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憧れのモスクへ~マレーシア・クアラルンプール①

「行ってみたい国リスト」に長年入っていた、マレーシア・クアラルンプールへ旅行に行ってきました。コロナ禍でずっと延期になっていた、念願の旅行を2023年になり実現することが出来ました。この旅行の目的はズバリ「モスク見学」です。
今回は3つのモスクへ訪れる事が出来ました!第一弾はピンクモスクを紹介します。


ピンクモスク(プトラモスク)へ向かう

空港とクアラルンプール中心街のちょうど真ん中辺り、プトラジャヤという地域にあるこちらのモスク。通称、ピンクモスク。空港からは車で約30分でした。

車中からピンクモスクが見えてきました。
想像の何倍も大きい!モスクドームは約50mの高さだそうです。

モスク外観

モスクドームの方へ向かいます。こちらのゲートの形、かわいいですね。門の上部にはコーランの言葉が書いてあります。

プトラモスクのゲート

大きなゲートを通ると、目の前いっぱいにモスクドームが広がります!圧巻のモスク。この日は曇りだったので、少し残念に写ってしまっていますがきれいなピンク色でした。守衛さんに見学したい旨を伝え、オンラインでチェックインを済ませると、見学エリアへ入場です。
モスクでは女性は、手足や髪の毛の露出が禁止なので、ローブの貸し出しをしてくださいます。男性は長ズボン着用でない方もローブ貸し出し対象とのことです。
日本人観光客が多いようで守衛さんは日本語で挨拶してくださいました。フレンドリーで優しい方が多い印象でした。

土足厳禁なので、靴を脱いで上がります。
早速、入場しようとすると守衛さんに「入口はあちらです」と日本語で声をかけられました。今まで海外で聞いた日本語の中でもっとも自然な発音で、かつ不意打ちの日本語で、思わず笑顔に。お礼を言い、内部へ入ります。

ドーム入り口

モスク内部

外観だけで、すでに感動でいっぱいでしたが、内部に入るとその感動が何倍にもなりました。圧巻です!中へ入ると、その大きさをより実感します。
ピンクのドームに映える青のステンドグラスからの光がさらにモスク内部を幻想的にさせます。ずっと見ていたい美しさです。

ドーム内部

こちらの白い祭壇へ向かってお祈りをするそうです。メッカがある方角に設置するので、祭壇に向かうことで自然とメッカへ祈りを捧げていることになります。はじめは模様だと思っていましたが、よくよく見ると祭壇にもコーランの言葉が記されています。

白い祭壇


お祈りする際には、男性が前方、女性が後方と、明確にエリア分けがされているそうです。壁沿いには2階も設置されており、収容人数は合計約14,000人にもなるそうです。(この辺りのモスクに関するお話は次のアイアンモスクのボランティアの方に教えていただきました。)

主な素材はピンク色のセラミックとコンクリート。換気が十分にされてることに加え、このひんやりしたセラミックのおかげで、高温多湿なマレーシアでもエアコンなしで比較的涼しく過ごせます。
ドームの構造上、声が良く響き、話し声が反響してかなり大きく聞こえるのも興味深い経験でした。


まとめ

クアラルンプールに行かれる方にはぜひおすすめしたい場所です。この様な素晴らしい施設を無料で見学させてもらえるのは本当にありがたいです。寄付の募集があったので、心ばかりさせていただきました。
いわゆる「映えスポット」ということで日本では有名になってきているようですが、宗教施設ということを忘れず、マナーをしっかり守って見学したいですね。
今回の旅で見学した残りの2つのモスクについても書いていきたいと思います。


第2弾はこちら。アイアンモスクへ行きました。

第3弾はこちら。ブルーモスクへ行きました。


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