【dai3】やりたい放題にアクトを作ってみたい。
こんにちは!
やりたい放題にアクトを作ってみたいの第3回です!
今回は、第2回で決まった事、これから考えていくべき事を中心にアイデアをまとめていきます。
また、新しく思いついた構想もあるので、それも組み込めていけないかなあと検討しつつ作っていこうと思います。
それでは、スタートです!
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前回の内容を踏まえて考えていく事は
①盛者必衰をテーマに、何を使うか(ここでは、変化した事が目で見えて表せるようなものを使いたいですね)
→それが決まり次第、物の変化の可能性を考えていく
②5W1Hを考えていく
の2つでした。各項目について、考えていきたいと思います。
Ⅰ.盛者必衰をテーマに、何を使うか
盛者必衰というのは元々
じょうしゃ-ひっすい【盛者必衰】
この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。 この世が無常であることをいう。 ▽仏教語。
という風に定義されています。
勢い盛んなものは何なのか?はさておき、物はすべて、衰え滅びるよということです。
そこで、衰えさせる要因は何か?を考えていきます。
衰えさせる要因は主に
①時間の経過によるもの
②経年劣化
③優れたものがでてきた事で、相対的に劣っているように見える
この3つかなと考えました。
実際マジックでは③は難しいかもしれません。そのため、①と②を採用して、それに該当しそうなものについて考えていきましょう。
時間の経過によって起こる衰えというのは、私の中では使用されることを含みません。自然世界で起こる現象(風や太陽光、雨、雷など)で浸食、錆、腐食が起こり、姿を変えていくイメージです。
もっと簡潔に言えば、触っていないのに姿が変化していくということです。
この「触っていない」という事を、「触れてはいけないもの」と曲解しましょう。意味の範囲を広げたって事です。
触れてはいけないもの=大切にしているもの、または危険なもの
であるために放置していた。しかし、時間という浸食のせいで、姿を変えてしまった。
などと考えることができます。
ちょっと神聖な雰囲気を感じますね。この設定使っていきましょう。
続いて、経年劣化については人による使用を含みます。
その分、日常にあふれたもの。大切に使っているからこそ姿を変化させ、「渋さ」「味のある」といったものへと変化していきます。
なので、私の中で身近にあるもののイメージが強いです。
なので、この2つから
接触と非接触による衰えの表現をしていく必要があると考えられます。
なので、ここで必要なのは
①何故それに触れないのか
②何故そのものを使っているのか
という観点から、使用する道具を考えていこうと思っています。
①何故それに触れないのか を考える
とりあえず箇条書きで書いてみましょう。
・壊れるから ・刺さるから ・痛いから ・神聖なものだから
・他人のものだから ・遠いから ・高い位置にあるから
・後悔しそうだから ・そう教わったから ・封印されてるから
・悪魔とか、そういう危ないものがでてくるから
・親に怒られるから
ざっとこんなもんでしょうか。
この中でそれに該当するものを考えていく事にしましょう。
②何故そのものを使っているのか を考える
同じく箇条書きで書いていきます。
・生活にかかせないもの ・好きなもの ・仕事道具 ・趣味
・やれって言われてるから ・なんとなく日課になってる
・形見だから ・もらったものだから ・大切なものだから
こんなかんじでしょうか。
これも、それに該当するものを考えていく事にしましょう。
さて、ここで新しいアイデアの登場。今までとは全く別の考えを思いついたので、それを刷り込んでいきましょう。
だれもやっていないかもしれない(多分私が思いつくのでだれかしらやってるに違いない)ものをキーにしたいと思います。
それは「目隠し」です。
バラエティでもよく使われる、目からの情報を遮断するものです。
これを使って、アクトを制作していく事に決めました。
その理由をここに記載すると
人間ってほとんどの情報を目に頼っているといいます。そうらしいです。間違っていたらすみません。
それを塞ぐという行為は、別の感覚情報を持って視覚を補う、または脳内に再現するという事になると思います。それはある種自分の考えや、こうなっていてほしいという思いと向き合う事になると思います。また、その不自由と自由さ、その中でも生きる人というものを表したかったんですね。目が見える事で感じる感情とかもありますしね(障がいや先天的に視力が低下している方の中には、もしかしたら不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。それは100%私の配慮、知識不足です。その際は、お手数ですが、どのような点を不快に思われたのかをお伝えいただけると幸いです。全力で検討、改善させていただきます。)
ずっと見えないかとか細かい所はまだ決まっていませんが、自分の中で表現したいものの1つに挙げられるなと思ったので、今回はこれを軸として作っていければいいなと思います。
さて、ここまでで決まった事を一度整理しましょう。
1、目隠しをテーマにする
2、接触と非接触による衰えの表現を行う
ですね!まだまだ抽象的ですが、1回目に比べたら具体性は増したのではないでしょうか?
