見出し画像

アドベンチャーワールドがLIMEXと共に目指す「循環型パーク」の姿

和歌山県南紀白浜にあるテーマパーク「アドベンチャーワールド」は、廃棄物ゼロの「循環型パーク」を目指しています。そこで採用されたのがLIMEXと、その回収・リサイクルモデルです。紹介動画を基に、その取り組みついてご説明します。

パークガイドや飲料カップにLIMEXを採用


アドベンチャーワールドでは、パークガイドや飲料カップといった各種製品に、TBMが開発した、石灰石を主原料とした新素材LIMEXを採用いただいています。

従来のプラスチックや紙製品を、枯渇リスクの低い石灰石を主原料としたLIMEXが代替することで、二酸化炭素の排出量を削減し、石油、木、水の利用を抑えることができます。

同パークを運営する株式会社アワーズの山本雅史代表取締役社長のお話。
「パーク内で配ってパーク内で回収できるものとして、LIMEXはぴったりだなと思ったんですね。
 私たちパークは『循環型パーク』を目指しています。パートナーですべてを循環できる仕組みをつくっていきたい。そのためにはこのLIMEXという素材でパークガイドをつくることが効果的だと考えました」

LIMEXは再生利用にも適しており、回収と再資源化によるリサイクルが可能です。主要な構成素材である無機物と熱可塑性樹脂を分離することなく、単一素材と同様に再生利用ができます。

地元企業によってリサイクルトレーに再生


アドベンチャーワールドで使用後に回収されたLIMEX製品は、和歌山県内で環境対策事業に取り組む「大洋技研」が成形を実施し、パーク内で使用するトレーなどに生まれ変わります。

トレーを塗装するのは和歌山の漆器製造メーカー「山家漆器店」です。

TBMと和歌山県内の企業が協力し、県内で使用、回収、再製品化をするローカルなリサイクルが実現しています。

100年後の子どもたちに胸を張れる事業に


株式会社アワーズ フード課の佐々木優さんのお話。
「わざわざ戻ってまでリサイクルボックスに入れて来てくださるお客様もいらっしゃいました。やっとこういう形で、お客様に今まで回収してもらっていたものが目に見える形でお出しできます。
 ご飯を食べるときは、手元にパークガイドがあると思うので、もともとパークガイドだったというところを意識して『これがこれになるんだ』っていうのを実際に見比べて、感動してもらえたらいいなと思います」

再び山本社長のお話。
「100年後に生きる子どもたちに、100年前の大人たちが胸を張って『こういうことをやっていたんだ。だから今があるんだよ』って思っていただける、そんな事業をしたいな、と。
 TBMがされていることがまさにその事業だと思いますし、私たちも関われることがすごくうれしいです。是非一緒に、さらにやっていけたらなと思います」

アドベンチャーワールドとTBMは、「循環型パーク」を目指して、LIMEXの資源循環に取り組んでいきます。


動画も是非、ご覧ください!


この記事が参加している募集

自己紹介