太陽さんの金の糸、お月さんの銀の糸
見出し画像

太陽さんの金の糸、お月さんの銀の糸

Jun Mizusawa

コミュニティの育て方

ライラックムーンでは、コミュニティ『スターステージ』を運営しています。

コミュニティづくりって、とっても奥が深いです。

半年間運営してきて感じたことを、まとめてみます。

まだいろいろと検証段階でもあるので、感じたまま、自由に書きます。

コミュニティは編み物

さて、コミュニティは、どんなふうに始まるものでしょうか。

わたしは、最初に2つの糸が必要だと感じています。

ひとつは縦糸。

これは、リーダーの存在や、共通理念、目的意識などです。原理や必然性のようなものが、縦糸に該当します。

もうひとつは横糸。

横糸は、人と人とのつながりです。"横のつながり"って言いますもんね。

そして、このとき大切なのは、縦糸と横糸を編み込むことだと思うのです。

横糸不在の縦糸は、コミュニティにおいては、単なる「教条」に過ぎません。そんなのは、ただそこに在るだけです。

また同時に、縦糸不在の横糸には、まとまり留まる力がありません。横糸だけが、するすると抜け落ちていくでしょう。

会社や家庭は、生活や家系という軸があるので、縦糸がより強く強固ですが、

カルチャー的で自然発生的なコミュニティにも、なにかしらの縦糸に相当するものがあります。

ママ友コミュニティなら、子育てが共通の縦糸です。カルチャーセンターは学びが縦糸です。友人関係はともに過ごした経験が縦軸でしょう。

縦糸と横糸が、周期的なリズムに乗って編み込まれていくことで、糸は布へと織られていきます。

そして、どんなリズムで、どう編み込んでいくのか。

これは、コミュニティ初期の様相なのだと思いますが、そこに、それぞれのコミュニティの個性が現れてくるようにも思います。

星から贈られた糸で編む

先日、子ども園で教えてもらったお話のなかに、こんな描写がありました。

「太陽さん、どうぞ私にあなたの糸をくださいな。やがて生まれるイエスの為に、あなたの糸で洋服織るのです」
すると、真っ赤に輝く太陽の糸が、マリア様の腕にたくさん贈られました。

裸で生まれるイエス様のために、マリア様は洋服を織ろうとするのですね。ひとちぼっちで地上に降り立つ魂が、寒さで凍えないように。

まるで、魂を世界に迎え入れるように。

コミュニティの初期の段階では、縦糸と横糸が、少しずつ編み込まれていきます。

そして次第に、目には見えない洋服になるんですね。

ひとりひとりを温め、美しかったり楽しかったり、ときにアイデンティティの一部にもなるような。

誰もが、自分にあった、見えない洋服を纏える

私自身も、主催のコミュニティ以外に、コミュニティに参加しています。

コミュニティにも色があって、目的意識の強いコミュニティは、縦糸が太い感じがします。

男性性的でもあり、統制が取れ、拡大に適しているようにも思います。

一方で、スターステージのようなコミュニティは女性性的です。横のつながりを、じっくりゆっくり育てています。

また、こうした顔が見えるコミュニティは、きっと人数に上限があると思います。拡大には適していないのかなとも。

なので私は「小さな、顔がみえる、カルチャーコミュニティ」が、たくさんたくさんあって、

誰でも自分にあった見えない洋服を纏える、そんな社会も面白いんじゃないかなって、最近思うようになりました。

風の時代、ひとりぼっちで生きなくたって、いいよね。

そんなことを想いながら、日々、大好きな生徒さんたちと楽しく活動しております。

追伸

コミュニティ立ち上げや育成に興味がある方いらしたら、気軽に相談してください。たくさん素敵なコミュニティが生まれたら、楽しい時代になるんじゃないかなって感じています。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!
Jun Mizusawa
“Wisdom is found in Wonder.” / Lilac Moon inc