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悩み解決の前提 奇跡的幸運 その1 灼然の金属の上の薄皮 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 多分50回目位と言われている今回の宇宙。その中での奇跡的タイミングと奇跡的場所で私達は暮らして居ます。
 今回の宇宙のデザインの隅っこに地球が有ってそこで私達は笑ったり泣いたりしているというお話です。

 地球を宇宙から見た映像は、この時代ありふれて居ますよね。
 下の写真。その美しさに惹かれます。

 地球の薄皮みたいな表面こそ奇麗ですが、地表の下は凄いことになって居ます。マントルが対流していてたまに火山から噴火として飛び出してきます。

 地表の下に対流しているマントルはマグネシウムや鉄等の金属とシリコンなどです。

 こちらも読者の方々には馴染みが無いかと思いますが、地表で似た現象を見ることができるという意味では、丁度製鉄のダイナミックな工程が有ります。
 見学の機会が有れば是非一度ご覧になることをお勧めします。因みにYouTubeでもその代替として映像を楽しむことができます。

 こちらの2:18(頭から2分18秒)の時刻スタンプ辺りに銑鉄とスラグの画像が有ります。
灼然の銑鉄の上に残渣、スラグが浮いて居ます。

 何か溶けた真っ赤な金属とその上に何やら異質のものが浮いている感じ。わかってもらえるかなぁ。それが私達の住んでいる地表のイメージなんです。

 細かく言えば溶けた鉄の上にスラグが。鉄鋼スラグは石灰(CaO)とシリカ(SiO2)を主成分としています。 その他の成分として、高炉スラグはアルミナ(Al2O3)、酸化マグネシウム(MgO)と少量の硫黄(S)を含み、製鋼スラグは酸化鉄(FeO)、酸化マグネシウム(MgO)を含有しています。

 こちらも宜しければ。

 ということなんですが、まぁ兎も角溶けた金属の上に浮かんだこのスラグみたいな薄皮の地表に私達は暮らして居ます。

奇跡的幸運ですよね。

 なので例えば何かご利益有る場所とか言われても、風水がどうのこうのとか言われて方角がどうのこうの言われてもねぇ。

 所詮薄皮のとある一部だし、方角ったって地球は自転していて、しかも公転もしていて、天の川銀河の周りを公転もしていて、極めつけは宇宙は膨張してるからそもそも場所なんて。

 車の中で隣の席の位置が車の外から見たら位置的にはほとんど誤差位意味ないしね。

 こんな感じが物理屋的な今住んでいる場所の理解なんで

あり得ない程奇跡的幸運

で存在させて頂いてる有り難さを先ずは共有できたら良いなぁ。

補足
 こちらも是非合わせてお読み頂けたらと思います。
 



 

 

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