【詩】ヒト

不思議な生き物がいる。
狩猟採集時代の不便さにも不安定さにも
命を懸けて革命を起こしてきたというのに、
便利さや安定と引き換えに
あれだけ乞い願った長い寿命と引き換えに
彼らが買ったものは
未来という名の「不安」だった。
先人たちが焦がれた未来を、僕らは歩んでいるのだろうか。
僕らが望み創る未来を、子供たちは喜んで生きるだろうか。

ヒトは何を求めていたのだろう。
ヒトは何を追いかけるのだろう。

悲しみの青に、黄色い一筋の光が差すと
希望の緑になる

障害ってなんなのか。

どれだけ前向きな気持ちになれる日があっても、静かな夜にはふと、どこか深いところから強烈な哀情が湧いてきて心が泣く。

そうさせるのはいつも弟の「障害」です。

言葉を自由に扱えて、不調を訴え辛さを吐き出すことが出来て、思った通りに体を動かせて、そこそこ気持ちをコントロールできて、「普通じゃない」と怒鳴られ、ため息をつかれ、責められ、傷つけられることなんてない、「普通」の人間に、どうして弟は生まれて

【詩】わたあめ

知りたい、というのは 理解したい に近くて
あわよくば 理解し合いたい んだと思う

君が望んだ人生は、
もっともっとと刺激を求めて今を昇華せざるを得ないほどに願った人生は、一体どんなものだったのか

わからない 掴めない
いや、掴もうとすらさせてくれない

手を伸ばして触れようものならば
その熱で溶けて姿を変え、消えていく
そしてやさしくも完璧に拒絶するんだろう

私の繊細な部分とで唯一ゼロ距離

【詩】野良猫と春

今日も陽だまりを探す
もう2月も終わるというのに
風は一向に
頬をゆるめてくれないから
丸めた背中の
一本の毛の先の先まで暖めながら
なんてことない顔をして
ただじっと待つ

遠くで
軒下のカタバミが葉を開いた

ふわりと頭を上げた

猫の見つめる先に、春

【詩】決意

苦しい 合わない 冷たい目 埋まらない差

置かれた場所で咲くなんて、そんな理不尽な話があるか

今すぐ辞めたい。逃げ出したい。

だけど、

だけど なんだっけ？

なんでここを選んだんだっけ？

私はなにを目指してるんだっけ？

- ̗̀ 💡 ̖́- はっ

そうだ、私には目的があった

強い想いがあった

こんな閉鎖的な箱の中より
もっと、もっと先を見よう

私が出会いたい人の為に

あーるぴーじー

正直、かなり参っていたんです。
精神的にも、肉体的にも。
体調不良が続いていても、職場では子どもたちのために体を張って、限られた時間内に複数のタスクをこなし、目の前で陰口を叩くという職員からの精神攻撃に耐えなければならない…。
みなさんも似たような経験、ありませんか？

やっと連休を迎えたけれど、心の中を支配するのは仕事行きたくないなぁ…って胸を締め付けるような痛みなんです。リフレッシュして軽くな

しごと での ぎくしゃく

人生における物事の多くは、どうしてうまくいかないのでしょうね。

どこかの記事で、わたしは障害のあるお子さんの支援をする仕事をしているとお伝えしました。
ものの貸し借りが苦手だったり、環境の変化にものすごいストレスを感じたり、手が出てしまったり…。障害の特性によって、内に秘めた感情を言葉にして伝えるのが苦手なお子さんが多いです。言語化が難しくて、結果他害などの行動として出てしまうんですよね。
そう

【詩】まにうけ症候群

肉体的疲労や

精神的苦痛が

ある一定ラインに達すると

引き起こされる 『まにうけ症候群』

ちっぽけな冗談も

少しの嫌味も

些細な不幸せも

ぜーんぶ真に受けて大ダメージをくらう

いつしか明るい現実が見えなくなって

辛くなって歪めてしまう

さぁそこのあなた！

そんなことに ならないように

深呼吸

リラックス

そしてお昼寝

不思議と心が軽くなって

見え方が変わってる

世

せいり、せいとん。

転機って、ある日突然もたらされるものでしょうか？ それとも撒いた種が芽吹いて得るものでしょうか？

わたしはちょうど今 「転機」と呼ばれる扉の前に立ち尽くしています。
簡単にお伝えすると "引越しを伴う転職"です。
お付き合いしている彼とわたしが、人生を共に歩むパートナー同士なのかを見極める為、
新たな職場で知識や経験を積み自身をレベルアップさせる為、目的意識も 受け入れ先も確保され、あとはわたし

しごとのこと

みなさんは、どんな仕事をされていますか？
わたしは、アルバイト期間を除いて福祉職にしか携わったことがないので、想像もつかないお仕事が沢山あるのだろうと思います。

その仕事はあなたにどんな事をもたらしてくれますか？
お金、やりがいや達成感、交友関係の広がり、知識の向上…など様々あるかと思います。
そんなわたしは今の仕事から「幸福感」をもらっています。

"放課後等デイサービス"ってご存知ですか？

Ｎ極とS極

わたしには、まるで自分の正反対を絵に描いたような交際相手がいます。

真面目↔適当

友だちは深く狭く↔友だちは広く浅く

深く考えクヨクヨ↔悩んでもしゃーない精神

どちらがわたしでしょう？ひょっとしたらお気づきの方もいるかもしれませんね、正解は左です。こうも違うと、もどかしい思いは結構しています。きっとお互い様でしょうね。真剣に捉えて欲しいことも、彼にしてみればその他大勢と変わらないただ

【詩】戦友

どれだけ時間があいても

どんなに距離があいても

話すたび

「わかってるなぁ」

と安心する

「なるほどなぁ」

と納得する

もう、ひとりじゃない

そう思わせてくれる

いつもありがとう

ふりかえりと あらたなる夢

「バズる」という経験を、現実世界ですることになろうとは思ってもみませんでした。

まさかわたしが…本当にそんな感覚です。

わたしには障害のある弟がいます。ASD(自閉症スペクトラム)+軽度知的障害です。普通を望む母に、一家を支えようと一生懸命な父、そしてわたしは高校、大学まで自己犠牲の塊でした。言い過ぎかもしれませんし、そうではないかもしれません。障害のある家族をもつ、という環境下でわたしは何度

【詩】ひるね

耳から脳裏へ伝わるのは
つくつくぼうし
鳥のさえずり
道路を往く自動車の音

窓から吹き込む風とエアコンの冷風が
心地よく 時折ひやっと肌に触れる

なにもない日常 思考を停止して

わたしは少しの間 眠りにおちる

くもり のち 嵐、2日後 てんき

突然ですが、わたしの好きな天気は雪です。

あなたはどんな天気が好きですか。

朝起きて空が自分の好きな天気だと、わくわくしたり、はつらつとした気持ちになったりしませんか？
かといって いつもそういう訳にはいかなくて、良い天気が続いていたと思ったらある日台風が来て大荒れ、土砂災害や洪水被害が出ることもしばしばです。

これは、心も同じだと思うのです。
良いことが続き思い通りに進んでいたのに、ひょん