スキージャンプワールドカップ2024/2025開幕!
きょう11月22日夕方(日本時間では翌23日)、ノルウェー・リレハンメルで「スキージャンプワールドカップ2024/2025」が開幕する。
スキージャンプについてテクニカルなことはよくわかっていないものの、開幕から3月の最終戦まで、主にヨーロッパを中心に毎週転戦して繰り広げられる競技をほぼ欠かさず見るぐらいのファンであることは年明けに書いた通りだ。
今シーズン、いくつかのルールが変更された。
その中にスーツに関するものがある。各選手シーズン内に使えるスーツを10着とし、さらに各試合ごとに持ち込める数を2着に制限する。
スキージャンプ競技はその性質上、参加国がかなり限られるが、その中でも力を入れる国とそうでもない国の差が大きい。端的に言えば、予算にかなりの違いがあるといわれる。
多くのスーツを用意するのが難しい国にとっては
恩恵がありそうだ。
採点の基準にも変更がある。
着地のときの「テレマーク姿勢」(両腕を広げ、足を前後に開いて接地)の精度がより問われることとなり、減点の幅が広げられた。
もともとテレマーク姿勢の美しい小林陵侑選手や高梨沙羅選手だが、そのあたりをさらに極めるべくトレーニングをされていることと思う。
個人的には、芸術品とも思えるテレマークを決める「推し」、カミル・ストッフ選手の復活を期待したい。
前回の覇者、シュテファン・クラフト選手のブレない強さをもう一度見たい気もするし、怪我から復帰した選手も応援したいし、旅行をしてご縁ができた(ような気持ちになっている)トルコの選手も応援したい。
鉄壁の強さの古参も活躍してほしいし、新星のように現れる若い選手にも期待したい。
日本チームとドイツチームは言わずもがな...…こうして結局は、全員を応援することとなる。笑
きょうはスキージャンプファンの界隈では「あけましておめでとうございます」という挨拶が交わされる。
ドイツのこちらは昨夜から冷え込みが増し、先ほどから雪がちらつきはじめ、うっすらと積もっている。スキージャンプ開幕にふさわしい日となった。寒いけど。
開幕戦の様子は日本でもNHK BSで中継されるようです。
夜更かしのできる方はぜひ!
*ヘッダーの写真は3年前の大晦日にスキージャンプと知恩院の除夜の鐘ライブを同時に見ているところです