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自分の中国旅行が楽になったスマホアプリ

旅するティーコーディネーターの澤原(@zeyuanhua)です。

旅から帰り、自・他部署共通のプロジェクトの突発仕事を黙々とこなしつつ、自分主体のそれと並行して走り抜け、デスクから顔を上げると、1週間が2回半ほど過ぎ去っていました。そんな仕事の合間にお友達からお誘いを受けて、久しく行っていなかった芸術鑑賞へ。

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先々週の土曜日は、目黒区美術館の『世紀末ウィーンのグラフィック』。一つ目の大学にいた時の卒論のテーマが、世紀末ウィーンの文化・芸術とその周辺でした。クリムトのデッサンやシーレの筆致、モーザーのデザインに「よく見たなあ…この線や面…構成…」などと思い出し、バックパック片手にザルツカンマーグートのアッター湖へ、ぼんやりしに行くついでに絵を描きに行ったことを思い出しました。


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先週の日曜日は、箏奏者の方の企画の『SOUND QUEST』。今回は箏と笙とボーカル・生け花・茶事のコラボで、植物の電位変化を音のシークエンスへ変換し、作曲家独自のスケールから紡ぎ出す「植物文様」の楽曲に、全てを乗せていくライブでした。
二つ目の大学は元々、インスタレーション系のことをやりたくて、全くの専門外から潜り込んだのですが(そして舞台へ流れていく)、台湾茶から取り出した「音」の連なりをフワフワと聴きながら、その頃の自分との対話をさせられた気分でした。


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6月の頭頃、東京都美術館の『クリムト展』に行って、初期の写実期から様式美の黄金時代、晩年の表現主義的な描写までの流れを眺めて来ました。
その時に船塚さん(@d3_yu)と話していたのが、「基礎が無ければ、型を破れない」ということ。何かしらの素養のある人であれば、通るであろう道です。でも、基礎力を付ける場が無くなってしまったり、そういう環境があっても素直に人の話を聞けなかったり、口を開けば文句ばかりだったり。考える力や感性が無い等、そもそも論の難しいことも多いですが…。
研究所の恩師に散々、口を酸っぱくして言われたなと、各展覧会の鈍器のような目録を、研究課題の台本の側にそっと仕舞いました。

帰国後の1週間が3回過ぎて、もうすぐ4回目に入ろうとしています。ここ数年の中国茶と大陸の旅を振り返り、今とこれから先の自分に何が出来るかを考えながら、今は紙へのアウトプットに勤しんでいます。

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★ 不特定多数へのシェアをしたい精神とは ≫≫≫

これから遡って、溜めに溜めた旅の道中の話をする前に、まずはわたしが普段、大陸へ行く時に使っているツールを、サクッとリストアップしてみます。これを使えば言葉が出来なくても、大陸はそこそこ自由に動けると思います。

四象さん(@SixiangBaniu)の後ろ姿を見つつ、自分で行って「どうにも動きにくいから」と調べて、当たり前に使っているものです。(今更、こんなものを出した所でなあ…。全部、調べれば出てくるし…)と思っていましたが、一応頑張って出してみます。

というのも、Twitterでは言ったことがあるのですが、わたしは不特定多数に対してのシェア精神があまり無いもので、この行為自体に物凄い違和感があるのです。不特定多数に「これを見て!」とか「伝えたい!」とか「何かあれば!」など、兎に角そういうことではない。仕事以外で何かを書く場合は、オフ会かイベントのお知らせ、はたまた徒然草と自分内の相場は決まっています。

あと、周辺に「他人からの影響をモロに受け易く、それを自分発信として言動をすり替えてしまう」人がいる。第三者の分かっている方たちの認識・確認もあり、自分だけの思い込みではないので申し訳ないのですが、これも実は文章の書く気を失わせていた理由のひとつです。腹立たしくも悲しくなって、ずっと黙っていたこの4〜5年でした。


★ 自分の身の周りの人へ共有する感覚の延長上へ ≫≫≫

しかし、友人らには話が別です。これからリスト出ししようとしているアプリの情報を渡して、「これで行けるよ」と全く同じように伝えた子がいました。「この場所へ行くには、これをこうして…。それでこれに乗れば、終電逃してもタクらずホテルに帰れる」と見せた時に「おー、ここまで調べられるんだ」という反応が返って来ました。

更につい先日、太郎先生(@kaifeng_tailang)の許昌時代の大学の教え子で、商丘出身の大陸人のお友達にお呼ばれして、パフェやら火鍋やらをつついていた時のこと。たまたま、どうやって大陸へ行っているのかの話になり、アプリを幾つか見せた所、「中国の人みたいですね〜!あ、わたしこれ、使い方知らないです。教えて下さい」と言われました。

その瞬間、ふと思ったんです。

何処でこの手の話を出しても、同じじゃないかなと。確実に教えたくない、知らせたくない人がいるにはいる。でも、芝居と同じなんですよね。同じ脚本でも素材が違えば、演技やその見せ方が違う。
そう考えたら、もうどうでも良くなって来てしまったんです。元々、面倒くさいのは苦手。友達連中に自分で作った記事を見せて、今後は「これを見ておいて〜」で済むのだとしたら、それはそれでいいかなあと。

