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大人って。

孤独は「自分」でココロがいっぱいになっている状態だ……とどなたかのtweetで読んで、ものすごく腑に落ちたのだ。

大人って、中身はほとんど子供のころと変わらないのだけど、大人になると「他人のこと」がやたらに増えるのだ。それは、最初は恋愛に始まって、仕事のこと、配偶者のこと、親のこと、出産すれば子供のこと……と、「自分のこと」に割く時間はものすごい勢いで減っていく。

……おそらくこれが、大人の正体なのだ。自分のことが少なくなっていく状態。

最初のころは息つく暇もない、ツライと思っていたのだけど。あれだけ生きにくかった自分が軽々といろんなことをこなせるようになっていき、この原因は一体何なのだろう?と思っていたのだけど。

これは、自分のことでココロがいっぱいにならなくて、他人のことでいっぱいになるから生きにくくならないのだなあと。特に、身近な特別な他人のことでココロがいっぱいになると、とても生きやすくなる。

なぜなら、それは生きている意味がそこに見いだせるからだろうと思う。ココロを砕かなければならない他人が、身近にいて、その他人がこちらに向かってああだこうだと発話する。時々ありがとうと言ってくれたりもする。

それこそ、承認欲求を満たす最上級のものではないだろうか。

ああ、なんか生きにくかったころの自分に言ってやりたい。

そのうち、否が応でもそんな風に自分のことだけ考えて生きなくてすむようになるから、って。

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