アーティゾン美術館に行ってきたよー
同級生のいるインテリア事務所が設計をしたとのことで見学に行ってきた。
前身はブリジストン美術館。
私立美術館の西洋美術収蔵品の豪華さは日本トップクラス。
セゾン現代美術館といい戦前から美術収集してた金持ち達のすごさを感じられる。
写真と絵画-セザンヌより
柴田敏雄と鈴木理策
アーティゾン美術館のつよつよ収蔵品を軸に写真を絡めた企画。(適当)
モネの睡蓮という有名な絵があるけどその現地に写真家が撮影に行って写真と並べて展示するみたいな感じ。
聞く話によると内装の予算は青天井だったとか(噂だよ?)
ぜーんぶ特注の建材。
色々遊びすぎて建材のショールームみたいになってる印象。
建築やってる人間は素材を統一したい欲があるのでインテリアの人のデザインぽいかも。
写真を小さく並べるとインテリアっぽく見えて作品感は薄まるなと思った。
あと額縁のアクリルが安物なのか反射しすぎ。
低反射ガラスならもう少しまともに見えるかも。
いい絵をこんなに近くで見れる。
周りにきれいな写真。
合言葉を言うと寮に入れる。たぶんレイブンクロー。(ハリーポッターネタが過ぎる)
個人的ハイライト。
ジャコメッティ「ディエゴの胸像」が触れる位置で鑑賞できるサイコーな場所。
ジャコメッティは近年価値が暴騰しており、たぶんこの作品60億〜150億くらい。
金塊より価値のある彫刻。
一緒に写真を撮って、将来孫に自慢しよう。
来た甲斐がありました。
エレベーターホールの片隅に置いやられていた建築模型。収蔵品、内装の豪華さに負けて陳腐に見える。
すべて金属で作るとか大理石で作るとかしないと見劣り感は否めないかも。
ホワイエ?のカーテンウォールは近年あまり見ない細かいサッシ枠でガラスを分割している。
最近は猫も杓子もガラスを大きく使いたがるので珍しいかも。
下に見えるオブジェは内装を設計した米谷さんの作品。
めちゃくちゃ予算掛けただけあって空間に負けてる感じはない。
美術館全体の雰囲気からするとモダン感が少し強いが、逆にアクセントになっていて良い。
エントランスの美術館スタッフの衣装が可愛いのでよく見てみるといいかもしれない。
靴から上まで全部一緒。
気合いの入った美術館だと感じる。
宇垣美里いた。
ミロの版画
ピカソとミロの版画作品を集めた中々良い展示。
一見の価値あり。
展示の感想
・柴田敏雄さんは工場萌えとか好きであれば刺ささりそう
・収蔵品が素晴らしいのでとにかく一回は来る価値がある
・間接照明、またの名を建築化照明を多用しすぎ。
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