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今週のたろー 5

東京。狂った街なんて歌われてしまう東京。

今回はタイトル『東京』縛りで5曲。

ついでにナタリーのこれも読んでみて。

今週はこれ 。あと、文章は生まれも育ちも大阪市内の人間が書いているというのも頭の片隅にどうぞ。(プレイリストは最新が表示されます。過去をからさかのぼって見ている変なあなたは一番下のアーカイブプレイリスト21~25を見てくださいな)

1 きのこ帝国『東京』2014年

今回『東京』縛りをするきっかけは、この曲が刺さったタイミングとさっきの記事を見たタイミングが重なったから。
きのこ帝国は去年あたりからアルバム2枚くらいをうっすら聞いていたけど、とうとう先週ちゃんと刺さった。こういうことってたまにあって、ハルカトミユキのときは「Hate you」が「Hey Jude」とメロディ一緒で面白いなって気付いてから他の曲も違って聞こえてハマったりした。
作詞のボーカル佐藤千亜紀は岩手県出身。あなたに出逢えたこの街の名は、東京。東京、雨降らされがち。星見えないがち。

2 polly『東京』2018年

今回を『東京』縛りにするにあたって、タイトルが『東京』もしくは『TOKYO』だけのプレイリストを作ってみたことで知れた1曲。最後にそのプレイリストも置いときます。
このバンドのことは全く知らなかった。浮遊感のある演奏と何かしら失ったであろう主人公。宇都宮で結成したということなので出身は栃木県の越雲龍馬が作詞。名前カッコいい。
物理的距離があまり遠くない関東地方は東京の感じ方がまた違うんだろうな。関西、特に大阪なんかは負けたくない対象だったりするし、勝てるわけないけど。東京、眠らないがち。

3 桑田佳祐『東京』2002年

演奏と声の一音一音の濃度が濃い。サザンの公式サイトにちゃんと演奏者のクレジットが載っていた。ドラムはカースケさんやった。全ミュージシャンこれしてほしい。誰が演奏してるか知りたいもんね。気持ち悪いギターソロの入りもすごい。そしてしっかり雨降ってる、東京。

4 plenty『東京』2009年

歌い出しの2行がとても正直なところなんだろうなと思う。作詞は茨城県出身だと思われる江沼郁弥。漢字で『東京』と付けられている曲は内省的なものが多い気がする。「イエーイ!東京サイコー!楽しい!」という曲は少なくとも東京プレイリストにはなかった。そして前向きな内容であったとしても、精神的にはマイナスの位置からの歌詞というのがほとんど。現時点ではアルファベットの『TOKYO』の曲は聞けてないから違いが楽しみ。

5 YO-KING『東京』2016年

銀杏BOYZトリビュート収録のカバー。先にこっち聞いてしまったから、YO-KINGっぽくない歌い方だなと思ってたらこういうことで納得。
最初は本家の銀杏BOYZのほうにするつもりだったが、最後のチョロチョロが要らなかったのと、山形県出身の峯田和伸が作った『東京』を東京23区出身のYO-KINGが歌っているのが素敵だなと思ったから。ギターソロの拙さ含めていいカバーだな。本家も聞いてね。

ずっと『東京』のこと考えてた一週間。やっぱり夢と憧れの対象で逆もまた然り。例えばイタリアなら『ローマ』って曲がこんなにあるんやろか?どうなんでしょ?

↓『東京』『TOKYO』プレイリスト、100曲以上置いときます。

そしてこれがアーカイブプレイリストでおま。