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東洋医学ができることがあるとしたら。(1)

……だいぶねえ、東洋医学でできること、あると思うんだよ。勇気出して、吹っ飛んで行こうかなあ。

ああ、怖いなあ。そうそう簡単に言えることじゃないからねえ。だけど、この疫病が始まった中国が、国の指針として出してるものがあるなら、それに加味して行こうと思うよ。

これは、中国鍼灸学会が作った鍼灸のガイドラインです。お灸を据えておくことの意義が書かれています。わたしの拙い医学知識でいうなら、誰も免疫を持っていない今回の疫病は、細胞性免疫頼りのところが多々あるわけです。お灸をすることによって白血球の賦活を行うこと。これを、古代人は認識していたわけですね。

経穴は、そんなに変わった場所使ってないです。

ですので、火傷を負わせることによって白血球を賦活する施灸は効果を見込める……わけなのです。そして、今回の疫病は胃腸症状を伴うことがあり、また、舌苔が厚めにできたり、色が白から黄色の間を示すような状態が確認されています。https://mp.weixin.qq.com/s/5mAVqRAOCxT4nHb2_uQN7Q

なので、胃腸に負担をかけずに過ごすことが大切なのです。

だから、リモートワークで暇だからといってやたらに食べて過ごさないこと。そして、ある程度体を動かしておかないと発症率が高くなるということなのです。Studio Libraをオンライン対応にしなければならないというのは、武漢で疫病が確認されたあたりから徐々に対応し始めてました。

家にいても運動しておかないとダメなのです。食べすぎの胃腸の負担というのは、体を動かすことで相殺できたりします。なので、動くの必須なのです。

施灸と運動。そこを確保しつつ、なんらかの風邪症状が出始めたなと思ったら。あとは東洋医学の出番です。これは先ほどの記事の抜粋。

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漢方薬の使用に関しても中国政府、指針を出しています。SARSの時に中薬をつかってそれなりの効果がでたので、今回も初期からそれを導入してるようなんですな。金沢医科大学の小川先生が日本人向けに処方を公開してくださっています

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これらは、すべて先手先手で打っていかないと効かない手段なのです。だから、今もちょっと躊躇しています。「なんかだるいな」のレベルで対応していかないと効かないんです。

養生を実践してきている方はなんとなくわかるかなあと思います、この「先手先手」という感覚。症状が出る一歩か二歩手前。だから、普段の養生……なんです。

だけど、今からだって遅くないです。「無症候性」といっても、なにかの異変はあるんですよ。そこを捉えられるかどうか。喉は?鼻は?目は?唇は?食欲は?だるさは?体の痛みは?

少しでも何か出ているなら。一個だけソリューションはあります。

「寝る。」です。


まずは、寝るから始めます。特に今回の疫病は、倦怠感や嗜眠があるようなんですね。なので、抗わず寝る。その上で対応策を考えた方がいいです。

胃腸に負担をかけないこと。寝ること。それで、足三里とか中かんとか、その辺にペットボトル温灸でもいいからお灸しておくこと。

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で……もしも、もしも、「これはなんか変だ」と思うのだったら。

わたし、以前はTwitterで色んな方の症状の相談受けてたんですよ。だけど、だんだん「それはどっか普通に専門家にお金払って聞いて」ってのが多くなっちゃって。それで、今は相談自体受けなくなっちゃったんです。


lounge.dmm.com/detail/277/

もう、なんかこう、どうやったらいいんだろうとおもうんだけど。Facebookにわたしのオンラインサロンがあります。

ここからだったら、受けられるかなと思います。Twitterで不特定多数でどうにかするのは多分わたしがパンクしちゃう。オンラインサロン内に「舌診スレッド」立てます。

こんなふうに、舌の表と裏の写真を貼って、それと症状を書き記してくだされば、ある程度はわたしがお役に立てると思います。

どうかどうか。皆さんがご無事に過ごせますように。命が零れ落ちる寸前を西洋医療が担うなら、もっと手前を東洋医学で。

ほんとごめん。Twitterで全員に答えられる方がいいに決まってるんだけど。わたし1人じゃどうにもなんない。

サポートしてくださると、多分さらに私のマッスルがスマイルすることでしょう。