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【プロの現場】撮影メンズメイクのポイントとコツ。男性のメイクってどーしてるの?

元看護師でヘアメイクのLimoです。

私は撮影の現場で男性のヘアメイクをすることが多くあります。

芸能人やモデルさんだけに限らず、
経営者や著名人の方の撮影の時にも、印象をワンランクアップするためにプロのヘアメイクが携わっています。

男性にもメイクが必要なの?って思われる方もいるかもしれませんが、
ちょっとした手直しと工夫で、ぐっと印象が変わります。

メンズメイクは女性メイクとは、ちょっと違うコツが必要です。
撮影時のメンズメイクのポイントをまとめました。

①ベースメイク

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 男性のベースメイクはファンデーションを塗ってる感をいかに出さずに、肌を綺麗に整えるのかが勝負。

 特にファンデーションの色を肌の色に合わせるのがポイントです。あとはファンデーションの使う量の調節。

また、特に撮影の場合は、お顔に立体感を出すために、3色のファンデーションを使ってベースメイクを仕上げます。

私Limoはエアーブラシを使って、男性のベースメイクをよりナチュラルに仕上げています。

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肌の質感もコントロールします。

オイリーすぎる場合は、保湿した後に、しっかりパウダーでおさえる。
マットすぎる場合は、乳液などで油分を補った後に、艶の出るファンデーションで仕上げて、パウダーは必要な部分だけに使う。
などの質感のコントロールが必要です。

使用するパウダーにラメが入っていないことも重要なポイントです。

いろんなパウダーがありますが、Limoはローラメルシェのこちらのパウダーが自然な仕上がりになるので、オールマイティに使いやすいです。

質感はオイリーすぎると清潔感が失われますし、マットすぎても老けた印象にまります。

また、お化粧室でみるのと、撮影のライティングの下で見るのは質感が結構変わります。しっかりモニターで確認して、質感と立体感の微調整をします。

②目のまわりのクマ

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忙しい経営者やビジネスマンは目がお疲れで、目の周りにクマがある場合が多いです。

ですが、女性のように綺麗にクマを消すと、不自然になってしまう場合もあるので、あくまでも自然な範囲で消すようにしましょう。

私が現場で使っているクマ用のコンシーラーはこちらです。


オレンジとイエローのコンシーラーを重ねて使うことによって、クマをカモフラージュします。

クマが薄くなると、一気に健康的で若々しいイメージになります。逆に大人の男の色気を演出したいときには、あえて、クマを隠さない場合もあります。

どんなイメージに見せたいのかで、どのくらい消すのか?をコントロールします。


③眉毛

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男性の場合、特に眉毛の印象でかなりイメージが変わります。

しっかり眉毛が生えている方はコーミングして、(場合によっては眉毛用ワックスを使って)毛流れを整えてあげるだけでOK。

逆に薄い方は自然に眉毛を足してあげることが必要です。

撮影の場合、ライトが強いことが多いので、ややしっかりめに書いてあげないと、光で飛んでしまいます。

④ヒゲの青味

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写真だと、ヒゲの青味が気になることがあります。

その場合は青味のある部分にオレンジ色でコンシーラーを使うと自然にカバーができます。

⑤唇

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カッサカサNGです。不健康にみえます。

しっかりリップクリームで保湿してあげましょう。

この時の注意点はリップクリームの種類によっては、唇がテカテカみえてしまうことです。女性ならばいいのですが、男性が唇がテカテカですと、違和感あります。

私のオススメはモアリップこちら。

あとたまに唇の血色が悪く、紫っぽい方がいるのですが、口紅をして自然な血色を演出するのは、とてもとても難しいです。色付きリップの方が自然に血色を与えてくれます。

バーツビーズのホメグラネイトはほんのり赤みをつけてくれます。
ですが、甘めの匂いが強いので、苦手な人がいるかもしれません。

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唇をマッサージして血行をよくするという方法もあります。

もしくはフォトグラファー と相談して、後から唇の部分の赤みをコントロールしてもらった方が、自然な場合があります。

まとめ

メンズメイクのポイントやコツを簡単にまとめてみました。

ベースメイク
目の周りのクマ
眉毛
ヒゲの青味


この5つのポイントを整えることで、印象がぐっと変わります。

今の時代、男性でも印象を良く見せるために肌やお顔のメンテナンスは重要です。

特に撮影の場合は画像がその後ずっと残ります。

少しの違いの積み重ねと組み合わせで、思い通りのイメージを作り出すのがメイクの力です。

全ての道具を揃えるのが大変だったり、メイクのテクニックに自信がない方、もし、撮影時にヘアメイクが必要なときは、出張ヘアメイクに伺えるので、気軽にご連絡ください。limo@limopiece.com

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Limo (Makiko Molimoto) 現代アーティスト
ハリウッド帰りのヘアメイクアーティストであり、元手術室看護師というユニークな経歴を持つLimo。
鮮やかで透明な樹脂を組み合わせた独自の作品は、
不可思議でスタイリッシュであると同時に、生命の持つエネルギーを内包しているかのような躍動感と儚さが入り混じっている。
 またデジタルやパフォーマーとの今までにない新しいコラボレーション作品を展開し活躍の場を国内外に広げている。
Limoウェブサイト
https://limopiece.com

Limoアートインスタグラム 
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トライセラ
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作品動画
ブギーナイト
https://www.youtube.com/watch?v=ewlLzqpsqtk
オータムナイト
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