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Live2D社デザイナー座談会vol.1-社内の雰囲気教えちゃいます-

こんにちは。
Live2D公式デザイナーチーム、Live2D Creative Studioです。

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1月29日(金)に採用募集説明会と同時に、初のLive2D社デザイナー座談会を開催しました!

このnoteでは座談会の内容を一部抜粋しつつ、Live2Dのデザイナーとして働く社員の紹介と社内の雰囲気などをお届けしていきます。

自己紹介

國定さん

1人目(MC) チーフデザイナー 國定さん (以下、國定)
アニメーション制作会社の制作進行を経て2010年Live2D入社。
入社後はしばらく社長と2人の期間が続きましたが、
現在は30人規模のチームをとりまとめています。

中山さん

2人目 サブリーダー 中山さん (以下、中山)
2015年入社。専門学校の授業でLive2Dを専攻。
学生時代にLive2D社でインターンとして働きながらLive2Dを習得し、卒業後にそのまま新卒入社。現在は様々な業務を幅広く担当しています。

川上さん

3人目 デザイナー 川上さん (以下、川上)
2017年入社。別の業種からの転職。
個人のTwitterでLive2D作品を投稿し話題になり、現在はLive2D社内で様々な案件のクリエイティブコントロールを担当しています。


入社したきっかけ

中山 私は学校の授業でLive2Dを学んでいました!そのときCubism Editor 2.1がリリースしたぐらいの頃だったかなと思います。
 その頃Live2D社主催のaliveがあるよって聞いて、どんなイベントなのか気になったので参加してみたんですけど、Live2Dについてもっと詳しく知る機会になったのが新鮮ですごい楽しかったです。

國定 第一回目のaliveね…!楽しかったよね!

中山 すごい楽しかったんですけど、雰囲気的に「真面目に面白い物を作っていくぞ!」「新しい技術を作ってその技術を使って作品を作ってもっと発展していくぞ!」っていう想いを感じて、私もこういう環境で働きたいなって思ったのを覚えてます。

國定 あれ、ちょっと涙出てきそうないい話なんだけど!

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川上 僕がLive2Dを知ったのは、当時イラスト投稿サイトで動くイラストっていうのが結構流行っていたのをたまたま見てたんですよ。
 そこにLive2Dで動かしたアニメーションがランキングの1位になっているのを見て、結構びっくりしたというか感銘を受けまして…。

川上 これ個人でこんなものを作れるんだって思って、僕もちょっとやってみるか、って二次創作で作品をいくつか作って投稿を続けていたら反響が多くて嬉しかったです。

川上 作品制作を続けていたところ、「ゲーム系のお仕事やりませんか」ってお話を頂くようになって暫くフリーで続けていたんですけど、
 せっかく仕事でやるなら大本の部分でプロジェクトに関わったり、自分の技術をもっと向上させたいなって気持ちが出てきて、ちょうどLive2D社の採用説明会があったので応募したって感じですね。

國定 やっぱLive2Dにハマっていって応募してもらうみたいな流れはあるよなあ、と思いますね。


Live2を初めて触ったときの印象

中山 授業で触ったのが一番最初なんですけど、それまで触ってきたソフトってお絵描きソフトくらいで、イラストを動かしたりするっていう知識がなかったので、パラメータ付けたりとかっていう時点でかなり苦戦したのを覚えていますね。

國定 前にチーム内に「アナログでしか絵を描いたことないです」って人もいたんですけど、入社してからLive2Dスキルが一気に開花したので、相性もあるな~と思います。

川上 公式のチュートリアルを見ながら一通り動かすことはできました。まあ最初作ったモデルとか今見るとめちゃくちゃなことになっているんですが、動いてハッピ~という感じ。

國定 ハッピ~だったと!なるほどね!


仕事のやりがい

國定 やりがいって一口に言ってしまいますけど、実際どうなのかなっていうのを聞きたいなと!

中山 どれを話そうか悩むぐらいには色々あるんですけど、作品を見てくれたクライアントさんやお客さんが喜んでいるのを見るとやりがいを感じますね。
 その作品を愛しているクライアントさんの期待に添えるような解釈通りに制作できているか不安になっちゃうんですけど、本当に喜んでもらえるような作品を作りたいので愛を持って制作するようにしています。
 だからこそ作品が公開されたときにお客さんが喜んでいる姿を見るとよかったっていう気持ちになりますね。

國定 そうだよね。それは大きいよね。

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川上 社内でオリジナルの映像作品だったりを作ることが多くて、企画の発案から立ち上げまで関わるのは楽しいって思います。

國定 オリジナルの映像作品で企画立ち上げるって、他の会社じゃなかなかできないことだからうちの強みかもしれないね!
 クライアントさんやお客さんの反応もやりがいになるし、毎日ものづくりができるって環境自体がやりがいになりますよね。

川上 The Lamp Manでは作品に出てくるモンスターのデザインを沢山考えました。社内で色々な反応を頂きながら作りあげていったのはとても楽しかったですね。

ランプマン


國定 楽しかったよね!企画から制作まですべてチームで進めていて、「絵本みたいなテイストにしたいな~」「こういうモンスター出したらいいじゃん~!」って話し合いながら制作したよね。

國定 短編アニメーションのコンペで賞を取りたい!という目標で、企画立ち上げからシナリオを書いて、キャラクターデザインをして…と大変でしたが、インディーズアニメフェスタというコンペでグランプリを取れたときはすごく感動したのを覚えています!


