPO社長のリクくんは今もなお自分でつくったモバイルハウスに住んで暮らしている。
会場ではお隣さんだったもう一台のSAMPOが手がけたモバイルハウス。
不動産から可動産の時代へ
パラソルがついて人工芝が敷かれた屋上にも登れて、秘密基地感が満載。
ゆんゆん号
そして、我が家の『シウンの動く家 ゆんゆん号』。
荷台の嫁 かおり。
軽トラではなく、一トントラックの荷台に建てた動くおうちは広々とした空間が広がる。
アースデイ当日は荷台の嫁が友人からいただいた野菜で料理を振る舞い、投げ銭食堂、投げ銭BAR、投げ銭映画上映会を開催しました。
今回モバイルビレッジの企画では特に無理して何か準備するわけでもなく、普段の暮らしの延長線上でおうちに遊びにきた人をそれぞれが好きなことを通しておもてなしをする。その体験を通して、可動産の可能性を多くの人に味わって頂けたのではないかと思います。
モバイルハウス元年がやってきた。
これまで地方で草の根的にモバイルハウスをみんなで作ったり、集まって遊んだりと活動してきましたが、
今回のアースデイ東京でたくさんの人たちが実際に見て、試乗体験してもらったことでモバイルハウスに火がついた感があります。
きっと今年がモバイルハウス元年になると思います。
もっとこれから色んな人たち多種多様なモバイルハウスをつくって、今年の秋ごろ日本のどこかで開催予定の「キャンパーフェス2018」は激アツイベントになること間違いなしです!
『モバイルビレッジ』on Facebook
今回アースデイ東京で多くの人にモバイルハウスとモバイルビレッジのことを知ってもらえる機会になり、一気にFBグループの参加者が750人を突破しました(誰でもご自由に参加いただけます!)。
今まで特にルールも設けず「お好きにどうぞ」でこのグループを運営してきましたが、人が増えてこれからコミュニティの秩序を保つために「大切にしていること」はルールとして記載しておこうと思い立って、以下の10原則を新たにルールとして設けました。
🏕モバイルビレッジの十原則🚛
『何人たりとも受け入れる』
『与えることを喜びとする』
『商業主義とは決別する』
『他人の力をあてにしない』
『本来のあなたをDIYで表現する』
『村民と協力する』
『法に従い、村民の責任を果たす』
『跡は何も残さない』
『積極的に社会に参加する』
『いまを全力で生きる』
実は、この十原則はアメリカで年にいちど開催されてるバーニングマンというイベントの原則をほぼ丸パクリしてます(まずは取り入れてみて、また少しずつ変えていこうと思ってます)。
以下、バーニングマンのことがWikipediaにはこう記されてます。
"ブラックロック・シティの「市民」たる各参加者は、思い思いの場所に自らの手で設営したテントやキャンピングカーを家とし、他者と出会い、新規に友人を作り、交遊し、問題を解決し、コミュニティを形成する。この劣悪な自然環境下で生きていくためには、おのずから隣人たちと助け合う必要に迫られるのである。ここでは貨幣経済や商行為は忌むべきものとされており、明確に禁止されている。見返りを求めない「贈り物経済」(Gift economy)と、なによりも「親切なこころ」が共同体を成立させている"
ぜひこの素晴らしい心意気をモバイルビレッジに参加してる、もしくはこれから参加したいと思う未来の村民の皆さんと共有していけたら嬉しく思います。
今年中に日本のどこかにモバイルハウスが集まれる村『モバイルビレッジ』をつくるぞー!
(いや、意気込みすぎずできたら嬉しいな〜笑)
モバイルハウスの旅はつづく