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Live2D社デザイナー座談会vol.5-開発会社だからこそできるお仕事!-

こんにちは。
Live2D公式デザイナーチーム、Live2D Creative Studioです。

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5月25日(火)に採用募集説明会と同時に、第五回目のLive2D社デザイナー座談会を開催しました!

このnoteでは座談会の内容を一部抜粋しつつ、Live2Dのデザイナーとして働く社員の紹介と社内の雰囲気などをお届けしていきます。


自己紹介

國定さん

1人目(MC) チーフデザイナー 國定さん (以下、國定)
アニメーション制作会社の制作進行を経て2010年Live2D入社。
入社後はしばらく社長と2人の期間が続きましたが、
現在は30人規模のチームをとりまとめています。

林さん

2人目 デザイナー 林さん (以下、林)
IT系の会社のデザイナーを経て2020年に入社。前職までの作画やCG等の制作経験を活かし、現在は主に映像案件の制作や、映画トライアル作品のキャラクターデザインのとりまとめ等をしています。

関さん

3人目 デザイナー 関さん (以下、関)
2020年に新卒入社。専門学校でゲーム制作などを学んだ後、一か月間のインターンを経て入社。現在は主に受託作品制作の作業と映画トライアル関連の研究業務を行っています。


入社したきっかけ

 前職でなんでも屋さんみたいなことをしていたときにLive2Dを触る機会がありまして、3Dと手描きアニメーションの丁度良いところを取った技術に惹かれました!
 デザイナーがほとんどいなくて、何か作っても「良いじゃん」としか言われず、具体的なアドバイスやスキルアップに繋がるものが無かったので、すごい人がいっぱいいる環境に行って何か学び取りたいなと思い、転職を始めました。

國定 俺より強いやつに会いに行く、って言ってましたもんね。

 そうですね。「転職するぞ~」ってときにaliveに参加しまして、基調講演で新しいEditorの機能について触れていて、それが丁度私が欲しいと思っていた機能でした。「Live2D社に入社すればいち早く触れるんじゃないか?」と思い、応募するきっかけになりました。

國定 林さんはにじコンに作品を応募してくれましたよね。

 そうですね。にじコンで最優秀賞を頂いたことで社内の方の目に留めていただいたようで、面接のときはこの作品で話が盛り上がりました。きっかけ作りになるので、こういうコンテストには積極的に作品を出していって良いと思います!

点線

 自分はLive2Dを学ぶ授業があってそこで勉強しました。そうしたら、國定さんが採用説明会をしに学校に来てくださったんですよね。「Webサイトで見たことある人だ…」って。
 ちょうどモデルが1体できていたのを見て「君ちょっとインターン来てみない?」とお声がけいただいたので、ポートフォリオを持って応募したのがきっかけです。

國定 関くんは学校でゲーム関連のプログラミングとかもやってたよね。

 プログラミング7割、デザイン3割ぐらいで勉強していました。なので開発の方に行くのがいいのかな、って迷いましたがやっぱりEditorを使って絵を動かす仕事がしたいなって、デザイナーを選びました。
  インターンでは最後の方に少しだけ開発チームに加わらせてもらったりもしました。

國定 関くんのそういった開発の知識や意欲にイイね!となりました。あとは学校で見せて頂いたLive2D作品が、ブランコに乗っているキャラクターだったんですよね。
 他の人がなかなか挑戦しないような動きに挑戦していて、それに紐づいて物理演算が~みたいな話をしていたので、そういうところに踏み込んで研究しているのが面白いと感じました!

仕事のやりがいや印象に残っている作品

 制作や研究業務と並行して、各自Live2Dのオリジナル作品制作ができるんですけど、そのときに作った傘回しの作品が気に入っています。
 拡張補間を活用してデフォーマの回転で遊んでみたいなと思っていたんですよね。各々業務の時間で自分の挑戦したいことに取り組んで、出来た作品はプロモーション作品としてスタジオのTwitterから投稿しています。

國定 各々楽しくやってもらってます!社内のプロモーション作品についてはnoteで紹介しています。


 自分は社内用に新しいノウハウを作ろうと、Live2Dで自由自在に動かせる腕について研究しました。それが結構成果があって、開発の方に一緒にやろうよって声をかけていただきました。
 今は自分の研究を下地に新たな研究などが進んだり、過去にあまりスポットを浴びなかった機能が復活したりということがあって、嬉しかったですね。

國定 デザイナー目線で研究できるって本当にすごい強みなんですよね。まだお見せできませんが、今後出てくる機能に活用されてくると思うので、楽しみにしていてください!