品づくりで大事にしていること

中山 やりがいのところでも話したんですけども、解釈違いとかを起こすのは避けたいので、そのキャラらしさの魅力を大事にしてファンに喜んでもらえるような作品を大事にしています。
 特にモーションが大事な部分になっていると思うので、何回も繰り返し見ています。モデルも、どの角度でもかわいくかっこよくなっているかなどの、クオリティ面も注意しながら丁寧に作るようにしています。

國定 そのために普段からしていることとかってあるかな?

中山 元々ある作品とかが多いので、それのアニメを見たり漫画を読んだりして、キャラ性をどんどん理解しようって努力していますね。

國定 作品への理解を深めることは大事ですよね。つまり愛ですね。

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川上 僕はキャラクターの性格だったり、キャラクター同士の関係性が動きに伝わるよう動かしています。動くイラストを作っていたのもあって、その絵の切り取った前後のストーリーを想像できるようになったらいいな、とか考えたりしてますね。

國定 アニメーション全般で言えることだと思うんですけど、Live2Dで動きを付けるコツとかってある?

川上 とりあえず自分で動いてみる、ですかね。今はリモートなので恥ずかしくないです。家でやっています。

中山 次から想像しちゃいますね。川上さん動いたのかなって。

國定 このモーションめちゃめちゃ可愛いんだけど、動いたのかなって。

川上 かわいいムーブをしてます。

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國定 アニメーションを作るうえで大事なのはやっぱり、自分で動いてみることですよね。
 Beyond Creationでは、手をつないで走り出すってモーションがあるんですけど、それが結構難しいので私と中山さんで近所の公園で手をつないで走りました。

ビヨンドクリエイション


Live2Dの進化を感じたこと

國定 Live2D社内のデザイナーチームということで、一番近くでLive2Dの進化を見ている中で、特に「進化したな~!」と思うことはありますか?

中山 Cubism Editor 2.1から3.0へのアップデートが一番進化を感じました。『元の形状に戻す』や『デフォルトの形状をロック』は夢のような機能だなって…。

中山 ちなみに好きな機能は『グルー』です!2.1では肩が外れてしまうと直すのにとても苦労したのですが、グルーでくっつけておくと簡単に腕回りの動きが作れるので、革新的な機能でした。

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川上 あとはメッシュが打ちやすくなったのはだいぶ大きいですね。『グルー』もそうですが『マスクの反転』など、新しい機能が出てくると、どうやって使えばよいか戸惑うこともあると思うのですが、ポテンシャルを秘めているものは沢山あるので、使いこなしていきたいです。

國定 そうですよね。私がEditorを触ったときは十年前だったので…今のEditorの進化にめちゃめちゃ感謝しています!


リモートワークの感触

國定 リモートワークになって一年経ちましたね。なんというか、どう?笑

中山 コミュニケーションとかちょっと困る部分はあるんですけど、今までもチャットがメインのツールだったので、業務するうえではそこまで困ってないですね。会議ツールとか使って通話もできるので。
 ただ、お互いに情報共有はちゃんとしないといけないなって改めて思いました。

國定 確かにね。出社していると背中を見るだけでも「困ってるな~」って雰囲気を感じ取ったりできるけど、リモートになったぶん難しくなるから気を付けないとって思うよね。

川上 リモートワークで嬉しい部分だと、仕事が終わったあとに趣味の創作をしたりっていう時間がガッツリ取れるのは大きいかなって思います。
 社員の人でも趣味でものづくりをしている人は沢山いるので、同じ気持ちの人が多そうですね。


最近の業務内容について

國定 最後に、二人の最近の業務内容について軽く聞きたいな~と。

中山 今はLive2D塾の教材作りや準備をしています。Live2D塾って言うのはLive2Dを習得するためのオンライン講座と情報サービスの事なんですが、未来の塾生のために今一生懸命教材作りや準備をしているところなので、楽しみにしていてくださいね!

川上 僕は今制作中のオリジナルPVの監督をしていて、絵コンテ描いてキャラクターデザインとモデリングもして、平行してほかの業務をしたりとあっちこっちで色々なことをしています。

國定 確かに、二人とも色々やってますという感じですよね~!
あ、色々やっているといえば…この前スタジオにVtuberが誕生しましたよね。シャーリー・峰雪さんっていう博士。よかったらチャンネル登録高評価お願いします!


ーありがとうございました!

今回掲載している内容はほんの一部ですが、座談会の雰囲気をお伝えできたら幸いです。

Live2D Creative Studioでは
いっしょにLive2Dを盛り上げてくれるメンバーを大募集中です!

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もしご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度採用説明会・座談会にお越しください。

それではまた次回の更新でお会いしましょう!

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