LINE LIVEの新機能「プレミアムチャンネル」その挑戦と舞台裏に迫る
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LINE LIVEの新機能「プレミアムチャンネル」その挑戦と舞台裏に迫る

2019年6月にLINE LIVEに新たに追加された機能「プレミアムチャンネル」について、同サービスのプロダクトマネージャーである庄司氏と、新卒2年目ながらLINE LIVEの企画をリードするM氏に、具体的なリリースまでの経緯や舞台裏について、話を聞きました。

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1. これまでのキャリア。

——まずは庄司さんの経歴を教えて下さい。

庄司:私は前職で某IT企業に新卒エンジニアとして入社をしまして、配属されてからはAPIの設計やSQLを用いた分析支援といった開発寄りの企画業務をはじめとし、在籍中は複数のエンターテイメントサービスの企画を担当しました。なかでも新規サービスの立ち上げを担当したことで事業に必要な経験をひととおり積むことができました。その後、2016年の7月にLINEに企画職として中途入社をしました。

——庄司さんが転職時にLINEを選んだ理由を教えてください。

庄司:転職では、「グローバル展開していること」「これから伸びていく市場」「自分の強みを活かせるエンタメ領域」、という3つの軸で活動をしていました。LINEは企業単位で見たらグローバル展開をしているし、その当時「動画元年」と言われているタイミングの中、LINE LIVEはこれからさらに伸びていく領域だったこともあり、自分の大事にしている軸にぴったりハマったことがきっかけで、LINEへの転職を決めました。

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——つぎにMさんの経歴を教えて下さい。

M氏:僕は新卒でLINEに入社しました。大学のときに音楽活動をしていて、ぼんやりエンターテイメントに携われる仕事に就ければ良いなと思っていました。LINEはいつも使っているアプリだったので、周りが就活モードになったときに、どんな会社なんだろうと調べてみたら、メッセンジャーアプリ以外にも多岐にわたる事業を運営していて、その中にLINE LIVEがありました。

自分自身も、当時音楽活動をしていく中で、動画を使ってファンをどう増やすかということを考えて活動をしていたので興味が湧き、LINEの新卒採用に応募し、入社することになりました。

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2. 仕事内容について。

——では、それぞれ今の仕事内容を教えて下さい。

庄司:いわゆる「プロダクトマネージャー」という仕事をしています。市場動向、ユーザーや社内外のステークホルダの声などの情報を元に、次にこの機能を実装したほうがいいのではないか、という企画を作成し上位層に提案し、それぞれの優先順位を決定します。そして、それぞれをチームメンバーに割り振って、進捗を確認しながらリリースまで引っ張っていくというのが主な仕事内容です。

M氏:LINE LIVEの企画を担当しています。業務内容的には、企画に対して仕様書を作成して、開発メンバー、デザイナーやQA(品質管理)メンバーなど各部署と連携しながらディレクションすることがメインの仕事です。

3. プレミアムチャンネルについて。

——それでは本題のプレミアムチャンネルについて色々お聞きしていきます!まずはプレミアムチャンネルの概要について教えてください。

M氏:「プレミアムチャンネル」は、ユーザーが月額課金をすれば特定のチャンネルの配信が見放題になる機能です。いままで、LINE LIVEはすべてのLIVE・動画が無料でした。そこで、プレミアムな動画を有料で視聴できるようにしようと、まずは2019年4月に都度課金制の「有料ライブ」機能をリリースしました。その後、2019年6月に特定のチャンネルに対して月額課金制の配信が可能になる「プレミアムチャンネル」機能をリリースしました。

4. 企画には、スピード感が大事。

——プレミアムチャンネルを企画しようと思った背景を教えて下さい。

庄司:LINE LIVEは現在、視聴者が配信者を「応援アイテム」という課金アイテムで応援するという構図になっています。しかし、ユーザー要望もふまえ、以前から応援アイテム以外の応援方法が無いかと模索をしていました。そんな中で、LIVE配信以外のサービスを調査してみたところ、徐々に去年からコミュニティ系の月額課金サービスが盛り上がってきているとわかりました。また、LINE LIVEの中でも配信者を中心としたコミュニティが自然発生的に形成されてきていることを観測していました。そのような流れから、LINE LIVEの中に誰もが視聴できる環境ではなく、もう少しクローズドで配信者を応援できるようなコミュニティ機能があれば時流に乗り、またユーザーニーズも満たせるのではと感じ、有料の月額課金を行うことで配信者を応援できる「プレミアムチャンネル」を企画するに至りました。

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——どのようなスケジュールでプロジェクトは進んでいったのですか?

