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茅ヶ崎に土地を買って家を建てる 1

家を買おうと決めたのが、2022年の年始あたり。在宅勤務で家にいる時間が増えたこと、仕事の踏ん切りがついたこと、老後のことを考え始めたことが、家を買おうと決めた理由なんだと思う。今日、茅ヶ崎に土地を買うべく売買契約を締結した。土地を買って家を建てることってやっぱり人生の中でそんなにあることではないので、記録として残しておく。

家を探すにあたり、何を優先したいか妻と話し、「庭とかっこいい家」ということになった。よくある新築建売には庭がなく、デザインにも全く惹かれなかったので、中古で探してリノベーションという想定で中古の物件を探した。茅ヶ崎の不動産屋さんもすごく親身になって探してくれて、何回か不動産屋さんに通い、何件か内見もさせてもらった。昔の物件は庭がある物件が多いのだけど、古いかダサいかのどちらか又はその両方だった。手詰まり感も出つつあるなか、何度目かの不動産屋さんとの打ち合わせの中で、土地を買って好きに家を建てるのが良いのではないか、というアイデアが不動産屋さんから出た。新築は高いと思っていたところ、建物も含めて予算は何とかなりそうで、駅から少し遠いけどいい感じの土地も見つかったので、家を探し始めてから3ヶ月強くらいで土地を買うにいたった。不動産屋さんありがとう。

ところで、茅ヶ崎には生まれてから40年間、記憶の限りでは降り立ったことがなかった。茅ヶ崎で家を探し始めたのにも深い理由はなく、東京の田舎は何もなくて嫌だ、東京の都心だと庭がなくて嫌だ、仕事もあるし東京から離れすぎるのは嫌だ、東京周辺の中途半端な地方都市はとにかく生理的に嫌だ、という感じで絞っていったら出てきた街だった。茅ヶ崎も地方都市なんだろうけど、実際に行ってみると文化の香りや未来の可能性があるように感じ(別の機会で書くかもだけどSEEP STOREとか素敵なお店もあったし)、ここなら新しいことができるかもと思ったし、災害のリスクはあるにせよ海に自転車で行けるし、生活が広がりそう、変わりそうと思ってワクワクできたことが大きかったように思う。隣町の辻堂や藤沢にはワクワクしなかったし、そのあたりの街のイメージが妻と合った(であろう)ことが茅ヶ崎の決め手だったと思う。実際のところは住んでみないとわからないけど。

ということで、土地を買うまで茅ヶ崎経験ゼロの我々夫婦が、土地を買って家を建てるまでの山や谷(いらないですけど)や周辺の諸々を残していきたいなと思ってます。よろしければお付き合いくださいませ!

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