では、これを踏まえて次の話題に移りましょう!
Ⅱ.5W1Hを考えていく
5W1Hというのは英語で習いますよね。what(何が)、where(どこで)、when(いつ)、why(なぜ)、who(誰が)、how(どうやって)のことです。訳は脚本を考えるうえで都合のいいように変換しています。英語得意な人突っ込まないでいただけると幸いです。焦
気を取り直して、これをベースに、人物像などを考えていきたいと思います。ただ、すごくザックリした案なので辻褄はあっていませんが、とりあえず案を出してみましょう。
案1
who:目隠しをした男性。目隠しはしているのではなくしないといけない状況。囚われていると考えてもよい。
where:監獄。格子があって、日の光は上にある小さな窓からのみ入ってくる
when:男性が監獄に入って長い期間が経過した。生活には慣れているが、ここから出られる希望がなく、無気力の中で生活をしているぐらい長い。
what:窓の外や看守が投げてきたものを別のものに見た立てている。例えば、枝を花に見立てていたり。
why:多くの時間を監獄内で過ごしている事から、退屈になっている。または、膨大な時間の中で思考というものが放棄されてしまった事で幻想が生まれてきた
how:目が見えないため、手探りで。自分はその変化に気づかないまま。
うーん、まぁまぁいいアイデアだとは思います。しかし、なんだかオチが見当たらない気がします。
監獄なので、オチは外に出られるというハッピーエンドも考えられますし、現実と向き合う瞬間がきてバッドエンドなんていう展開も考えられます。ただ、なぜこの人が監獄に閉じ込められているのかということや、目隠しの理由と監獄をどう結び付けるかが課題ですね。すごく大きい犯罪を犯したとかが考えられますが、それを表現するのは難しそうです。次にいきましょう。
案2
who:目隠しをした男性。過去のけがにより目が見えなくなってしまった。
where:自宅。外に出ることはできない。
when:時間軸はない。とある日常の一コマ。
what:手探りで何かに触れる。それが何か魅力的なものであることを4感で感じている。
why:なにか知らないものだから、これはなんだ?と気になっている
how:
案1よりも内容が薄いですね。以下に書きましょう。
日常を自宅で暮らしている男性。ずっと暮らしてるから、何がどこにあるかもわかっている。しかしある時、部屋になかったものを発見する。触って、においをかいで、音を聞いて、いろいろ確かめる。
それをどうにか特別なものとして扱えるといいですね。それに触れてから世界が変わったという雰囲気にできるといいと思います。
これなら扱えそうです。自分が知らない世界に入っていく。目には見えないけれど、すごく楽しい世界になるような雰囲気が作れるといいと思います。
まだ抽象的な表現は多くありますが、案2はいい感じですね。次回ここを深堀りできるといいと思います。
という事で、今回はここまで!
次回は接触と非接触による衰えの表現をしていく必要があるという所から、何を採用するかを考えていきたいと思っています!
また、案2をどうにか詳細に表現できるように考えていければなと思います!
(オチは思いついているのですが、とてもいい感じなので書くか悩んでいます。演技を実際に見て感じてほしい気持ちもあります。)
1つのものという考えはここから。
頑張っていきます。
ここまでご覧いただきありがとうございます。
次回もよろしくお願いします!
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