見出し画像

「エコスゴイ未来」はとっくにやってきている。僕らがサブスク型オンラインスクール「Sustainability College」を始める理由。

どうも、グリーンズの正太郎です。10月から新たな学びの場をつくります。その名も「Sustainability College」(通称 サスカレ)。morning after cutting my hair,Incの田中美咲ちゃんと僕が「co-学級委員長」として立ち上げます。

読んで字の如く「サステナビリティ / 持続可能性についてみんなで学ぶ場」になります。気候変動が加速し、異常気象が常態化しつつある現代においてはサステナビリティは「必修科目」だと考えています。美咲ちゃんも僕も専門的な領域を主体的に学び、実践していける場がほしくて、つくることにしました。

14年前に「greenz.jp」が掲げていた言葉

少し話は変わりますが、2006年に創刊したウェブマガジン「greenz.jp」の当時のキャッチフレーズをご存知ですか?これを即答できた方はグリーンズ検定1級に合格です。

14年前に「greenz.jp」は

「エコスゴイ未来がやってくる!」

という言葉を掲げて立ち上がりました。当時は僕もまだピチピチの高校3年生で白球を追いかけていた頃なので、リアルタイムでは知りませんでしたが、いま改めて聞くとその絶妙な青臭さも含めていい言葉だなと思います。

画像2

創刊時のgreenz.jpのキャプチャ

そこから14年が経ち、たしかに「エコスゴイ未来」が来ていると思います。しかもすごいスピードで。

テスラは超かっこいいEV車を世に広め、アディダスは100%リサイクル可能なスニーカーを開発し、ドイツの再エネ率は46%になっている。

そう、「エコスゴイ未来」はとっくにやってきているし、14年前には「夢のような話」だったことが現実になっている。この流れをもっと強いものにしていかなければいけないと、心底思っています。

じゃあ、誰がつくっていけるのか?ということで言うと「経済/ビジネス」に関わる人間にこそ、最大の機会があると思っています。

経済が生み出した「大ボス」は経済にしか倒せない

気候変動を筆頭にしたあらゆる環境問題は21世紀の「大ボス」だと僕は思っています。人類が20世紀のうちから知らずしらずに育ててしまったこの大ボスを倒すことができなければ、人間を含んだ地球上のあらゆる生物に深刻な影響が出ます。僕たちの地球は、22世紀には暮らせたもんじゃない惑星になっている可能性もある。

そして、それらの問題を生み出しているのが「経済/ビジネス」です。大量生産・消費・廃棄を前提にした既存の経済の仕組みは「物質的な豊かさ」や「便利な世の中」は提供できたかもしれませんが、その経済が回る過程で大量の二酸化炭素を放出し、温室効果を進め、豪雨や干ばつといった自然災害を地球上のそこかしこで引き起こしています。人類発展のための活動が、人類の存在を脅かしているという、とんでもない「ブーメラン」なのです。

21世紀中に、問題の本質である「経済活動」がアップデートされない限り、そのブーメランは飛び続けてしまいます。

しかしそのような「経済活動」は誰もが関わっているからこそ、誰の手でも変えることができるものではないでしょうか?

「経済活動」から挑む最前線のプレイヤーを講師に招きます

画像1

「Sustainability College」では毎月講師を1名お招きしていきます。来年3月まで決定しているのはファーメンステーション 酒井里奈さん、防災研究者 東宏樹さん、日本環境設計 岩元美智彦さん、堆肥農家 鴨志田純さん、自然電力 川戸健司さん。全員もれなく、経済活動から気候変動や環境問題にチャレンジしている最前線のプレイヤーです。

「サステナビリティ」と一言に言っても扱うテーマは広く、単純な正解のない領域です。僕と美咲ちゃんに息のあるうちは、最前線のプレイヤーを招き続けたいと思います。共に学び、考え、実践していきましょう。

10月キックオフに向けて40名の受講生を募集しています

サスカレでは10月の開校に向けて「同志」とでも呼べるような受講生を募っています!先週9日にリリースしたばかりですが、すでに27名のエントリーが来ており、月末のエントリー期限を待たずに締め切ることになりそうです。「サスカレで学んで、経済活動の中で実践したい」「エコスゴイ未来の当事者になりたい」という方は奮ってお申し込みください。運営チーム共々お待ちしております。詳細&エントリーはこちらから↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?