見出し画像

「成果x楽しさ」=私のやりがい。 Have fun。

こんにちは。2023年12月よりLiLz株式会社にJoinしました。
直原佑哉(ジキハラユウヤ)です。
LiLzで見つけた「成果x楽しさ」の、ちょうど良いバランス。

愛犬たちと近くの公園で

1.これまでのキャリアと転職の動機

 LiLz株式会社は4社目で、3回目の転職になりました。
 高専、専攻科と電気電子を勉強しながら、ロボコンなどを経験し、小さいころから好きだったロボットエンジニアを目指すべく、自分の研究室だけでなく別の研究室にも首を突っ込み出入りしいろんなものや人と関わりました。
 7年居た高専から次のステップを考えた時に、大学院しかない変な大学院大学というところがあると募集を見かけ、奈良先端科学技術大の小笠原研究室にお世話になりました。そこで、CADからモノになり、組み立てると動くものになる。ということに感動し、情報工学よりも機械工学に大きな興味を持つようになりました。
なお、修士論文は「流路の変形を利用した光学式接触センサ」の開発でした。
何気にゲル素材と液体と画像処理を組み合わせるという無謀なことをやっていますね。

図:オープンキャンパスでロボットハンドをグリグリ動かしている直原

 卒業後、大手電機メーカーに就職しました。就職氷河期が終わった直後の年で、大手だし一番最初に内定もらったから決めたというなんとも安易なもの。
しかも、機械系に転身するなら無茶をしようとこれも安易に「一番きつそうなとこでお願いします」
と当時の人事に言うという始末。若いってすごい
 ただ、これが功をそうしていわゆる部品(パート)ごとに割り当てられるただの設計担当ではなく、製品の足の爪先から頭の先端までをほぼ一人で担当し、かつ、社内でもエース級のチューターにあたり、半強制的に叩きあげられることになりました。これが今の私の機械設計の基礎を築き上げています。市場の成長(セキュリティブーム)と撮像素子の劇的進化(VGA→FHD)にも丁度重なり、大きな成長と自信を付けました。
 一方で、大きな企業はエンジニアから最終のお客様の顔は見えません。更に担当がBtoBということもあり、出来上がりが動く喜びはあれど、お客様の喜びが見えないことに不満がありました。よりお客様に近い課題解決をしたくなり、ブームも去って来た頃、タイトルの「成果x楽しさ」に立ち戻り、転職を決意。2社目のロボットベンチャーへ。

 2社目では、入社後の面談で「君コミュ力ありそうだから営業もできそうだね」ということで、技術営業しながら設計開発をすることに。計らずともお客様の面前に立つことになります。
 この事業も運よく時代に乗った時でインバウンドを必死に捌きながら、自動車メーカーに飛び込み営業し、受けた案件を自分で設計開発、組み立てして設置や実験、納品などをこなしました。また、JVにも積極的だったので、3社程立ち上げ前、立ち上げ後に関わることができました。そのうちの1社は現役で頑張っていてうれしい。しかしながら、時代が変わり色々厳しい現実を見ることになりました。「成果x楽しさ」が下がってきて、このままではいかんとまた転職活動。次の3社目、家電ベンチャーへ。

 3社目では、家電ベンチャーへ。同社初の研究開発部長として6年ほど、後半は若干兼務しながらODMの設計開発を2年ほど担当しました。ベンチャーあるあるだと思うのですが、イケイケ時のベンチャーオフィスは、時間の流れが歪んでいるような濃密な業務でした。なんとなく3倍くらいの圧縮率。それなりのプレッシャーとパンチのあるアウトプットは、アドレナリンでまくりで色々麻痺するんでしょうか。悪い意味ではなくランナーズハイのような状態。約6年の間に新規カテゴリの製品を5つ出し、企画した製品数は30を超えました。と、2社目、3社目と走り続ける中で、家庭の事情も変化し、働き方もコロナ渦を経てだいぶ変わりました。社内の状況と市場も併せて変化し、色んな選択とダイバシティが広がっています。もっと違う「成果x楽しさ」ってあるんじゃないか?と思いすべてを両立させる働き方ってできないかなと3度目の転職を決意します。

2.Why LiLz?

