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nizimaクリエイター紹介~オーダーメイド編~# 入江燈さん

こんにちは、Live2D noteです。
今回はLive2D公式マーケット「nizima」で活躍するクリエイターをご紹介します。

ご紹介するクリエイターの方をお手本としながら、ぜひみなさんもnizimaでの販売にチャレンジしてみてください。

【nizimaとは】
nizimaはオリジナルイラストやLive2Dモデルの売買ができるサービスです。中でもオーダーメイド機能は依頼主とクリエイターが直接やり取りしながら作品制作を受注発注できる人気のサービスとなっています。

今回ご紹介するクリエイターは 入江燈 さんです。
現在Live2Dのデザイナーとして企業に所属されており、高いLive2D技術を駆使した表現豊かなLive2Dモデルを制作されています。nizimaでもオーダーメイドをはじめ、優れた販売実績をお持ちのクリエイターです。

プロフィール

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お名前:入江 燈

ご職業:Live2Dデザイナー、イラストレーター、Vtuber(趣味)

連絡先: airusuzumiya@gmail.com

Twitter: https://twitter.com/tou_ilie

YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCipIqBRzqE54SO61WEURl8w

nizima: https://nizima.com/profile/2600

―自己紹介をお願いします。

入江 燈です。
昨年(2019年)6月末に6年ほど勤めたゲーム会社を退職後、4か月ほどフリーランス期間を経て、現在はLive2Dデザイナーとして会社で働いています。
副業でVTuber用Live2Dモデル制作も請け負っています。(現在は体調等の都合もあり個人受注は一旦停止させて頂いております)

前職場では主にアプリゲームのアートディレクター兼UI、カードイラスト、SpriteStudioを使ったエフェクトやアニメーションなど2Dデザイン全般を担当していました。

その後身体を壊してしまい1年くらい休職していたのですが、その時にハマっていたジャンルの二次創作で生きて動いている推しの手描きMADをどうしても作りたくなってしまい、Live2Dに手を出し、推しのモデルを作り、いざFaceRigで中に入って動かしてみると自分が入っている事に解釈違いを起こし、当時のVTuberブームに乗っかり周囲がどんどんバーチャル受肉していったので、自分もVTuberになり活動しているうちにあれよあれよと今に至ります。

―nizimaをどこで知りましたか?

クリエイター仲間がTwitterで呟いていたので、そこから興味を持ちました。
nizimaの手数料がそのままLive2Dの開発費に充てられるなら利用しない手は無いのでは…!?と言ってたのを思い出しました(笑)

―nizimaを使い始めたきっかけを教えてください。

Live2Dモデル制作を請け負うフリーランスとして活動していくにあたり、作業工数の見積もりと実績となるものが欲しいと思い、1体モデルを作り販売しようと思ったのがきっかけです。

僕自身のモデルも既にあったのですが、依頼側の気持ち、にじコンへの応募を考えて、モデルを一から公開作業配信しつつ制作し、販売しました。今の料金表はこの経験を元に作っています。

クオリティが上がるにつれて現状かかる時間もコストもどんどん上がってしまっているので、仕事が落ち着いたタイミングで工数削減方法を考えたい所存です…。

―nizimaを使ってみていかがでしたか?

手数料が他クラウドソーシングサービスさんと比較しても安いことと、Live2D社さんが運営している公式のサービスということが魅力的に感じました。 Live2Dプレビュー機能も良いですよね。

◆ここからはオーダーメイド機能を使用した販売についてインタビューしていきます◆


―おもにどんな制作をお請けしているのでしょうか?

VTuber用のLive2Dモデルを制作しています。
配信向けに特化し、 ゲーム配信などを考慮して手でキー押しが必要なモーション・差分は最小限に、 顔認識のみで喜怒哀楽(驚)が可能なように調整しています。

キャラデザからモデリングまで可能なので、 Aプラン(キャラデザ~モデリングまで) 、Bプラン(立ち絵/パーツ分け制作~モデリングま
で)、 Cプラン(モデリングのみ) の3つのプランの中からご希望に合わせて選んで頂き、制作を請け負っています。

―販売をしていて良かった事を教えてください。

やはりVTuber用モデルを制作させて頂いた方に「よく動く!」「かわいい!」等、そう言って頂けることと、ご本人が喜んでいる姿を見るのが一番嬉しいです。

VTuber用モデルということもあり、自分一人の作品という認識ではなく、魂になる方が入って初めて「生きている」「そこにいる」と感じ完成すると思うので、満足してもらえると制作して良かったなと思いますね。

―販売をしていて困った事を教えてください。

特に無いですね。強いて言えば制作したモデルの子が動いて喋っている所が可愛すぎて作業の手がたまに止まるくらいです(笑)

―実績を上げるために取り組んだことや心掛けている事を教えてください。

おすすめ順から記載します。
・定期的に開催されているにじコンへ応募(優秀賞を頂きました。ありがとうございます!)
・年に一度開催されているLive2D Creative Awards へ応募(ファイナリストに選んでいただきました。ありがとうございます!)
・大体で良いので料金表やプランを作る
・作業配信やLive2DノウハウなどをYouTubeやTwitterで上げる
企業等に持ち込む
VTuberになる

賞を頂いてから依頼の数も増えたと感じているので、コンテスト応募は単純に人の目にも触れやすくなるのかなと思います。これからLive2Dでお仕事を始める方は特におすすめです。

色々やりましたが、一番はちゃんとクオリティの高いLive2Dモデルをコンスタントに作る事だと思います。

―こんな機能が欲しい、または改善して欲しいという部分はありますか?

支払い方法で海外の方からのご依頼を請けるのが難しいので、PayPalも対応して頂けると嬉しいです。

あとはプレビュー機能で一部データを公開したくない方もいらっしゃると思うので、パーツON・OFFなどの表示の公開・非公開を投稿者側が選べるとありがたいです。

―今後挑戦したいことや目標を教えてください。

生きものを作るのが目標なので、今よりもっと存在感のある、魂になる方の魅力を120%表現できるようなVTuber用モデルを制作したいです。

またそれとは別に、VTuber業界でLive2Dの立ち位置をもっと上げたいと考えています。
具体的には元絵を崩さず3Dと同等かそれに近い立体感、可動域を維持した上で、 フェイストラッキングを最大限に生かした3Dモデル以上の表情幅やLive2D特有の多彩な表現を可能にしたモデルを実現したいです。
将来的にVTuberのユーザーがクオリティ面で3Dと2D両方の選択肢が取れるようにしたいと思っています。

まずはユーザーのLive2Dモデルの認識を「絵が動くモデル」から「3Dと違った魅力のある同等以上の表現が可能なモデル」に変えるために、今後もクオリティ向上に努めつつ、もっとVTuberモデルを制作していきたいです。

―入江 燈さん、ありがとうございました!

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株式会社Live2D
広報担当:nishi

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