見出し画像

ところで、私はいまどこに?

再開すると決めたものの

 10月吉日。およそ半年ぶり(引っ越し直後にWiFi設定だけやって、ちょっとだけ『ペルソナ5』をやった)にPS4を起動して、MHWのディスクを読み込ませた。すると、なんということでしょう。
 ダウンロードに100分以上もかかるアップデートが始まっちゃったじゃありませんか。

 PS4(PS3もだったけど)って、遊ぼうって思った時にアップデート入るよね……。あれ、いつもすごく、出鼻をくじかれる感じがする。

 しばらく放置して、放置して、放置したけど終わってなくて、晩ごはん食べてお風呂に入ったくらいで終わってた。

 けど、それってちょっともうくたびれるよね。
 この日は結局、そこでおしまい。あのアップデートの長さ、ほんとになんとかなんないのかなぁ。毎日まじめにログインしてたら少しずつなのかなぁ。

気を取り直してMHW起動!

 あれ? タイトル画面ってこんなんだっけ? って思ったものの、何しろまるっと一年くらい遊んでなかったので気にしないことにした。先駆けトンボみたいな名前の、お尻が光ってるあの子がふわふわしてとんでるのが好きなので、あの画像だとなんか嬉しい気持ちでスタートできる。

 いよいよログイン、あー久しぶり! プーギーのまろんちゃんがブンブンビーを着ててかわいい! 着替えさせた記憶もないけど、かわいいからいい! って、いきなり撫で回してハートをゲット。ヨルも元気そうでよかったよかった。

 とはいえです。久しぶり過ぎて、走り方さえ忘れていた。

 歩くのはスティックでいいっていうのは直感でいけたけど、ランできなくなっているとは。はははは。
 ちょっと自分にびっくりしつつ、拠点内を歩き回ってみた。

 拠点の名前はアルテラじゃなくて、アステラ。そうそう、5期団所属だった、俺。各種研究者の龍人族のみなさんの自由さは相変わらずだし、ごはんアイルーは今日もかわいい。うんうん。

 ……で、クエストってどっからどうだっけ。


そうだ、探索に行こう

 とりあえず、覚えていることはアステラの自宅にはペットがいることと、集会所が4階なこと、鍛冶屋さんが2階なことくらい。あと、あれだ。ボードでクエストとるんだ。

 で、さっそく鍛冶屋さん前のボードを見て、クエスト一覧を見た。

 えーっと……。プケプケ、ジャグラス、パオウルムー……。えーっと、どれがダレだっけ……? リオレウス・リオレイア、ボルボロスはわかるけど、リハビリでいきなり行くのもちょっとキビシイ。もうちょっと気楽に、っていうとクルルヤック(これは覚えてた! ピンクのかわいこちゃん)だろうけど、もう(どうしても必要じゃないなら)狩らないって決めたんだった。

★余談:愛護協会化
 つきあっているうちにだんだん可愛く見えてくるモンスター達。無闇に狩ることができなくなってくる。自分が未熟なうちはすっごいこわいしつよいから相手にしてもらうけど、段々、自分の装備が充実してくるにつれて、弱い者いじめしているような気持ちになってきて、狩れなくなってしまうんだ。
 旧作では、イャンクック先生、ドス系、やわらかライオン、クマちゃん、ウサちゃんあたりが該当。現状、HR13の身では、クルルヤックさんが愛護対象です。(みんなつよいんだもん……)

 ……やばい。どのクエストも大変そうだ……。

 そう思っちゃうと、いっきにモチベーションが下がる。ハンターさんに復帰するということはクエストをやるということなのに。

 だがしかし、ここで「えーめんどくさーい」って放り出してしまうと我が宿敵イャンガルルガには会えないわけですよ。がんばりどころ。

 苦手なことに取り組むとき、まずは周辺からやってみるっていいことだよね。万事について。

 ということで、探索という言葉を思いだしたのだった。
 探索。ただふらっと、狩り場へ行く。採集素材を集めたりもできる。ハチミツ在庫も見てないような有様で、わたしは鍛冶屋さん前の廊下をすすんで端っこまで行った。そう、ここは覚えてた。

「行きましょう、さくまさん(=ヨルの本名)!」

 そうして、古代樹の森へ降り立ったのだった。

 MHWの素晴らしいところのひとつに、フィールドの美しさがあると思う。空も水も木々もぜんぶ美しい。引きこもりがちな身には有り難い景色の良さ。

 とりあえず歩くだけでも楽しい。リハビリだし、お散歩は丁度いいね。と、ヨルとともに歩き出した。

 途中、無意識に薬草をむしり、ハチミツをとり、虫を掴み取ったりしつつ、武器を出したりしまったり、転がったりしてみた。不思議なことに拠点内では走れなかったのに、フィールドに出た途端にさくさく走れたのは、長年培ったハンター感なのかもしれない。すごいね。さすがシリーズトータル2000時間だね。

 そういう次第で気分良く歩いてたら、銀色の狼っぽいものに出くわした。トビカガチ君だ。静電気バリバリする子だけど、すれ違うだけなら襲って来ない。わりと平和主義者なんじゃないのかな。森の中の強者ってかんじでかなり好き。Cool。

 

 そんなこんなでお散歩に満足しておしまい。

 ……これ、いつイャンガルルガさんに会えるんだろうね。


つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?