さて、冒頭から書いている「成果x楽しさ」というのは、私の仕事上における大事な指標としています。

成果:自分から社会に対しての貢献、output
楽しさ:自分から自分や家族に対しての貢献、input(プライベート含む)

これを掛け算にするとどちらかがいまいちだったときに合計の評価値が激減します。
「成果x楽しさ」をバランスしながら共に大きくすることが大事だとここ数年より強く感じています。
 今回の転職活動にもこれを当てはめながら、私のキャリアを最大限生かせる会社を探しました。
「成果x楽しさ」を両立させるには、もうベンチャーじゃ無理だろうと思ったので、ベンチャー以外の大手等の新規事業系へいくつか検討を始めます。しかしながら、経歴が複雑すぎるのか、大手企業様の琴線に中々触れず、悶々とする日々が数か月続きました。
 ある日とあるエージェントからダイレクトメッセージが転職サイトへ届きました。LiLz社の紹介でした。また、ベンチャーか、とタイトルに「沖縄発/フルリモート可…」とひときわ目を引くワードがあり、沖縄でそんな頑張っている会社があるのか?と半信半疑でメッセージを読みました。
 まず、メンバーにOIST出身者もいたので、NAIST出身者ということで縁がありそうだと思いました。監視カメラの設計をしていたのでカメラとその設置性、画像処理に関して知識があり、IoTやAIなども業務で調査をしていましたが、LiLz社の技術の使い方と事業拡大の可能性について非常に興味を持ち、2社目からプレイングマネージャとして経験があるので、業務内容的にも問題はなさそうだと思い、まずは話を聞いてみよう!ということで応募し、LiLz社の調査を始めます。
 LiLzのリクルートサイトに入社エントリーがあり、全部読ませていただきました。社長の大西さんの創業者ブログ。とても同意できることが多く、好印象でした。そして、入社した方々のブログで、コロナ前後で働き方を見直す方々、栗本さん高木さん浅井さんAYAさんのメッセージがとても響いたのが記憶に残ります。写真の皆さんの笑顔とバックにある沖縄の雰囲気。疲弊した心身に深く沁みました。
 私のキャリアに限界までマッチし、事業性も良く社会貢献度が高い(あくまで私の主観)、働いている皆さんが楽しそう、フルリモートで家庭も両立ができる。控えめに言って最高じゃないですか?
 面接の直前に、尊敬する大先輩M氏とご飯に行く機会がありました。転職のこともあり少し相談したかったので、色々話をしていくうちに、

 私:「今週面接するんですよ、アナログメーターをIoTカメラで取って管理するっていう、あ、本社沖縄なんですよ。」
 M氏:「それLiLzじゃんw!?」
 私:「え?なんで知ってるんですかw」

 なんと、そのM氏もとあることでLiLzを知っており、その場で印象を聞かせてもらい、更に背中をドン!と押してもらいました。ベンチャーはなぁという不安が吹き飛びました。
 ちょっと怖いくらいに縁があり、もう間違いないと、もう入る気満々で面接を繰り返し、業務のイメージも固まり、社員皆さまの合格も無事いただき、入社することになりました。

3.最後に

 「成果x楽しさ」。社会と自分の「今」に貢献することを大事にするため模索した数か月ですが、入社して約1ヵ月が経ちました。今回の選択は今の私にとって良かったと実感します。
 自由(フルリモート)には責任(実績と自制など)が伴います。当然それを果たすための技量と努力が必要ですが、LiLz株式会社は、現代の働き方の一つのあり方として、実現できている会社の一つだと思います。
 LiLz株式会社は一緒に働く方々を募集しています。少しでも興味、共感を持たれた方はこちらのサイトを覗いてみてください。

全社集会後、早起きして早朝からみんなで釣りをしました!釣りは小学生以来でしたが楽しかった。
全社集会の様子はこちらへ