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一流役者のすごいところ

以前の記事などでも書きましたが、私はファッションを通してドラマというストーリーの作成に携わってきています。そこには大小様々なこだわりなどがあり、ドラマという『作品』に服を通して彩りを加えられるように色々な工夫をしてきております。


私自身、コーディネートやスタイリングにはいつも自分なりに考えて撮影に挑みやらせていただいています。
それはいい意味で、毎回、毎日が勝負です。
そしてその選んだ服にはもちろん着用する人たちがいます。それがドラマの場合は役者さん達です。

そして今までのキャリアの中で、幸運にも数多くの役者さん、特に女優さんと関わらせいただく機会がありました(今もご一緒させていただく機会があります)。
そしてファッションスタイリストの観点から女優さんたちのすごいところの一つをあげるのであれば
『自分のもの(役)』にする力が高いことです。

役(キャラ)とストーリーに合わせて服を選び終えた後に女優さんに服を着用してもらい撮影にはいるのですが、
そのときに少しだけ、お節介ながらも着用した服に合わせたイメージを伝える時があります。
例えばこれは背筋を伸ばして良い女風に、とか、これは品のある感じの振る舞いで、という具合にその服を着て動くイメージやたたずまいなどを伝えます。
女優さんたちはそれを瞬時に自分のものにして服を『自分になじませて』本番に入ります。
それを目の当たりするといつもすごいなぁ!と興奮と楽しさが溢れます。

もちろん、役者さん達は色々な役の役作りをするので当たり前のことなのかもしれないですがそれでも一瞬でものにするあの感覚はやはり多くの人にはできない芸当だなと思います。

バイビー

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西ゆり子

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コンテンポラリー コーポレーションのファッションスタイリスト。累計で150以上のドラマのスタイリング、ディレクションを行う。企業などのファッションセミナーや、専門学校の講師としてコーディネートのアドバイスなども行う。またスタイリストとして初の個展を開催。