点線

國定 二人とも主に開発との連携業務が多いので、どんなことをしているか聞いても良いかな?

 具体的に例を出せないのですが、「こんな機能あったら便利だなあ」と思ったことをチームのメンバーや開発の方と打ち合わせしながら詰めていき、新しい機能として形にしていく業務が多いです。
 先ほどお話したように、いち早くLive2Dの新しい機能を触れることが入社する1つの決め手だったので、こうして自分も機能の開発に関われるのはとても嬉しいです!

國定 出社していた頃は開発のところに「こんなのどうですか?」ってアイデアを持っていくと、気軽に集合~って感じてみんな集まってきて、社長もひょっこり現れたりと楽しい現場でやってましたね。
 リモートワークになってからも、チャットやバーチャルオフィスツールを活用して開発と気軽にコミュニケーションを取ってます。

 自分は映画トライアルの研究関係で自由に動いてアイデアを出して欲しい、ということを社長にお願いされて、けっこう好き勝手に作ってはアイデアを持って行ってこんなのどうですか?ってやり取りをしています。

國定 うちの会社で特徴的なところは、社長が「開発もデザイナーもみんなで一緒に頑張ろう!」的なスピリットを持っているので、開発とデザイナー間で連携して意見の交換が出来る現場だと思います!

※映画トライアルとは、Live2Dを使ったアニメーション映画制作に向けて、Live2D Creative Studio で制作しているアニメーション作品です。

作品づくりで大事にしていること

 Live2Dで何かを作るなら面白い物にしたくて、先ほどの傘回しの作品では升を回したりぎさうが傘の上を走ったりと、作品の中にプラスで挑戦的なことを取り入れるのにこだわっています。

 自分はLive2Dでモデルを作るときにいつも意識していることがあって、Live2Dアニメーションの元は一枚絵っていうこともあり、制限があるような、どこか硬さの残った動きになっちゃうことがあるので、そこをなるべく意識して払拭したい、というのを心掛けて制作をしています。
 いくらでも動くけど、あえてこの動きを選んでいるぐらいの自然さに見せたいなと思います。今回実際に取り組んでいるものを見せられないのが残念ですが…。

國定 そうなんだよね。めちゃめちゃ裏で工夫して頑張っているけれど、ぱっと見伝わらないというか、さらっと見過ごしちゃうくらいの自然さなんだけどね、っていう。

 工夫することによってマイナスを消していくので、実際はあまり分からないけど、いい感じに見えるみたいな。

國定 映像作品を作るときは特に、作品を見た感想が「これLive2Dだなあ~」となると残念ですよね。悪い意味でLive2D感が出ちゃうのを避けたいというか。
作品を見て素直に「良いアニメーションだな」って思わせたいですよね。そこはうちのチームはみんな意識していることだと思います。

最近の業務内容について

 最近は映画トライアルに向けたキャラクターデザインの取りまとめを行っています。社内でコンペを開催し色々アイデアを募集して、良いところを取って1つのキャラクターにするといった感じです。あとは映像作品制作が主な業務です。

 先ほどお話したように、社長に頂いた機会で自分なりに研究してみて機能の提案や実験を行っています。

國定 まだ表には出せない研究や作品制作をいっぱい頑張っています!

ーありがとうございました!

今回掲載している内容はほんの一部ですが、座談会の雰囲気をお伝えできたら幸いです。

Live2D Creative Studioでは
いっしょにLive2Dを盛り上げてくれるメンバーを大募集中です!

Twitterやwebサイトでも採用情報を発信しております。
もしご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度採用説明会・座談会にお越しください。

それではまた次回の更新でお会いしましょう!



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