そんなこんなで、気が向いた今の内に投げてみようという試みです。大した物は載せていませんし、それこそ百番煎じぐらい。既にご存知の方、事情に詳しい歴戦の勇者様方に対しての記事ではないので、その旨ご了承下さい。
今後の記事の流れで要所、要所で少し説明を入れる時はあるかも知れません。ただ、自分で触って覚えた方が早いと、わたしは思っています。

やっぱり、基本は徒然草というスタンスは、変えられないようです。


★ 自分の中国旅行が楽になったアプリ+α一覧 ≫≫≫

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・「Trip.com」「携程旅行」
大陸旅行必携。大陸内のホテル、列車、国内外の飛行機の予約に、最近は各種チケットの取り扱いもやっているみたいです。
前者は外国人(国外)向けのシートリップ。後者は元々のシートリップのアプリで、機能としては後者の方が充実しています。でも、外国人の場合、基本的には「Trip.com」を使うといいと思います。こちらには外国人の泊まれる宿しか、掲載されていないようです。少なくとも亳州は、そうなっていました。

アプリが「携程旅行」だけしかなかった頃は、ホテルの部屋毎に『内賓』という表示がされていて、そこは大陸人しか泊まれない(外国人は厳しい)という目安になっていると、四象さんや太郎先生から聞きました。今はアプリがある種、二分化されたこともあってか、その表示はいつの間にかなくなっていました。代わりに、泊まれないホテルには『外宾政策』の欄が出来て、「酒店仅接待大陆客人(大陸人のお客様のみ受付)」と書かれるようになっています。一応、絞り込み検索で「外宾适用」を選択すれば、外国人の泊まれる宿が出るようにはなっています。(2019年6月現在)


・「鉄路12306」
列車の予約購入をする際の必需品。売り出し前には、各列車毎に何時から切符を販売するかの時間が掲載されています。
手数料は少々取られますが、列車は「trip.com」でも予約出来ますし、その手数料分が無駄にならない「ホテル予約時に還元される割引チケット(条件あり)」が出ますので、一介の旅人は大陸携帯の契約や銀行口座の開設など、無理をしなくてもいいように思います。

そうは言っても、抜け道が欲しいという人は、一時的な回避策としてeSenderをかませて、三井住友銀聯カードを持っていれば、恐らく決済はいけるのではないかな…?と。それっぽい記事がありました。

・「百度翻译」
色んな翻訳アプリを使ってみましたが、その中でも割と精度が高めかなと思えたのがこれでした。今は、これとたまに「有道翻译官」を使っています。

・「百度地图」
大陸の旅行先で動く時は、必ず使っています。「高德地图」と併用する時もありましたが、今はこれ一本です。
行きたい場所から場所への交通経路や値段も出ますし、その場所周辺の主な施設などが一発で出て来ます。バスの経路やバス停の確認は、この地図と次に挙げる「8684公交」を併用して見ています。

・「8684地铁」「8684公交」
前者は地下鉄、後者は路線バス。どちらも始発・終電(終バス)の時間が見られ、停車する場所から場所まで何分・何元かかるなど、経路を出してくれるので助かっています。
公交の路線情報に関して。今は大分改善されているようですが、自分が見たことのある範囲内では、情報が数年前のものと古い事もあったので、その時は参考程度に留めています。路線情報の更新日時は、一旦確認した方がいいと思います。

[ 気车站から出るバスの検索 ]
中長距離バス等の汽车站から出るタイプのバスに関しては、アプリではありませんが、以下のふたつで検索しています。地名から汽车站の名前が逆引き出来たり、そこから発車しているバスの一覧が出て来たり、時刻表も出たりと結構便利です。「百度地图」でも出発地・目的地周辺の気车站は検索出来るので、併せて使うと楽しいです。

【汽车站网】
http://www.qichezhan.net

【114票务网 - 気车票查询】
http://m.114piaowu.com/qiche/qichezhan_6


・「大众点评」
日本の食べログの機能拡張版のようなアプリです。料理と店舗の見た目の確認と、場所の把握の為に使っています。味の評価は参考程度です。ここに登録されているだけでも、色んな料理があるんだなあと思いながら、美味しそうな所があればと見ています。これも「百度地图」との併せ技で使うと、また知らないお店が出て来たりするので、延々と見ていられます。


あとはネットの海にダイブすれば、年代等も含めて玉石混合ですが、様々な情報が手に入ると思います。中国語が頑張れそうな人は、そちらも検索対象にすると情報の幅が広がります。

モバイクのアプリは、何処かで使いたいなと思いつつ、大体モノ自体が存在しない圏外へ行ったり、ゆっくり景色を見ながら黙々と写真を撮ったり、寄り道をしていきたいもので、今の所は活躍の場を見出せていません。

タクシーのアプリも入れてみようかと悩んでいましたが、暫くは入れずにそのままいきそうです。ネタで曹操タクシーを呼ぼうかと思いはしましたけど、完全なネタをやるにはまだ弱くて…。

どちらについても、曹操の故郷の亳州または許昌に実装されたら、少し考えてみたいかも知れません(?)。洛陽でもいいかな。鄭州でいいなら、どちらもあるらしいんですけど。あとは武漢で赤壁の逃避行は出来そう。。。

無駄に長くなってしまったので、続きはまた次回に。


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[ 澤原はな ]
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IT系PM・PL / 旅するティーコーディネーター。現在は、中国を中心とした文化・芸術等に興味があり、游学しながらその断片を日々の生活の一部に取り入れています。
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