見出し画像

決めること。動くこと。

先日のお話。

地元、福岡で講演会をした。

1日目は久留米での起業を目指す学生コミュニティで、そして2日目は母校の九州産業大学にて。

何も知らない人は、僕が講演会をしたことを「すごいねー!」なんて言ってくれるけど、これには実は裏話がある。

「講演会って呼ばれるもの」という人の思い込みがあるから「すごい」とか「頑張ってる」なんて言ってもらえるんだと思う。

しかし、僕の場合、実際は「呼ばれた。」のではなくて「そういうのあったら呼んで!」と僕の方から頼みこんでいたのだ。

というのも、遡ること1年前。
僕は40歳を迎えるにあたり、これからの生き方をじっくり考えてみることにした。

残り半分の人生。
過去・現在・未来を全て踏まえて、僕なりに真剣に自分の人生と向き合った。

そして、3つのVISIONにたどり着いた。

それはこんな感じだ。

1.常にワクワクして生きる。
2.他者とは違う何者かになる。
3.人に夢と希望を与える。

そして、「人に夢と希望を与える。」という項目を実現するために、ある日突然「よし、講演会をしよう!」と勝手に決めたのだ。

そう、誰からのオファーもないくせに勝手に決めた。

それが始まりだ。

僕は往々にして、「勝手に決める」くせがある。

小学生の時に「大きくなったら社長になる」と勝手に決めた。

7年前も「5年でバリ島No.1のウェディング会社になる」と決めて、海を渡った。

3ヶ月前には「3ヶ月で10キロ痩せる」と決めて、よくわからんけどホームセンターでダンベルを買った。

だから、今回も同じく、勝手に決めた。

決めてしまえば後は簡単。行動すればいい。

そして、僕は数人の友人に電話をし、お願いをした。

思い当たる団体やコミュニティに片っ端からメールを送った。

そして、声がかかることを信じて、勝手にパワポで資料を作った。

車で1人移動する時は、繰り返し何度も何度も声に出して練習した。

すると、僕が真っ先に相談した友人が偶然にも母校九産大の起業支援プロジェクトのマネージャーに就任し、早速僕を呼んでくれた。

そして、さらにその友人が紹介してくれた久留米市役所の担当者さんが、急きょだったにも関わらず、学生さんたちに話をする機会を用意してくださった。

おのおかげで、勝手に決めてから約1年で講演会をすることができたし、未来ある若者と出会い語ることができた。

そういうカラクリだ。

「勝手に決めて、それに向かって行動する」
それだけなのだ。

「できるか、できないか。」
「失敗したらどうなるか。」
「成功するためにはどうした方がよいか。」

そんなことは、どうでも良い。
やったことないことを、一生懸命考えてもわかるわけがない。

時間という財産を自ら捨てているようなもんだ。

とにかく「勝手に決めて、動く」ことで、物事は不思議と動き出す。

社長にもなれるし、5年でNo.1のウェディング会社にもなれた。
講演会だってできたし、10キロ痩せることもできる。

もし、あなたがあなたらしく生きるために、何かを変えたいなら、まず「決める」ことから始めて欲しい。

そして、ぜひ「決めた」ことを僕に教えて欲しい。

その「行動」で何か動き出すかもしれないから。

では、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?