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憧れのゴルフクラブ PING EYE II ゴルフ その3 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 時代はバブルの真っ只中。勤めていた鉄鋼会社は過去最高益を出していました。私自身も研究所から企画·経営畑に向けてキャリアパスを重ねていました。抜擢人事で次期主力事業への転身を果たし、日本海側の秘密工場に勤務していました。

 その辺りは以下をお楽しみ下さい。

 テレビでたまたま出会った中嶋常幸さんの初心者向けゴルフレッスンにハマってイメージトレーニングでは中嶋常幸に成り切っていました。

 そんな時に近くのホームセンターのチラシが舞い込むのでした。

PING EYE II アイアンセット 49,800円

 そもそも父がPING EYEを使っていました。当時は高価でしたが人気のブランドでした。初心者でも扱いやすくコントロールも効くらしく、決してゴルフが上手とは言えなかった父がスコアが纏まると愛用していたのを横で見ていました。そういう意味で憧れのアイアンセットでした。

 父の愛用のPING EYEの後継としてのPING EYE IIは1982年に発売されていました。長期間名作として知られたクラブでした。とは言えこのクラブ、10年間の間に6、7種類のマイナーチェンジが施されたのだそうです。

 詳細は、以下をご覧になって下さい。

 PING EYE IIアイアンは、その後あまりにも良くできすぎた為に競技で使うゴルフクラブとしての規則が変更になりました。その適合/非適合(溝規制)に関しては非常に複雑なのだそうです。

 詳細は、以下をご覧になって下さい。

 ホームセンターで破格の安売りになったアイアンセットは多分非適合のものだと思いました。ですが

 競技をやる気はないので買うしかない

と先ずは1セット買いました。手元に置いて眺めるだけで美しく大満足。

 そうだ。吾妹のも買っちゃおう

と、セール最終日に店舗へ。まだ残っていました。ということでPING EYE IIアイアン2セット、ゴルフには縁の無かった我々夫婦用として我が家に鎮座することになったのです。

蛇足
 その後、夫婦揃って米国に駐在してシリコンバレーの打ちっぱなしでその筆おろしをする未来が待っているとは夢にも思っていませんでした。




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