TBM|新素材LIMEXと資源循環 | 日本発スタートアップ

石灰石を主原料とした「LIMEX」、再生材の「CirculeX」など環境配慮型素材事業…

TBM|新素材LIMEXと資源循環 | 日本発スタートアップ

石灰石を主原料とした「LIMEX」、再生材の「CirculeX」など環境配慮型素材事業と、資源循環サービスの「MaaR」やリサイクル工場の運営など資源循環事業を行うスタートアップです。温室効果ガス排出量を可視化する「ScopeX」、環境配慮商品のECサイト「ZAIMA」も。

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営業としてニュースをつくる。LIMEX営業の仕事内容とやりがい

素材の営業に“THE MODEL”型を導入!LIMEX事業本部の営業戦略とは──LIMEX事業本部では、どのような営業戦略を実践しているのでしょうか? LIMEX事業本部では今、営業プロセスを「マーケティング」「インサイドセールス」「フィールドセールス」「カスタマーサクセス」の4段階に分けて、それに関わる情報を可視化・数値化し、営業効率の最大化を図る”THE MODEL”と呼ばれる営業の仕組みの導入を進めています。TBMではこれを「新TBMモデル」と呼び、PDCAを高速に

    • プラ業界で30年。感じたジレンマと LIMEXとの出会い

      TBMで働く人たちを知っていただくための社員インタビューシリーズ。今回は2019年5月にジョインし、開発、SCM(サプライチェーン・マネジメント)、海外プロジェクトで活躍しているSCM本部本部長(2022年2月以降)の川上さんをご紹介します。※所属や業務内容は、インタビュー当時(2020年6月)のものです。 プラスチックのプロフェッショナルとして 前職は富士通グループの中でプラスチックの射出成形を取り扱う会社に在職していました。  入社当初からPMMA(アクリル樹脂)やP

      • AGC→東レのエンジニアを経てLIMEX工場長へ。”ものづくりベンチャー”に飛び込んだ理由

        2019年にTBMに入社し、LIMEXの量産工場である宮城県・多賀城工場の建設に携わり、副工場長を経て、2022年から工場長に就任。LIMEXの世界普及に尽力する西川さんに、TBMにジョインした理由、ここで挑戦したいことなどを聞きました。※職務や業務内容は、インタビュー当時(2021年11月)のものです。 AGC→東レ、ネクストステージとしてのTBM旭硝子株式会社(現AGC)に入社後、省エネ型ガラス溶融炉の研究開発に従事し、新規溶融炉の基本設計や立上げを担当しました。その後

        • 地球温暖化の歴史と「2050年ネットゼロ目標」への道のり

          2020年に菅義偉首相(当時)が、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロとする宣言をしました。2022年4月には、東証プライム市場上場企業は「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の開示が必須になり、ますます気候変動のリスクに関する対策の緊急度が上がってきています。 でも一体なぜこのような対応が必要になったのでしょうか。 これらの気候変動対策の背景を歴史から紐解き、

        営業としてニュースをつくる。LIMEX営業の仕事内容とやりがい

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        • Times Bridge Mediaより
          17本
        • MaaR環境トピック
          29本
        • LIMEXってどんな素材?
          15本
        • 「脱炭素経営」の現場
          10本

        記事

          TBM創業者、山﨑敦義CEOのインタビュー記事まとめ!

          ここではTBMの創業者、そして代表取締役 CEOである山﨑敦義のインタビュー記事や動画をまとめてご紹介します。TBM設立の由来や、社名や企業理念に込められた想い、設立から現在までの困難、そしてTBMが実現したい未来について熱く語られている記事・動画を集めていますので、是非ご一読ください! ダボス会議ライブ 2024テレビ東京|山﨑は、2024年1月15~19日にスイスのダボスで開催された世界経済フォーラムの第54回年次総会(ダボス会議)に参加しました。会場からライブ配信に出

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          CO2排出量算定・可視化を当たり前に。TBM新規事業部の挑戦

          IT企業、再エネ企業からTBMへ!転身の理由──伊藤さんは2022年11月の入社。以前はどんな仕事をされてきたのですか。 伊藤 新卒から9年間はメカエンジニアをしていました。1社目は日本のメーカーで5年、2社目はドイツの分析装置のメーカーで4年間働いていました。ドイツの会社は超ニッチな業界ですが、セメントの成分分析装置では世界シェア7割を持っている会社だったので、セメント工場に出向いて修理することもありました。セメントの原料は石灰石ですから、その意味ではTBMに入る以前

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          TCFDが求める気候変動「シナリオ分析」 もっと詳しく

          TCFDで勧められているシナリオ分析とはTCFDって何? 気候変動と財務リスクに関する情報開示「全解説」では、TCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース」が定めているシナリオ分析と情報開示についての方法について解説しました。 気候変動が、今後どの程度私たちの生活に影響を及ぼすのかは正確にはわかりません。また、影響を及ぼしている温室効果ガス排出量がどこまで減らせるのか、

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          資源循環をカッコいいものに!日本に新しい文化をつくりたい

          TBMでは、資源循環に関わる社内外のリソースを適材適所で組み合わせ、一般消費者向け及び事業所向けの資源循環をコーディネートする「MaaR(マール)」という事業を展開しています。そのひとつが、オフィス等の事業所を対象とした法人向け資源循環サービス「MaaR for business」です。これらの事業を担当する資源循環イノベーション部の五十嵐さんに、事業に懸ける熱い思いを聞きました。 「社会課題×事業企画」の仕事をしたい ──五十嵐さんは2022年5月の入社。前職は東急ですね

