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【1期生『修了レポート #7』】小野 双葉(ステラウェイズ)

一般社団法人Link×スマイルプロジェクトの共同で開催する『次世代エリート育成プロジェクト』の1期目が無事終了しました。
このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京オリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです!

今回は、1期生『小野 双葉』選手の修了レポートをお届けいたします!

小野 双葉 オノ フタバ
学年:中1 生年月日:2011.8.31
所属:札幌イーグルス→ステラウェイズ / 北海道


スマイルジャパンの舞台に立ちキャプテンを務める


--なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?

理由は、大きく分けて3つあります。
1つ目は、今の自分を知りたかったからです。
シュート力・スピード・ハンドリングなど、長所 短所を含め どこまで通用するのか知りたかったし学びたかったからです。
2つ目は、チャレンジすることに意味があると思ったからです。テストは合否があるので受けるのには勇気がいりました。
自分は消極的な一面もあるのでそれを克服するためのチャレンジでもありました。技術面だけでなくアスリートになるために必要な知識を学ぶことやメンタル面などをもっと強化させたいと思ったからです。
3つ目は、この選考会を受けに来る人達はどんな人がいるのか、アイスホッケーに対して同じ思いを持っている人達と出会えることが楽しみでもあったからです。

--自分自身で成長を感じたところはありますか?

自分が特に成長したと思えるところは4つあります。
スケーティングでは以前と比べて確実にエッジに乗れるようになったことです。
エッジに乗れることでスケーティングスピードが上がり、相手にせめられている時など自分がいち早くかけつけたり、仲間がパックを持ったときには素早くパスを貰える場所に動けるようになりました。
また、ターンやクロスオーバーなど前よりも滑らかになりました。スピードがついている状態でのターンもスピードを殺さずにできるようになりました。
チューブを使ったトレーニングでは脚力がついて、中学校の陸上記録会では 大会新記録を出すことができました。
リモートでは氷上以外の食生活のことや睡眠のことなど私生活の面でも意識するようになりレベルアップしました。
リーダー論では何事にもチャレンジする大切さ、楽しさや周りの仲間達の頼り方など実際にキャプテンを務めた大澤さんのお話をきいて勉強になり成長しました。

視野を広げて周りも見ることも大切


--コーチたちに教わったことで印象に残っていることはありますか?

自分が勉強になったと思うプログラムはこころさんの栄養のリモート会議です。
普段はあまり気にしない食生活でしたが、お話を聞いた後は1色だけにならないように、なるべくカラフルな3色をとることに意識しました。
また、いつも飲んでいるスポーツドリンクは水で少し薄めるとちょうどいいミネラル量になると言うのを聞いて少し驚きましたが、実際にやってみると飲みやすくなりました。
補食についても毎日かぶらないように明日の朝食がはいるぐらいの量・果物や乳製品がよいなどの言葉を思いながら選ぶようになりました。
その他に目標シートを設定したことです。
細かく書き出したことは初めてで、達成するために何が必要なのか?どう行動して、いつまでに行うか?などを紙に書くことで、具体的に考えることができ、目標がイメージしやすくなったことが印象に残っています。

--氷上練習以外のプログラムでも学べることはありましたか?

世界で戦えるようなアイスホッケープレイヤーになるためには、氷上練習だけではなくホッケーについての色々な知識や自ら行動する積極性も必要だということが分かりました。
またアイスホッケーは個人競技じゃなく団体戦なので自分の事ばかり考えずに、視野を広げて周りも見ることも大切ということがわかりました。
自分は試合などいざとなる時、周りが見えずらくなる時があるので意識していきたいと思います。また、なかなか教えてもらえる機会がない食事のこと・睡眠のこと・メンタルのことなどどれもすべて自分のためになるものばかりでした。
食事についてこれからは、コンビニに行く時はこころさんの言葉を思いだして自分の体のことを考えながらものを買ってみたりなど、今回教えてもらったことを忘れずに頭にいれてやっていきたいと思います。

将来の目標とサポートして頂いた皆様へ


まず来シーズンは、社会人チームにはいることです!
トライアウトがあるかと思うので自分の長所を活かしアピールして挑みたいと思います。
次に世代別の日本代表に選ばれることです。
先輩たちが選ばれているので、先輩からスキルや、いつもどんなトレーニングをしているのか、努力をしているなどを吸収して学び世代別の日本代表に少しでも近づけるようがんばりたいと思います。
そして最終的な目標は大澤さんと同じようにスマイルジャパンの舞台に立ちキャプテンを務めることです。
また、スマイルジャパンで次世代エリート育成プロジェクトのメンバーとチームとして世界で一緒に勝ち進みたいと思ってます。
最後に、今回の次世代エリート育成プロジェクトをサポートしてくださった 皆さん本当にありがとうございました。
皆さんのおかげで充実したキャンプを送ることができました。
学べたことは数えきれないほどたくさんあり、オリンピック選手や海外でプレーしている方のお話を聞けて海外でプレーする本当の大変さや楽しさが伝わってきました。
今回のキャンプを無駄にせずこれからに活かして、自分の将来の夢の第1歩としてトレーニングや食生活を維持していきたいと思います。
本当に今回、半年間のサポートありがとうございました。

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