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同世代の女子大生と一緒に国籍を超えて政治を語ってみた

昭和女子大で開かれたイベント「次世代へのエンパワーメント 日本社会への取り組み」にゲストとして登壇しました!

今回のイベントのポイントは3つ
① 昭和女子大のゼミとテンプル大学のチームが合同で企画したイベントであるということ
② 英語しかわからない学生も多く参加していたので同時通訳をしながら議論ができたということ
③ 主催者の2人がかわいくておもしろくて全体として楽しい!イベントであったということ

以下私が話したことと、もう一人のゲストのNO YOUTH NO JAPANの能條さん(今回初対面でした)の話で印象に残ったこと、参加者の感想抜粋です。

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私が話したこと①自身と組織について

学生団体ivote副代表、東京学芸大学教育学部4年の別木萌果と申します。
私が18歳になったとき、ちょうど選挙権が18歳に引き下がったタイミングだったんですけど、政治の考え方とか参加の仕方とか全然教わってないのにただ選挙に行けと言われるキャンペーンってよくわかんないなと思って、何か私が若者と政治の懸け橋になれないかと思いivoteに入りました。
将来は中学校社会科の先生になって、子どもが社会を変えようと思えるような授業をしたいなと思っています。

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私が話したこと②日本の若者の投票率が低い原因

若者は必ずしも社会に関心がないわけではないと思っています。
私の友達は、たしかにニュースをちゃんと見ているわけではないかもしれないけど、特に教員の働き方改革とか自分の進路に関係する、社会問題に関心を持っています。
でも、政治は自分が参加するものではないとも思っているそうです。
それはまず総合的に判断するための知識が足りなさすぎること。
そして考えることが難しい、選挙に行くコストが大きいわりに「1票」が小さく、無力感を感じてしまうこと。
興味はあっても、大事なことだとなんとなくわかっていても、「政治のことがよくわからない自分」にできることがないとおもってしまう。
普段から政治のことを考えて参加していたら、選挙も大事だなと思えて選挙に行く人も増えると思います。でも、知識も考える機会も参加する場所も与えていないのに、全部飛ばして「とにかく選挙に行こう」というから「いや、なんでだよw」ってなるんじゃないかなと思います。

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私が話したこと③どのように若者に政治参加を促すべきか

政治素人のあなたも政治に参加していいんだよ、自分らしく政治に参加する方法はあるよと、出前授業やイベントの中で伝えていきたいです。
例えば私自身は大学で昨年までチアリーディング部の部長だったんですけど、チアをやりながら、でも政治の議論に私も入れてくれ!ってivoteに入りました。
今実現に向けて準備している出前授業では、高校生に地域の防災についての政策を区議会に提言させようとしています。
自分の姿を通して「主権者」のモデルを見せると同時に、政治に参加するきっかけや理由、方法があなたの周りにもたくさんあるということを伝えたいです。

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NO YOUTH NO JAPAN能條さんの話で印象に残ったこと

スタンスを持つことは悪いことじゃない。
学校やメディアとしてスタンスを持たないということはあるかもしれないけど、完全に中立な個人は存在しない。

参加者同士で議論したこと

・どんな社会的テーマなら興味を持てそうか(消費税など生活にかかわる問題、教育などもともと興味のあるテーマ、ツイッターで流れてきたテーマ)
・なぜ政治のことを難しいと思ってしまうか(暗記型の授業が多いから正解があると思ってしまう、自分はまだ未熟だから賢い人に任せたい、単純に忙しい)

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参加者からの感想

・同世代にこんな人がいるんだ!と思った
・こんなに政治について話したことはなかった
・言語が違うもの同士で語り合えてよかった
・Participating in this event makes me more interested in politics
・I thought translators was hard to translate, but I was reallu happy to be here. Thank you very much!!

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同世代の「一般の」大学生と政治についてフランクに話せる場所って意外とないですよね、ガチ勢との議論はガチになるから笑

楽しい会でした、またこういう会があれば参加したいです!



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