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#51 自信の取り戻し方

少しの甘いものと、愛すべき友人

自信に満ち溢れた人生であればあるほど、
自信に満ち溢れた自分であればあるほど、
毎日は楽しいのかもしれません。

しかし私は、
まるで自分の中から渾々と自信が湧いているような、
自分の中にある確固たる自信を信じているような人と出会ったら
「すごい!」と思うのと同時に
「うわ!こわい!」と思ってしまいます。

その理由のひとつが、いつも自信のない自分をいつも以上に小さい存在として感じてしまうから。その人の前から逃げ出したくなってしまう。
そして、自信に満ち溢れた人がなんだか人間離れした超人のような、別の星の生き物みたいな存在に思えてしまうからです。

なんでだろう。
なんか、怖いんです。
自信満々の人たち。人間っぽさとは真逆の場所にいるような気がするんですよね。

でも、そう思う中で私はどうやって自分の中の自信を取り戻していくかといえば、やっぱり人と話をすることなんですよ。

とはいえ同じ人間といえど、自分と同じように仕事や恋愛に悩みながら、なんとか手探りしながら日々を過ごしているような人と話をすること。
「なんだかうまくいかないわ!」みたいな人生をどうにかこうにか過ごしている人と話して、互いにちょっとずつ気持ちをわかり合って、分かり合えたことでまた少しずつ元気になって、その元気から前を向いたその先に、自信を取り戻していける自分がいるような気がしています。

まあそのプロセスがどうこうというより、話に耳を傾けてくれて、同じような思いをわかってくれる友人・知人がいるという心強さが自分の自信(と活力)につながる原点になっているのでしょうね。
自信は友人から与えられるもの、と言えるかもしれない。
それくらい、友人の存在って本当にありがたい。

あとはそこに甘いものでもあれば、自信が生まれた体にブーストが効くかなあ、と思ったりしています。
頑張れちゃうよね、甘いものがあると。
「自信の取り戻し方」とはまたちょっと意味合いが変わってしまうけど、自信を取り戻した体を長く維持してくれる特効薬みたいな、ね。

及川恵子