見出し画像

バイオリニストになる方法

Lisa Zimmermann

どうやってバイオリニストになるかご存じですか?
バイオリニストの定義をここでは演奏家としましょう。 もしあなたのお子様がバイオリニストになりたいと言い出した時に是非ご参考にして下さい😂✨。
Good luck🍀!

⑴ 楽器は始めるのが早ければ早いほどトクです。 言語習得と同じ原理で、 特に幼少期の一年の差は私達の数年の差に値します。 私は4歳からバイオリン、 5歳からピアノを始めました。 早くて3歳から始める子もいますが私の様に体格が小さいと3歳は難しいかもしれません。

⑵ バイオリンを真剣に進めていくのであればピアノとソルフェージュは必須になります。 どちらもバイオリンと同様始めるのが早ければ早いほど将来苦労しません。 私の場合ソルフェージュは5歳から始めましたが、 まだまだ簡単なソルフェージュですのでピアノの先生にピアノレッスンと同時に教わっていました。

⑶ バイオリニストになりたいのであれば良い先生(日本語で言えば“有名な“先生) につく必要があります。 小学校高学年になれば大体の基礎が身につき、 上手な子は自分の長くついてきた先生と平行して大学教授に月に一、 二回見てもらえる様になります。 大学教授は自身の先生から紹介してもらえることがほとんどかと思います。 ですから反対に言えば、 その時点で大学教授を紹介されない場合は難しいかもしれません。

⑷ プロになると決めるべき時期は大体、 大学教授につけるかつけないかハッキリとしてくる小学校高学年あたりではないかと思います。 中学校に入ってからでも不可能ではありませんが、 この決断ももちろん早ければ早いほど良いです(私の場合小学校5年でした)。
プロになると決断してから中学校の三年間はただひたすら音楽高校に入る為の受験練習に没頭します。 部活は帰宅部、 勉強は最低限追試にならない程度、 友達と遊ぶ事もなく突き指や指を切るリスクの伴う体育や料理の授業等は見学します。 もちろん学校側の理解が第一前提となってきますので、 中学校に入学した時点で親が担任の先生に音楽高校を受験することを話し、 理解してもらう必要があります。

⑸ 演奏家になるのであれば桐朋女子高等学校音楽科か東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校に入るのが一般的です。 どちらがいいかはついている先生にもよりますし経済的にも検討する必要があります。
私の入学した桐朋は高大一貫7年制で、 大学のキャンパスで大学教授につける贅沢な環境と、 高校とは思えない大学並みの自由さ、 豊かな音楽教育がとても魅力的でした。 また小、 中学校ではやはり変わった人と見られていたこともありましたので、 私にとっては人生で初めて同じ境遇にいる仲間を見つけられた、学生生活の楽しさを初めて知り生き生きと自分らしくいられた場所でした。

⑹ さて音楽高校の次は音楽大学です。 大学に入らずに高校卒業後すぐに留学したいと留学先を探す人もいます。 しかし留学できるチャンスを掴む人は100人いる一学年にたったの数人。 大概はそのまま日本の音楽大学に進むことになります。 私の場合は本当に運良く留学することになりますが、 元々は私もこのまま大学で楽しい日々を送ろうと思っていたうちの一人でした。 しかし、 ある夏期講習でフランスのバイオリニスト、 ピエールアモイヤルに自分のクラスに来ないかと誘われます。 その通り高校卒業後すぐにスイスに留学してしまいます。
つまり留学をしたいかしたくないかに関わらず、 高校に入ってからは様々な講習会や公開レッスン、 夏期講習や海外の音楽祭等にできる限り参加すると良いでしょう。 私の様な思いもよらない運や師匠に巡り合えることもありますし、 何より日本中、 世界中の優れたバイオリニストに出会え、 共に時間を過ごす中沢山の学びと友情、 青春、 経験が得られます。

⑺ 将来海外で演奏家として生きていきたいのであれば、 よほど国際コンクールに優勝する等しない限り留学は必須ではないかと思われます。 またこれも早ければ早いほどいいです。 大学卒業後に留学した場合の帰国率は、 高校卒業後に留学した場合を上回ります。 
若ければ若いほどいい意味でバカ、 根拠のない自尊心や好奇心からなんでもやってみようとしますし、 そのぐらい若いと周りのみんながハラハラして放っておけません。 様々な方が色々と手伝ってくれて、 可愛がってくれます。 そうやってみんなのお陰でやってこれたにも関わらず自分一人でできた私ってすごい☆ と思い込むぐらいの世間知らずが返って助けになり、
これまた根拠のない自信になって日々の生活を楽にします(自分の例)。 しかし大学を卒業してしまいますともうそろそろ世間も見え始め、 知識も増えて慎重になります。 長い事慣れ親しんだ日本が恋しく、 美味しい白米や魚等の日本食も食べられない状況からホームシックになり卒業後帰国してしまう人を何人も見ました。

⑻ 演奏家として生きていきたいのであれば大学を卒業するまでに日本、 または国際コンクールを何個か受ける必要があります。 目的はそれぞれですが本当に優秀な人は自分のソリストとしての将来のキャリアをかけて優勝を目指します。 コンクール前の練習時間は毎日十時間ほど。 つまり寝る時間と食べる時間意外はずっと練習しているということです(コンクール前に限らず、 幼い頃から重要な発表会や試験がある度に
毎日6-7時間は練習します)。 ここでコンクール受賞歴をいくつか残したり優勝した人達は、 ソロとして招かれたりマネージメントが付いたりします。
立派なバイオリニストの出来上がりです👏🏻🎊💮。

⑼ ソロを目指さない場合は、 楽団に所属することが一般的になります。 あらゆるオーディションを受けにあちこち飛び回りますが、 運良く受かったオーケストラが遠い国にある場合全てを置いてそこに引っ越す事になります。 または家族がいる場合は一人で、 仕事をしている国と家族のいる国の間を二ヶ所行ったり来たりします(日本ではその心配はないでしょう)。
そのぐらい、 楽団のオーディションに受かるということは困難な事なのです。 しかし無事就職先が見つかれば演奏家として様々な活動をしていけます。
無事に演奏家の出来上がりです✨👏🏻🎊🎉🥳💮。

💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮💮

さてここまで読んでいただいてバイオリニストになりたいと思われた方はいないかと思われますが😂、 
それでも私達がどの様な人生を歩んで音楽家になったのか知っていただけたかなと思います。

もし質問があればいつでもどうぞ☆
この記事もよかったら参考にしてみて下さい💁‍♀️

それでは、 またすぐにお会いしましょう💮🎉

Congrats for all the musicians 🎉!
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
Lisa Zimmermann

もしサポートして頂けたらとても嬉しいです!頂いたサポートは文化活動に使わせて頂きます🙏🏻!