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ポルトガル旅行記 リスボン編

ポルトガル旅行記の第二弾となる今回の記事では、首都リスボンでの旅の様子をお届けする。

↓第一弾のポルト編はこちらから!

リスボン街歩き

ベレンの塔:Torre de Belém

リスボンの中心地からは少し遠いが、トラムに揺られて街並みをぼんやりと眺めていたらあっという間に到着。
後で紹介するジェロニモス修道院とともに世界遺産に登録されている。
6ユーロ払えば塔に登ることもできる(12ユーロでジェロニモス修道院の入場券とセットになっているお得なチケットを購入することもできる)

リスボン湾の要塞の役割を果たしていたベレンの塔
写真で見るより大きく存在感がある

発見のモニュメント:The Padrão dos Descobrimentos

ベレンの塔からテージョ川沿いに歩いていくと、突如として現れる巨大なモニュメント。
こんなに大きなモニュメントをどうやって作ったのか不思議。
大航海時代の有名人たちの彫刻が33体並んでいて、先頭はエンリケ航海王子。
他にもヴァスコ・ダ・ガマや、マゼラン、フランシスコザビエルなどの彫刻があって、私はザビエル探しに興じていた。

写真では伝えきれない迫力!

ジェロニモス修道院:Mosteiro dos Jerónimos

ベレンの塔とともに世界遺産に登録されているだけあって、建物内のすべてが美しい。
華やかさと質素さが融合した建築に見入っていたらあっという間に2時間くらい経過してしまった。
特に修道士が祈ったり瞑想したりしながら歩く場所である「回廊」の居心地の良さは際立っていた。
ベンチが至る所にあるから長居することも可能。

歩いているだけで落ち着く回廊

パスティス・デ・ベレン:Pastéis de Belém

ジェロニモス修道院から歩いてすぐの場所にあるリスボンで一番人気(?)のエッグタルト屋さん。
エッグタルト発祥の地である修道院伝統のレシピを守り続けている。
とにかく混んでいたが、ここのエッグタルトは並んででも食べる価値あり!

1ユーロちょっとで食べられる絶品エッグタルト
店内はこんな感じ、混雑しすぎていて席を取るのが大変

グラサ展望台:Miradouro da Graça

有名なサンジョルジュ城より知名度こそ低いものの、隠れた人気観光スポットらしい。
展望台まで登るのが大変だが、途中あちこちにストリートアートがあるから見ていて飽きない。
リスボンの街が一望できるし、旅行客も少ない。

ずーっとぼーっとしていられる眺め

タイムアウト・マーケット・リスボン:Time Out Market Lisboa

別名リスボンの築地!
観光客にも地元民にも大人気のフードホール。
ワインとおつまみセットで腹ごしらえ。美味しかった…

ポルトガル、基本的になんでも美味しい

リスボン名物の黄色いトラム

リスボンの街を歩いているとちょくちょく見かけるこちらの黄色いトラム。
おもちゃのような見た目だけど、実際に運航している。
前述のベレンの塔などに向かう際にはぜひ乗ってみてほしい。

見た目は可愛いけどパワフルに稼働中

絶品エッグタルトに夢中

ポルトガルの名物といえば先ほども登場したエッグタルト(パステル・デ・ナタ、Pastel de nata)
各地のお店で個性的なエッグタルトが販売されている。
1個1ユーロからとお値段も良心的なので、お腹の容量がゆるす限り食べ比べをするのもいいかも。
ちなみに私はポルトガル滞在中だけで8回くらい食べました。

ユーラシア大陸の最西端、ロカ岬へ

リスボンから日帰りで、ユーラシア大陸の最西端であるロカ岬にも足を伸ばした。
当日の夕方くらいに行くことを決めたほど計画性もなかったが、何とかその日中には帰ってこられた。

行き方としては、リスボン中心のロシオ駅から電車に乗ってシントラに40分くらいかけて向かい、そこから403番カスカイス行きのバスに乗る。
大体2時間くらいで到着。
バスは現金でしか支払いができないので注意。
ロカ岬自体は、ATMどころかトイレすらないような場所である。
私は往復に十分な現金を持ち合わせておらず、危うく帰れないところだった。(親切な方に貸してもらえて事なきを得た…。感謝してもしきれない)

一秒ごとに空が表情を変える日没時のロカ岬

たどり着くまでは結構大変だったが、ユーラシア大陸の四端のうち一つを制覇できたのは純粋に嬉しかった。
今回は購入しなかったが、ユーラシア大陸最西端の到達証明書も販売されている。
帰りの終バスの時間が早いこと、とても混むことには注意!

この海の向こうはアメリカ大陸なのか…と思うと感慨深かった

おわりに

旅行先としてのポルトガルは、これまで行ったことのある他のヨーロッパ諸国と比較しても本当にいい場所だった。
ご飯は美味しいし(これ大事。特に海鮮)、物価もそこまで高くないし、治安は比較的いいし、地元の人たちの性格もどこか日本っぽさがある。
いつか2ヶ月くらい現地に住んでみたいな~、と思ったポルトガル旅だった。
リスボン編を読んでくれた方は、ぜひポルト編も読んでみてほしい。


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