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私たちも世界も可能性に満ちている✨『ポッシブル・ワールド』体験レポート

先日体験した『ポッシブル・ワールド(Possible World)』というゲームが思っていた以上に素晴らしかった。

そもそもこのゲームに参加したのは、友人のAkikoさんが誘ってくれたから。

正直、一体どんなゲームで、やるとどうなるのか、一ミリも理解していなかったのですが(笑)、私のことをよく知る彼女が
「『きっと楽しい場になると思います💖』と言うなら、多分そうなのだろう」
と思い、直感的に参加することに。
結果、大正解でした。
(やはり、自分のことをよく理解してくれている人からのお誘いや情報は、なんか良く分からなくても(笑)ピンときたら乗るのが吉ですね)

『ポッシブル・ワールド(Possible World)』とは?

『ポッシブル・ワールド』の大枠を説明すると、これは企業研修や学校の授業でも使われる「体験型の教育ゲーム」の部類に入るもので、オンラインで行います。
目的は、(私の理解が正しければ)自分と世界の可能性に気づくためのもの。
ゲーム自体は英語と日本語で開催されており、私が誘ってもらった回は英語で参加する回でした。

参加者はブラジル、タイ、北米、日本、オーストラリアから参加されており、国籍的にはハンガリーの方も参加されていました。

何がそんなに良かったのか?

今回のゲームに感動し、思わずnoteに書くことにしたのは、このゲームをしたことで「自分の中にある、自分や世界の可能性を狭める思考&行動のパターン」にいくつも気づけたから。
(逆に言うと、自分と世界の可能性を広げるために、どのように思考や行動を変えればよいか、ヒントを得られたから)

私の場合、例えば・・・
・「自分の目標達成よりも、人の目標達成を優先しがち。自分の目標は後回しにする」
・「人に助けを求めたり、協力を仰ぐのが苦手。自分でなんとかしようとする」
という思考&行動パターンをまだ持っていることに気づけました。

「自分よりも他の人の目標を優先」というのは、一見いい人に聞こえるけれど、私が自分の目標達成を後回しにしたことで、ゲームの世界で、”酷い地球”をつくってしまったのです。

ゲームのルールを知らないと分かりにくいのですが、このゲームは、参加者それぞれの「個人の目標」と「地球全体の状態」の両方があります。
そして、「個人の目標」を達成しつつ「地球全体のバランス」も考える必要がある。

詳細は、将来このゲームをやるかもしれない人にネタバレしたくないので伏せますが、とにかく、私は私の”個人の目標”を後回しにして、他の人がやりやすくプレイすること、目標達成するためにプロジェクトをできることをとても優先したのです。

その結果、(ゲーム上の)地球のバランスは、大変なことになってしまったのです・・・!😱
もちろん、それは私だけの責任ではないのですが、とても責任を感じました。

この体験により得た気づきは、
「自分(個人)の目標は、それが誰か他の人を傷つけるものではなく、世界をより良くする意図がある場合、その目標を追い求めることは、みんな(世界/人類)のより良い未来にも影響する。
だから、変な謙遜とか、遠慮をして、自分の目標を後回しにしている場合ではない。それは、全体への貢献度を下げることになり得る」

と言うこと。

最初の気づきと似ているのですが、もう一つの大きな気づきとしては、「思いついたことを発言することは、場への(=社会/全体への)貢献になり得る」ということ。

具体的に何があったかと言うと。
私はゲームについて「こうやれば、より上手くいくんじゃないか?」と、思いついたことがいくつかあったのですが、最初、それを言うのを躊躇っていました。

躊躇った理由は、
・英語でみんなの前で意見を言うのが恥ずかしい(自信がない)。
・喋りすぎて(思いつきを話しすぎて)「出しゃばり」と思われることへの恐れ。
・思いつきを話して、場が混乱したり、上手くいかなかった場合への恐れ。
があったからです。

しかし、「コンフォートゾーンを出ること」は、自分と世界の可能性を広げる上で大事なポイントだと最初に説明されていました。
それゆえ、後半戦では勇気を出して、思いついたことの2つくらいを発言しました。

その結果、最後のコメントタイムで一人の方が、「Hirokoがこう言ったから、『あ、確かにそうだな』と思って、プロジェクトをひたすらやるのではなく、本当に良いものを選んでやることができた」とおっゃったのです。

これを聞いて、「思いついたことを発言することは、(出しゃばりなのではなく)場への貢献になり得るのだ」と気づきました。

日本では、というか、私が日本で受けてきた教育の雰囲気として「目立ってはいけない」「出しゃばってはいけない」というものがあります。
私もその影響を少なからず受けており、だいぶ手放したつもりでしたが、まだ、
「自分がすぐに答えが分かるからと言って、答えすぎてはいけない」
「色々思いつくからといって、発言し過ぎてはいけない」
「空気を読むべし」
という刷り込みが、自分の中に残っていたことに気づきました。

よく考えてみると、
「思いついていることがあるのに、周りを気にして言わない」
「気づいているのに、変に遠慮して言わない」
「目立つことを恐れて言わない」
「出しゃばらないようにする」
というのは、控えめで謙虚なのではなく、単なる無責任、責任回避で、自分が可愛いだけ、自分を守っているだけなんですよね。
(少なくとも私の場合)

自分にもたらされる”思いつき”は、”自分の”思いつきではなくて、天からの贈り物であり、みんなと(世界と)分かち合うために、この世界をより良くするためにあるのではないか?

そんなことも、このゲームを通して感じました。

(ここまで書いて思いましたが、つまりはやっぱり、本来の自分をめいっぱい表現して生きることは、最大の社会貢献。
恥をかいたり、傷つくことを恐れて、自分を100%表現しないこと、発揮しないことは、自分の人生にとってはもちろん、社会にとっても、損失でしかない!
ということですね。)

その他にも、以下のようなことも体感しました。
・私たち次第で、みんなの”個人の目標”も、バランスの良い地球(社会)も、両方実現することができる。
・自分の目標をオープンにすることの大切さ。
・コミュニケーションの大切さ。

長くなってきたのでこの辺で終わりますが、まとめると、
『ポッシブル・ワールド(Possible World)』は、自分自身と、そして世界の可能性を広げることに興味がある方には、オススメのゲームでした😊

まさに、未来は私たちの手の中。
Be the change that you want to see in the world!

参考情報)
『ポッシブル・ワールド(Possible World)』サイト: https://www.p-lab.world/ja )


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