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【1期生『修了レポート #3』】木村 虹(新横浜ジュニア)

一般社団法人Link×スマイルプロジェクトの共同で開催する『次世代エリート育成プロジェクト』の1期目が無事終了しました。
このプロジェクトは、ソチ・平昌・北京オリンピック3大会連続でキャプテンを務められた大澤ちほさんと共催で、未来の日本代表キャプテンや海外のトップレベルで活躍する選手の輩出を目指す次世代育成プログラムです!

今回は、1期生『木村 虹』選手の修了レポートをお届けいたします!

木村 虹 キムラ ニジ
学年:中1 生年月日:2011.7.1
所属:新横浜ジュニア / 神奈川


将来、世界中の選手とアイスホッケーがしたい


--なぜプロジェクトに参加しようと思いましたか?

私は将来、世界中の選手とアイスホッケーがしたいと思っているからです。
このプログラムのメンバーになることで、実際に日本の代表選手として、世界のトップレベルの舞台でプレーをしていらした大澤ちほさんや岩原知美さんに、世界での試合とはどんなものなのか、どんな世界があるのか、そんな選手になるのはどんな選手なのか、私には想像もできないさまざまなことを直接教えてもらえるすごいチャンスだと思いました。
また、このキャンプで同年代の同じように頑張っている子達と一緒にホッケーをしたり、共に過ごせることで、これまで知らなかった新しい何かを得られたり、経験が積めると思ったからです。
自分の実力がどれくらいなのか、どこまで通用するのか、自分の他の子よりも出来るところと出来ないところが、実際に一緒にプレーすることでわかる。
そこでわかった課題などを大澤さん達に教えてもらえるし、自分でももっとハードワークができると思って参加を希望しました。

--自分自身で成長を感じたところはありますか?

二つあります。
ひとつめは、「自分で考え、行動に移すこと」です。それまでは考えているつもりでも、頭でただ思っているだけだったり、動くことが出来ていなかったと思います。
考えること、考え続けること、積極的に動くこと、そして、これはまだまだだけれど、それが自然と出来るようになることが少しずつ成長できたような気がします。
もうひとつは「チャレンジし続けること」です。 最初の頃はコーチに言われても自分の得意なことしかしなかったり、失敗しないようにしていたり、メニュー通りにやっていたけれど、ちほさんから「チャレンジすることは全然恥ずかしくないし、大事なことだ。」と教わってからは、言われたことや気づくことがあったら、すぐにやってみる。メニュー通りじゃなくて、ちょっと自分の得意なこと、苦手なことを取り入れてアレンジしてやってみたり、失敗しても良いと思って、とにかくやってみました。
得意なことも、もっと出来るようになる為に常にチャレンジを続けるようになりました。まだまだ出来ていないけれど、少し成長できたと思える点です。

選手の長所も短所もしっかり見てくれていた


--コーチたちから教わったことで印象に残っていることはありますか?

大澤ちほさんの「リーダー論」です。
ちほさんが実際に経験したことを教えてもらえたことです。
特に「仲間とわかり合えたり、協力できるようになるためにやるべきこと」を、実際の経験のお話で教えてもらえたから、とても分かりやすくて勉強になりました。
もうひとつは、石賀さん、ちほさん、知美さんが驚くほど一人一人をちゃんと見てくださっていること、それぞれの選手の長所も短所もしっかり見てくれていて、全てお見通しでした。
実際に、私も自分でもひそかに気になっていた短所をずばり指摘されたり、逆に自分でさえ気づいていなかった長所も気づいてくれていて教えてもらえました。
また違う自分を知ることが出来、これからの課題が見つかった気がしました。これは、性格や態度に限らず、氷上のスキルや癖などもそうで、今まで自分では気づかなかったことを教えてもらえました。

--氷上練習以外のプログラムでも学べることはありましたか?

トレーニングが楽しかった!
初めてやるものばかりでした。
最初はこれやったらどうなるんだろう?と思いながら始めて、出来ないことばかりでした。
ちょっとずつ出来ることが増えて、嬉しかったです。
栄養についても教えてもらいました。
好き嫌いせず、いろんなものを食べたほうが良いのはわかっていたけれど、それぞれに役割があって、どんな時にどんなものを食べるべきか知れたことは面白かった。
これを教えてもらってから、これまで無視してきた“副菜“を気にするようになりました。どの講義も先生が優しくて、楽しく学べました。
そして、こんなにたくさんのことがホッケーに関わっていることに驚きました。トレーニングも直結しているわけじゃないと思っていたけれど、ホッケーでの姿勢や力の入れ方などホッケーでもそのまま使えることがたくさんあってびっくりした。
氷上は、とても人数が少ないので、今実際やったことをどうしたらいいかをすぐ教えてもらえてその時のイメージがすぐついて、すぐやれたし、とても分かりやすかったし、みんな意識の高い人たちだからお互いに学ぶことがあったし、刺激しあえた。大切な時間をいっしょに過ごした仲間になれたと思います。

将来の目標とサポートして頂いた皆様へ


このような機会を与えていただいたこと、沢山の方にサポートいただいたことに心から感謝したいです。
プロジェクトを企画いただき、指導いただいた石賀さん、大澤ちほさん、氷上でたくさん教えていただいた岩原さん、大澤勇斗さん、人見さん、研磨してくださった吉田さん、そして県連の皆さん、リンクの皆さん、栄養学とメンタルを教えていただいたこころさんと雨宮先生、ケータリングの皆さん、そして、私たちを応援くださったスポンサーの皆さん、本当にありがとうございました。
私の夢は、日本の代表として世界中の選手とアイスホッケーをすることです。
日本も他の国もそこに集まる選手がどんなプレーをするのか、どんな人たちでどんなチームなのかを知りたいです。感じたり、話したり、体験して学びたいです。それを今回のプロジェクトで学べたように、自分に取り入れて、チャレンジしたいです。
アイスホッケーが大好きな皆とも共有したい。
そして、アイスホッケーが楽しいことをたくさんの人に伝えられたら嬉しいです。

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