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8月、ウイルス対策下での渡欧✈①

こんにちは。
9月からオランダのユトレヒト大学で環境学を学ぶ予定のりさです。
8月13日の深夜、羽田空港からフランクフルトに飛びました。最終目的地はオランダ、アムステルダムです。
今は乗り継ぎのフランクフルトでこの記事を書いています。

さて、新型コロナウイルスの影響がまだまだ色濃い中、この日を迎えるまできちんと渡航できるか心配でした。
7月1日にEUは日本からの渡航を認めると宣言を出していましたが、急にスタンスを変えることもあるのではないかと心配していました。
結論から言うと、こうして無事出国できたわけなのですが。ちゃんとユトレヒトのお家にたどり着ければそこで一安心できそうです。

こんな時期ではありますが、重要な出張や留学のためにヨーロッパに行かれる人もいるかと思います。あくまで一個人の体験のため、他のケースでも同じことが言えるとは限りませんが、この情報が渡航する予定の方たちの参考になればと思います。

羽田空港での出国手続き

わたしが今回使った航空会社はANAです。
私の場合、チェックインや保安検査場においては特に通常と異なるプロセスはなかったように思います。例えば、体温検査やPCR検査などはその場では行われませんでした。
ただし、もはや常識となりつつありますが、マスクの着用やアルコール除菌、ソーシャルディスタンスの確保は必要です。そのほか、付き添い人を最小限にすることや大声でお喋りしないこと、機内持ち込み荷物を1つにまとめることなども新しいルールとなっています。
詳しい注意点や準備することについては、空港と各航空会社の最新情報をチェックするようにしてください。

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唯一感じた普段と異なる点といえば、人がほとんど居ないことです。
アテンドしてくれるスタッフの方は十分いるものの、乗客が数えるほどしかおらず空港が全体的にがらんとしています多くのショップも一時的に閉店しており、いくつかのサービスも中止となっています。
それもそのはず、当日21:30~1:25の出発ボードにあった便はすべて欠航となっていました。多くの便がキャンセルされているのが実情です。
買い物や準備は事前に済ませておくのがよさそうです。

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機内の様子

機内も乗客は少なく、定員の1/4くらいの人数にとどまっていました。
ビジネスクラスやアップグレードクラスにはほとんど乗客はおらず、エコノミークラスも三人掛けの椅子の一列あたり一人が座っている程度。そんなわけで、三人がけの椅子を独り占めして、横になってぐっすりと眠ることができました。
ANAの機内サービスはほとんど普段と変わらない印象です。機内食やスナックの提供、スタッフの方々の丁寧さもいつも通りです。
ただし、乗客もスタッフもみなマスクやフェイスシールドをつけています。また、必要な人にはアルコール除菌シートとビニール袋も配られていました。
一年前であれば考えられなかった光景ですが、ウイルス対策が始まってもう半年が経ち習慣化してしまいました。「新しい旅の形」はこんな感じなのでしょう。

フランクフルト空港

定刻通り、現地時間の5:30頃にフランクフルト空港に到着しました。
大きな空港ですが、人通りがほとんどありません。

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乗り継ぎの手続きにあたって、保安検査場と出国審査を通る必要があります。ニュースでは目にしていたものの、改めて日本人以外の人々がマスクを着用しているのを目にすると、不思議な気分でした。特にヨーロッパ人の多くはマスク着用に抵抗感があると聞いていたので、ドイツ人のスタッフが律義にマスクをしているのを見ると、改めてパンデミックが与える文化への影響を感じます。

フランクフルト空港での保安検査は日本よりも少し厳しい印象でした。とはいえ、マスクの裏側を見せるように言われたくらいなのですが。
出国審査では、最終目的地と現地での滞在許可の有無について質問がありました。それぞれ目的地がアムステルダムであること、滞在許可が出ていることを伝えるとすんなりと通ることができました。最終目的地がフランクフルトであった場合は、もう少し詳しくチェックされるのかもしれません。

空港では常にアナウンスでマスク着用とソーシャルディスタンスの確保についてアナウンスがあり、ルールを守ることが厳格に求められていました。見渡す限りでは、みんなちゃんとマスクを着けていました。
そもそも施設内に人が少ないことと、基本的なルールは日本と変わらないことから、特に不安を感じることはありませんでした。

………
フランクフルト→アムステルダムの旅については、②に続きます!


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