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より自走できる組織を目指してLincは2020年を走り切る

気付けば1月も後半に入りました。昨日、新らに個性あふれるメンバーが3名(今月合計5名!)Lincにジョインしてくれました(引き続き絶賛採用中です)。このタイミングで改めて全社向けに戦略共有会議を行いました。2020年の目標は全員が主人公意識を強く持ち、会社のカルチャーを指針に自ら考え、自走できる組織を作ることです。

2019年の振り返り

2019年は一言で総括すると内外的に「人に恵まれた年」でした。

経営体制を大きく強化できた結果、事業、戦略、組織、採用等々全ての面において加速度的に成長することができたと実感しています。また、CSOやCTO自ら良いメンバーを採用すべく率先してリファラル採用を実施してくれたおかげで、他のメンバーの心にも火が付き、気づけば2019年はリファラルだけで6名程コアメンバーにジョインして頂くことができました。プロダクト開発しかり、セールスしかり、改めてベンチャーとは人が全てだなと強く想いました。

メンバー全員が同じ方向に向き、インバウンドタレントの「日本に来て良かった」を最大化すべく頑張ってくれているおかげで、社内の雰囲気がたまには私もタジタジになる程明るくエネルギッシュなものになりました 笑

また、対外的な部分でいうと、インバウンドタレントの日本におけるライフイベントをより包括的かつトータルにサポートすべく、一部上場企業であり、外国人材向けにハイグレードな不動産ソリューションを提供するGLM様、そして東証JASDAQ上場企業であり、創業より40年弱一貫して留学生向けに日本最大級の進学フェアの運営や進学・就職活動サポートを提供してきたアクセスグループ様との業務提携を開始しました。

志を共有する力強いパートナーシップを得ることができ、今後は各社の強み・リソースを有機的に組み合わせ、より加速度的に来日外国人材の留学・就職・生活を支えるエコシステムを創っていきたいと思います。

個人的な部分でいうと2019年は記念すべき来日10年目の年でした。2009年、当時まだ18歳の留学生だった自分も、気付けば日本という異国に10年以上住み、苦しみもがく時もあったものの、いつの間にか日本という国が大好きになっていました。

Lincが目指す多様性と包容力溢れる社会とは、国籍関係なく多様な個人が活躍できる多文化共生社会です。

自分が日本にできる恩返しはLincの世界観を実現すべく世の中にインパクトを与え続けることだと思っています。

2020年の目標

会社経営は究極的には永続的に利益を出し続られる「仕組み」を創ることだと思っております。その土台が組織であり、ここがグラついては根本的に脆い会社になってしまいます。なので、2020年の目標は「メンバー全員が主人公意識を強く持ち、会社のカルチャーを指針に自ら考え、自走する組織を作る」ことに決めました。

主人公意識を強く持つためにはメンバー全員の自己欲求と成長が、Lincのビジョン、ミッションと自然に同じ方向になる必要があります。そして十分な裁量とトライ&エラーを繰り返すチャンスを与え、成果を讃える環境を作っていかないといけません。一人一人の努力が結果的にLincのビジョン実現につながる「共創型」組織を作ることできればLincも大きく躍進できると確信しています。(私のやることも無くなるのではと思っております 笑)

年末年始に米国著名VC a16z のコファウンダーであるBen Horowitzが書いたWhat You Do Is Who You Are という本を読みましたが、深く考えさせられました。

(日本語翻訳はまだ出てないみたいみたいです)

 “Culture is not like a mission statement; you can’t just set it up and have it last forever. There’s a saying in the military that if you see something below standard and do nothing, then you’ve set a new standard. This is also true of culture — if you see something off-culture and ignore it, you’ve created a new culture.” 

私はこの一文が一番印象に残りました。私は「カルチャーを組織全体に浸透させるためには、自ら率先して体現した働き方をしないといけない」とずっと思っていたのですが、どこか空回りする部分がありました。この本を読み、自分を含めメンバー一人一人が無意識のうちにとる行動に対してしっかり意識しないと、正しいカルチャーは根付かないと認識することができ、自分の中にあったモヤモヤが少し晴れました。まだまだ道半ばですが、しっかりLincのカルチャーを組織全体に浸透できるよう2020年は頑張っていきたいと思います。そうすれば自ずと独立自走する組織が出来上がるかと思います。

個人的な2020年の最大の目標は自身の発信力を強め、Lincのファンを増やすことです。

去年私が最も尊敬する経営者の一人であるサイバーエージェントの藤田社長と食事をする機会があり、藤田社長より「Lincのようなビジョンが大きく社会的意義もある事業を遂行するためには社長は有名であった方が良い」と言われました。

社長業は(社会に対して)営業的な側面が強く、社長自身が発信力を強めていかなければ会社やプロダクトのイメージやブランディングに対してレバレッジをかけることができないと痛感させられました。

アーリーステージのベンチャーにとって一番大切な要素は間違いなくトップのビジョンであると思います。ビジョンに魅せられないと優秀な仲間もジョインしません。なので2020年はLincのビジョンや高い目標向かって全力でコミットする仲間達の姿等を積極的に発信していき、より多くの方にLincのファンになってもらえるよう頑張りたいです。

2030年を見据え

10年に一回パラダイムシフトがおこると言われます。これまでの10年がスマホを基点とした「モバイルインターネット」の時代なら、今後の10年はブロックチェーンといった分散化技術の台頭による「あらゆるデータが個人に紐づく」時代になると考えています。このような分散化された「個」が強調される時代では、「多様性と信用力」がますます大事になってきます。

来るべく「大労働力不足時代」を見据え、Lincはインバウンドタレントという「多様性」を支えるインフラになるべく、またインバウンドタレントに対して「信用」を創出することでより日本での生活の利便性を高めるべく、今後の10年を驀進して参ります。

絶賛採用中です!

2020年を飛躍の年にすべく、Lincは引き続き絶賛採用強化中です。とても風通しが良く、皆同じ目標に向かって日々切磋琢磨する仲間が集まっているので興味ある方、まずお茶でもいかがでしょうか?

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(先日の新メンバー歓迎ランチの様子)

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(経営陣による戦略共有会議の様子)

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