エンジェルズゲートの魔法

もうすぐやってくる、エンジェルズゲート。
(２月４日です※今年は早い)
ふだんは「ゲート」などは気にせず生活している私ですが、今回はなんだか意味がありそうだなあと感じています。

エンジェルズゲートとは

天には４つのエネルギーの極があります。
地、水、風、火。
その中の、風のエネルギーが極まったポイントがエンジェルズゲートと呼ばれます。
４つの極は、タロットカードの「世界」というカードにも描かれていますので、ご覧になった方も多いのでは。

一応、以前書いた記事も載せておきます。

エンジェルズゲートの視点

真夏のライオンズゲートは有名になってはいますが、エンジェルズゲートはその対極にあるゲートです。
対極…つまり正反対というのは、お互いの意味合いを反転させて持ちますから、繋がりは深い。

１月２９日にしし座で満月→エンジェルズゲート→２月１２日にみずがめ座新月…と続きます。
風の時代は、みずがめ座に強くかかわりを持っています。
そしてしし座はみずがめ座の対極にある星座。
双方が反対の視点で示しているものは、「自分軸」。

視点というか観点というか…見方が違うだけで、みずがめ座もしし座も同じところを目指しているように感じるのです。
自分が、どれだけ自分であるかということ。
自分として生き、死んでいけるかということ。
それをひたすらに心の真ん中に置き続ける感覚です。

それは決して称賛されるためとか、人の上に立つためではありません。
むしろ、自分が自分じゃないと、生きていけない。そんな感覚です。

さて今回、そのふたつの星座による満月・新月…そしてその間にくるエンジェルズゲート。
これはまさに、時代の風を自分という帆に受けるタイミングなのではないかと感じます。
帆を張り、目的地をきちんと思い描くことで、風を受けどんどん進んでいけます。
そのための重要なターンなのではないかと思うのです。

エンジェルズゲートのエネルギーをより受けるために

ここ最近、気づいたことがあります。
自分という軸をしなやかにするために、必要なこと。
自分の選択を後悔せず生きていくために、必要なこと。
よりいっそう自分のエネルギーを発揮するために、必要なこと。
その「必要なこと」に、必ず含まれているものがあるなあと。

それは、「自信」です。

「ああ、ダメだわ私、自信なんてないもん」なんて思って画面を閉じようとしたあなた…大丈夫です。
もう少しだけお付き合いください。

私が、たくさんの存在たちに教えてもらった、たくさんの知恵。
その中に、「自信」の項目があります。
その答えを聞くと、あなたは少し勇気がわいてくるかもしれません。

あなたは、自信って、なんだと思いますか？

キラキラしていること？
迷わないこと？
ナルシスト？
自分大好き？
皆から尊敬されること？

実は、どれも違います。
たくさんの存在たちは、そんなことは言いませんでした。

自信とは、あなたがすでに持っているもの。
自信とは、自分を信じる心。
あなたは、もう「自信」を持っているよ。
ただそれを、信じればいいだけ。

これが、たくさんの存在たちがくれた、言葉です。

ただ、私、「自分を信じる」ってところが、今ひとつ理解できていなかったんです。言葉としては分かる。でも、腑に落ちない…という感じで。

それが、最近になって分かりました。
「自信」って、「覚悟」なんです。

自信と「覚悟」

覚悟っていうと、「覚悟しなきゃ」とか「覚悟しろよ」なんていう用法で使われることがあるので、「あきらめる」とか「観念する」なんていう意味だと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はちょっと違います。

もともと「覚悟」とは仏教用語。
覚…さとる。悟…さとる。
つまり、覚悟とは「さとること」なんです。
自分の内に自分があることをさとり、自分の外に自分があることをさとる。

覚悟のある人とない人では、結果が違うことは、想像すればすぐにお分かりかと思います。
それはなぜでしょう？

言葉であらわすのは難しいなと思うのですが、おそらく、

「覚悟をしている人」は、「自分の在り方と選択の全責任は自分にある」という状態だからなのかな、と思います。
覚悟がない人は、「自分の今、そしてこれから」を、場合によっては誰かの責任にします。

本当のことをいうと、世界は自分の思う通りになっています。
だから、覚悟をしている人としていない人では、見える世界も違うはずです。
なぜなら、「私は私として生きる」と思っている人は世界の中心にいて自分の力を信じていますが、「私は私として生きたいな(できれば)」と思っている人の世界の中心は、自分ではなく他人だからです。

自分自身として幸せになるという「覚悟」を持つ

あなたの世界の中心は、本当はあなたです。
でも、あなたが「私が世界の中心です」と思わない限り、それは信じられません。
そこで、覚悟を持つこと。

「私は私の世界の中心であり、私として幸せになる覚悟をしました」。
そう覚悟をすることで、座標は変わり、あなたは本当に世界の中心になります。

そうするとですね、
自信を持つとか自信を持てないとか、そういう次元じゃなくなりますよね。
だって、あなたが世界なのだから、あなたが幸せの中心なのだから、自信云々はもうどうでもいいわけです。

幸せになる覚悟をするか、しないか。
たったそれだけなんです。
今までは「幸せになりたいな」だったかもしれないけれど、宣言をして覚悟をすれば、自信は「ただそこに在る」ことに気づきます。

覚悟をすれば、自分の軸もしっかりできます。
軸ができれば、行先への方向性もぶれなくなっていきます。

次の満月でもいいです。
エンジェルズゲートの２月４日でもいいです。
あなたも、声に出して宣言し、覚悟してみませんか？

「幸せになる」覚悟を。