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初めての博多座と立ち見についての備忘録

 『Endless SHOCK 2024』博多座公演、観劇してきました。
初めての博多座、初めての立ち見と初めてづくしで、要素が盛りだくさんだった福岡遠征。今後博多座に行かれる方、立ち見観劇をされる方の参考になればと思いメモを残しておきます。公演内容のネタバレは極力避けますが、視界にも言及したいので「〇〇のシーンの▲▲は見えない」等の表現は出てきます。何卒ご了承ください。

立ち見ってそもそも何?

 「3時間超の舞台を立ち見ってどういうこと?」ってなりませんでした? わたしはなりました。座っての観劇ですら腰がつらくなるかもしれない長時間の舞台を、立って観る?? 正気?? 言うて何かからくりがあるんじゃないの?? と思ってましたが、シンプルに3時間超の舞台を立って観ることになります。純然たる体力勝負です。足の裏が痛くならない履きなれた靴、前日の十分な睡眠がマストです。観劇前の体力消費も推奨しません。万全の状態で臨んだ方がいいです。じゃないと物語後半、足の疲れに意識を取られることになります。

 ロビーに休憩用の椅子がたくさんあるので、開演前や幕間はしっかり着席して休むことをおススメします。椅子は十分な数ありますし、レストランやカフェもあります。開演前に休憩時間中の予約が出来るので、着席出来るか心配なら予約をしておくといいかもしれません。まあまず座れないということはないのでご安心ください!
 ヒールや底の高い靴は避けた方がいいかな~という印象です。背が高くなったところで視界に与える良い影響はゼロです。むしろ後述の理由で背が高い方が不利まである。とにかく両足に優しい靴を選んでください。

イメージとしてはこんな感じ!

 視界についてはおおむね良好です。博多座は客席の奥行きがなく(帝劇の1階席通路前あたりが最後列になるくらい)天井に高さがあります。立ち見は3階席の最後列になりますが、舞台はかなり近くに感じます。わたしが観た場所がセンターよりだったので気にならなかっただけかもしれませんが、左右の見切れ、座席前の方の陰による見切れは一切ありませんでした。

 ただ、ただね、博多座は客席に高さのある劇場なので、3階の立見席ともなると、舞台の上にある幕:一文字幕よりも高い場所から見下ろすことになります。そのため『Endless SHOCK』の場合は、一幕ラストの階段上のシーンは何が起こっているのかさっぱり分かりません。突き立てられる刀の高さまでしか見えないと思っててください。顔はもちろん壁の血も見えないので、展開を知らないと何が起こってるのか分からない可能性があります。(見られるひとは)心の眼で見てね……。

博多座、たのしい。


 博多座、すっごいたのしい。

 開場すると、各階ロビーに屋台がずらりと並んでいます。お祭りみたい。公演毎の限定出店店舗もあるみたいで、歩き回っているだけでも楽しい!
 本当にお店がたくさんあるので、時間が許せば開場直後に入って散策するのをおすすめします。店舗情報は公式さんが紹介してくれてます!

【個人的おススメ商品】

※全部見られたわけじゃないのでかなり偏ります💦

・『博多座きんつば』さんのきんつば

 甘さ控えめで、しっかりがっつりたっぷり餡がつまった薄皮のおいしいきんつばです。あずきと抹茶と栗があった(と思う)のですが、餡が濃密なのにくちどけが良くてどれもおいしかった~! わたしは抹茶が好きなので抹茶が一番お気に入りかも!
 「要冷蔵」となっていますが常温で持ち歩き可能とのこと。翌日帰る場合はホテルの冷蔵庫に入れて一晩保管してね!とお店の方に言われました。濃いお茶もいいけどコーヒーと合いそうな味です。

・『三日月屋』さんのクロワッサン

 『Endless SHOCK』限定出店とのこと! 10種類くらいある豊富なフレーバーがうれしい天然酵母のクロワッサン屋さん。プレーンとシナモンとココアを購入しましたが、どれもサクサクもちもちでおいしい~! バターの味がしっかりするクロワッサンみんな好きでしょ……。生地がしっかり厚いクロワッサンみんな好きでしょ……??
 冷凍保存が出来るので、いっぱい買っても大丈夫!持ち帰るときに袋を開けるとめちゃくちゃいい匂いがしますが、外まで匂ってくるということはないので、電車や飛行機に持ち込んでも安心。お土産向きの箱入りラスクもあってそちらもおすすめです! 福岡、明太子ももつ鍋も豚骨ラーメンもおいしいけど、マジでパンがおいしい!!!!

・『1Fロビー売店』のもなかアイス

知覚過敏でも食べやすい硬さと大きさのもなかアイス

 「博多座」のロゴが刻まれたこぶし大くらいのもなかアイス! わたしが購入したときは要予約だったので、開演前に予約購入して休憩時間に受け取るというスタイルになりました。
 売店には席がたくさんある休憩所もあります。ホットコーヒーも飲めます。35度くらいある暑い日だったので、もなかアイス片手に熱いコーヒー飲みながらSHOCKの感動に浸る時間、最高でした……。こんな贅沢していいの??

 博多座さんの劇場内の様子、細かいレポなどはこちらの記事が大変参考になりました。めちゃくちゃ楽しいので、是非観劇プラスアルファの要素として満喫してください!

 トイレも広くて個数も十分! 何より休憩用のロビーの椅子がたくさんあって最高HAPPYです。また行きたいな~!!!!








蛇足

 ここからは思い切り蛇足なので、楽しいまま終わりたい方は見ないでくださいネ!

 3階サイド席(L・R列)と呼ばれる、せり出したバルコニーのようになっている座席から観劇をしました。博多座は高さはあるものの奥行きがそんなにないので、舞台の距離はめちゃくちゃ近いです。
 ただ、ただね、舞台の距離がめちゃくちゃ近いからこそ、角度がつきすぎていて、左側のL列からは下手側半分が、右側のR列からは上手側半分が、まるまる見切れます。どの劇場もある程度見切れが発生してしまうのは仕方ないことだと思うのですが、そこそこ覚悟をしておいた方がいいかもしれません。
 正面からの観劇では決して味わえない、超スナイプ画角から見られるのはとても貴重な体験なんですが、一度観劇済みで、内容を把握していないとちょっとしんどいかな~! 視界の端に0番のバミリが入る感じなので、舞台の中心は見えますよ!!