アンチポップという、ジャンルとは?


結論

こんな感じの曲。アンニュイで叙情的な、Z世代のサウンド。
ビリー・アイリッシュもこのジャンルかなと、筆者は思います。

はじめに

友「そういや、最近なに聴いてるん?」
私「昔のシティポップ聴いてるな~~。友は?」
友「最近はSpotifyのAnti Popっていうプレイリスト聴いてるよ。」

これです。件のプレイリストです。

良すぎるぞ!?なんだこれは?と。なるわけですよ。
一通り聞いてから。

私「なにこのプレイリスト!?どういうジャンル?」
友「Anti Popっていうジャンルらしい。(英語記事翻訳してくれた)」
私「教えてくれてありがとう~~~!!!」
友「ええんやで(ニッコリ)」

衝撃です。でなんか、あんまり日本語でググっても何もないので、
note書いております。


Anti Popとは?

下記、日本語で引用してきましたのでどうぞ。
まとめると、

明るくてエネルギッシュ・今を楽しもうぜ!的なポップミュージックの反対で、作者の感情を表した、悲しい、けれど最近のいい感じの曲。
よく言えば叙情的でローファイに近いサウンドですかね。

Urban Dictionaryより引用・DeepLで翻訳して、読みやすくしてます。

アンチポップとは、グッドバイブなポップスとは対照的に、jojiや元Filthy frankなどのアーティストが中心となって台頭してきている音楽ジャンルで、スロービートでローファイ的な曲が多い。
このジャンルの特徴は、スロービートで、ほとんどローファイのような曲だが、ネガティブな感情を叙情的に表現しており、病み時間(Sad Boi Hour AM1~AM5)を乗り切るための手助けをしてくれる。
アンチポップと呼ばれるムーブメントが台頭してきているが、オルタナティブメタルがエモやゴスのような昔ながらのエッジの効いた雰囲気をスクリーモやヘヴィなギタープレイで表現するアルトメタルとは一線を画すジャンルである。
ある意味では、アンチポップは、人間の感情や心の奥底にある思考を探っていく叙情的な面で似ています。(メタルのアンチポップとは別)
それに比べてアンチポップは通常、トラックが呑気で楽観的な、アップビートな曲や、またはバイブをチェックした場合、グッド・バイブス・オンリーなポップと並置することができます。
アンチポップはまた、おそらくZ世代の十代の若者たちの存在しないエモのフェーズに取って代わる、新しい陰気な音楽の波と考えることができます。
A: アンチポップって聞いたことありますか?ジョジと似たような音楽を探していたんだけど、どうやらアンチポップは新しいジャンルらしいよ。
B:そうなの?ケシとクーコが似てるのは知ってるけど、アンチポップってジャンルがあるなんて知らなかったわ。
by beepbeepbeepbopbop 2019年11月23日
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

次に、SpotLightより引用・DeepLで翻訳しました。

ポップミュージックは、常にエネルギッシュでアップビートなものと定義されてきました。それは、あまりにも深く複雑ではなく、良い波動と感情を促すスタイルです。
アンチポップとは--期待されるかもしれないが--正反対のものだ。YoutuberのFilthy FrankがJojiという名前で音楽への情熱を追求するために自分のチャンネルを離れることを発表した後、彼のチャンネルの500万人の購読者は、この新しいジャンルの先頭に立つのを助けた。
アンチポップとは、痛みや苦しみについてのメッセージをたくさん含んだ悲しいものであり、非常に深いものです。自分の感情を入れないようにしていると思われるかもしれませんが、それとは正反対のようです。私も含めて、人は動揺しているときに悲しい曲を聴くのが好きです。
驚くべきことに、人が動揺しているときには、それが助けになるのです。88risingというグループは、ジョジを引き連れて、音楽界に素晴らしいコントラストをもたらした。音楽業界を支配している巨大な権力文化からの逸脱であると同時に、必要とされる逸脱でもある。Jojiの台頭により、他の多くのアーティストがこのジャンルの音楽に挑戦するようになった。
音楽は社会の文化を反映していることが多く、アメリカは抗うつ剤の使用量が世界一の国であることから、社会の大きな変化を目の当たりにしています。
より多くのアーティストが自分の問題についてオープンになり、問題を話すことが困難な人を助けようとしています。精神疾患やその他の障害についてのより大きな気づきが、この国に大きな影響を与えたことで注目されるようになりました。
悲しくて憂鬱な音楽のための私たちの奇妙な趣味は、世界中の人々のために良いことをしただけでなく、通常は目を背けられているテーマに光をもたらしました。だから私からのアドバイスは、アンチポップを聴いてみてください。そのサウンドに驚くかもしれない。
www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

おススメの曲

Urban Dictionaryに出てきたCucoとKeshiですね。
Keshiはキャッチーですね~~。

88risingってところが、jojiがいる新しめの、聞いた感じヒップホップレーベルですかね?蛇足ですが、よさげなので紹介です。
アルバムあったんで、張っておきます。spotifyにもありましたよ。

Arlo Parksさん好き~~~~声良すぎでは?

Anti Popやと思うんですけどね~。というわけで個人的に良かった&
叙情的に感じたのでこれもひとつ。おすすめです。

この進行多くね?でもいいんだよなあ。その人によって、Anti Popか否かは変わるしねえ。

「Rescue Me」がまさにAnti Pop、Z世代感ある。
なんか泣きそうになっちゃった。
Spotifyのほうが20秒長いです。

あんまり叙情的じゃないけど、個人的に好きな曲。


解説と考察

jojiが代表的なアーチストって感じですね。あの辺抑えとけば間違いなさそう。
でもなんで、Anti Popのプレイリストにビリー入ってないんだろう?
最近の曲ってトラップを経てからの、
トラップビートで歌うor普通の曲にトラップっぽくラップする。
曲が多いなあと思います。一応進化はしてるのかなと思いましたね。
昔ほどではないけれども。

Z世代の不安感はどこから来るのか?

個人的に、「愛が欲しい」とか「誰かのそばに居たい」とか寂しい系のね。Anti Popまでいかないけど、歌詞の内容がそういうもの(個人的にはNeo City Popみたいなポップに歌ってるけどアンニュイ)とか、もっと人間の根っこの部分をわざわざ歌ってるのが、Anti Popだと思うけど、最近のZ世代のこういう漠然とした不安感って、昔と何が違うのかなって比べたら、「金」の無さだと思うんです。上の人が貯め込むからどこにも無い。だからといって、ばらまくこともしない。資本主義の終点だとは思うのですが。

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