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          中小企業もできる!企業の脱炭素目標「SBT認定」のメリットと取得法

          最近、環境関連のニュースで時折耳にするSBT。TBMも2022年3月に認定を取得しています。一体何のことで、その取り組みにどんなメリットがあるのか。そして実際に、どんな作業が発生するのか。TBM新規事業部のメンバーがお答えします。 SBTって何?SBT(Science Based Targets:科学的根拠に基づく目標)とは、気候科学に基づく温室効果ガスの削減目標のことでパリ協定に定められている世界共通目標です。 目標は具体的に定められており、「世界の平均気温上昇を産業革

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          CSR・環境報告書の第三者認証を依頼するときに押さえておきたいポイント

          TBMでは、企業単位の温室効果ガス可視化のサポートをさせていただく中で、温室効果ガスの削減施策を提案して欲しいなどのニーズに応えたり、可視化後のサポートも行っていますが、意外と多いのが算定の第三者認証を専門機関に頼みたいというニーズです。 新規事業部のメンバーが、第三者認証機関を選定するとき念頭に置いておくポイントについて解説していきます。 第三者認証とは企業のサステナビリティやCSR、ESG報告の重要性が高まっている中、こうした非財務情報の開示情報の正確性や網羅性を第三者

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          なぜ企業は温室効果ガス排出量を算定しなければならないのか、その理由と方法

          TBMは企業単位で温室効果ガス排出量を可視化し、削減施策までを提案するプラットフォーム「ScopeX」を展開しています。また、LIMEXについても、原材料調達から処分に至るまでのライフサイクルを通じた温室効果ガス排出量を詳細に開示しています。なぜ企業は今、温室効果ガス排出量の算定という課題を突き付けられているのか、ScopeX事業を担当する新規事業部のメンバーが、その理由と方法について解説します。 企業が温室効果ガス算定をする背景2015年の第21回気候変動枠組条約締約国会

          なぜ企業は温室効果ガス排出量を算定しなければならないのか、その理由と方法

          社会、事業、組織を変えるサステナビリティ部の仕事─扱う領域もやりがいも拡大中!

          TBMは2018年からサステナビリティに関する取り組みを本格化し、2022年2月には「サステナビリティ部」を新設しました。環境、社会、経済の中で、企業としてサステナブル(持続可能)であるための取り組みに加え、製品やサービスをいかにサステナブルなものにするか、データ、ファクト、ロジックを駆使して社内外のステークホルダーと協働しています。サステナビリティ部部長の羽鳥(写真左)と、2022年6月にジョインした荒川(写真右)の2人が、サステナビリティ部のミッション、業務領域とやりがい

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          TCFDって何? 気候変動と財務リスクに関する情報開示「全解説」

          気候変動による環境影響はとても深刻になっており、企業においても利益追求だけではなく環境に配慮した活動を求められてきています。 今回は環境配慮をした企業活動を外部に開示するのに重要なTCFDについて解説していきます。 すでに知っているけれど、どう取り組めばいいか悩んでいるという方にも相談先やそのポイントについて解説していますので、参考にしていただけると嬉しいです。 TCFDとは、気候変動へ取り組みと財務影響の情報開示TCFDとは、日本語では「気候関連財務情報開示タスクフォ

          TCFDって何? 気候変動と財務リスクに関する情報開示「全解説」

          LIMEXの世界市場は「無限大×無限大」! 海外営業チームが目指すサステナブルな未来とは

          TBMの海外営業のトップであるグローバルアライアンス部 部長兼LIMEX事業本部 本部長補佐の中村さん(写真中央)、LIMEX事業本部 グローバル・ビジネスディベロップメントチームの石井さん(写真左)、LIMEX事業本部 グローバル・セールスチームの佐藤さん(写真右)の3名にインタビューを行いました。 海外事業に携わるようになった原体験や、実際に直面した世界の現状を踏まえて、TBMのこれからのビジョンについてお話ししています!※所属や業務内容は、インタビュー当時のものです。

          LIMEXの世界市場は「無限大×無限大」! 海外営業チームが目指すサステナブルな未来とは

          会議・イベントのカーボンオフセットに挑戦してみませんか?

          TBMでは温室効果ガス排出量の可視化事業を行っています。今回は、最近問い合わせが多いイベントや会議のカーボンオフセットについて、カーボンオフセットとは?という基本から、イベントや会議のオフセットを行なうための9つのステップについてご紹介します。 カーボンオフセットとは日常生活や企業等の活動で発生してしまうCO2(=カーボン)。これをいかに減らすか、今やだれもが努力しているところです。しかし、それでも自力で削減しきれなかった分について、森林による吸収や省エネ設備への更新などに

          会議・イベントのカーボンオフセットに挑戦してみませんか?

          LIMEXが石灰石を主原料とする理由③【環境負荷と供給リスクの低さ】

          石灰石があらゆる産業で重宝されるワケ石灰石の国内出荷量1億2623万トン(2021年)のうち45%がセメント向けで、次に22%がコンクリート骨材用、続いて14%が鉄鋼業で使用されているという話をしました。これらの3分野だけで8割を超えますが、そのほか、製紙の原料の一種にもなっているし、化学工業、肥料、工業製品に添加される充填材から食品製造まで、じつに幅広く使われています。 LIMEXもそのひとつ。もっとも、TBMが自社工場でのLIMEX製造に使用している石灰石は、国内の石灰

          LIMEXが石灰石を主原料とする理由③【環境負荷と供給リスクの低さ】