妖怪ネコ

「はやく人間になりたぁ〜い。の話」

どうも、リキッドです。

最近、あっ、、、。

最菌、我が家では妖怪がブームです。

巷では、妖怪ウオッチという

”ゆるキャラ”が大流行していますが

我が家のブームは

”ガチの方の妖怪”です。

子どもには妖怪ウォッチは見せず

ゲゲゲの鬼太郎から入門させました。

やはり水木しげる先生じゃないと妖怪の恐ろしさは子どもに伝わりませんね。

そんな、ガチ妖怪ブームに合わせて

我が家にもいろんな妖怪に関するグッズが増えてきています。

妖怪カルタに、

日本の妖怪解説本に

ゲゲゲの鬼太郎ゴムボールに

稲川淳二新聞と。。。

「やだなぁ、やだなぁ。なんて思ってた。そしたらワタシ気づいちゃったんだなぁ〜。。。あ〜れ〜?稲川淳二は妖怪じゃないってことなんですよね。。。」

彼は怪談アーティスト。。。

そういえば、僕がまだ幼稚園ぐらいのときですが

リキッド家にはオリジナルの妖怪がいました。

その名も「子取り婆さん」

この婆さんがいったい何をしてくるのか?と言うと、名前のごとく

言うことを聞かないとこのババァがやってきて、連れ去られ、近くの池に引きずり込まれる。との事でした。

かなりクレイジーなババァですが

幼かったリキッド少年はこのババァの存在を信じていたのでした。

「子取り婆さん」が見ている。

「子取り婆さん」に見られている。

だから、悪い事はできない。

そんな風に思っていました。

妖怪って、子どもにとっては怖いですよね?本来。。。

何か悪さをすると”妖怪っという

得体の知れないものがやってきてこらしめられる。

だから、悪い事はしない。

これだけなら、ただ恐怖でしかない。

仮に妖怪が実在するとしたら

本当に戦慄の恐怖でしかないですよね?

妖怪のいいところは

「いつかフィクションだと分かる」

という点だと思います!

なんだ、妖怪なんてモノはいないのか!と。。。

妖怪は架空のキャラクターだといつか分かる時が来るんです。

僕も上の子に対して

閻魔様が来るよ!とか

小豆洗いが見よるよ!とか

稲川淳二が今年も岡山に来るよ!など。

子育てに妖怪を取り入れる事があります。

そこには

「見られていなくても決して悪い事はしたらダメだよ。」

つまり

「人様が見ていないところでもまっとうに生きなさい」

と言う

親として子どもに伝えたい想いがあるのだと思います。

妖怪が盛んに生まれたのは

江戸時代ぐらいでしょうか。

昔の人も子どもに妖怪の話をした事でしょう。

江戸時代は今から400年も前ですが

今も昔も親が子どもに願う気持ちは同じなんだと

妖怪にロマンを感じる秋前の夜長でした。

「はやくいい人間になりたぁ〜い」


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