庄司:構想自体が立ち上がったのは2019年の1月か2月だったと思います。

M氏:その後のリリースを時系列で言うと、都度課金制の機能がリリースされたのが4月の下旬で、月額課金制のプレミアムチャンネルがリリースされたのが、6月20日ですね。

——構想からリリースまで3,4ヶ月とはすごいスピード感ですね、そのスピード感の中でも特にこだわった部分はありますか?

M氏:かなりタイトなスケジュールの中でプロジェクトを進めていたので、最初に企画していた内容から大幅に機能を削らないといけないとリリースに間に合わないという現実がありました。ただ、そんな中でも「会員番号」の機能は絶対に入れたいと思っていました。「会員番号」とは月額登録してくれたユーザーの順番に番号が振られていく機能のことです。実際にリリースしたところ、ソーシャル上で自分の会員番号をスクショしてシェアしてくれるユーザーがいたり、かなりポジティブなリアクションがあったので、こだわってよかったなと思いました。また、それが好評だったので、今後はさらに会員証のような機能もリリースしていく予定になっています。

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5. 今後の展望について。

——それでは、今後のプレミアムチャンネルの展開を教えて下さい。

庄司:現在プレミアムチャンネルは、公式アカウントのみの機能なので、まずは適用できるユーザーの範囲を広げることで、誰もがコミュニティやファンダムを形成出来る世界を作っていきたいと考えています。また、もっとプレミアムチャンネルの有料会員になっていることに特別感を感じられるような演出や機能を追加することで、有料会員ならではのプレミアムメニューを増やしていきたいと思っています。

——なるほど、ありがとうございます。では、LINE LIVEの企画者として働く上で、どんな人が向いていると感じますか?

庄司:そうですね、好奇心旺盛な人が向いていると思います。企画を考えるときに、いかに複数の考える材料を紐付けて自分ならではのアウトプットを出せるかどうかが大事だと思っています。同じ「企画を考える」という行為でも、好奇心が旺盛な人だと普段からインプットしている情報量が多かったり、人と違ったユニークな情報を持っていたりするのでそれらが有機的に結びつくと多面的でよく出来た面白い企画が導けると思います。

M氏:ロジカルな人が向いていると思います。企画者は、開発者や品質管理やデザイナーなど様々な「工数」を計算しながらそれに見合った結果を出せないといけません。それをできるようにするためにはまずは数字を見て論理的に企画を組み立てられる人とスムーズに仕事が進むと思います。

6. 効率的な仕事環境で。

——最後にLINE LIVEの企画としてはたらく魅力があれば教えて下さい。

庄司:LIVE配信のプラットフォームというのはまだまだ未開拓な部分が多いです。私自身、業務としては企画から開発まで一通りの経験をしたと思っているんですが、そんな私でもチャレンジングな領域が存在していると感じるので、常に成長したりスキルアップしたりできる環境だと思います。個人的には特に、LINE LIVEは一部海外展開もされているのでグローバル市場に挑戦出来る点が嬉しいですね。また、仕事の仕方が非常に効率的だなと感じています。ミーティング自体の数も少ないし、時間も短いので、企画立案や調査、ブラッシュアップに集中出来る環境ががあるのは魅力だなと思います。その分、みんな自分で考えて自発的に動くのが当たり前なので、慣れるまでは大変なこともありましたが、慣れてからはこの会社のやり方が自分にとってはベストだなと思っています。

M氏:魅力は2つあります。1つ目はLINEのユーザー数です。LINEを介してどうやって多くのユーザーにアプローチができるかを考えるという機会はLINEじゃないと体験できない魅力かなと思います。もう1つは、メンバー各々がいい意味で干渉しすぎないのが自分にとってはとっても良かったです。新卒で入った自分を手取り足取りゼロから教えるのではなく、基本的には自分で解決していって本当にわからないことは教えてくれるというスタンスは自分にとても合っていました。そういう、働く上で必要なものの学び方はこれからキャリアを積む上で今後とても役に立つと思います。

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以上、LINE LIVEのプレミアムチャンネルについて語っていただきました。

LINE LIVEでは以下のポジションを募集しています。もし興味がございましたら下記のリンクから詳細をご確認ください。


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