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一度見たら忘れられない映画「グリーンブック」

こんばんは。ムララボです。
オリンピックスポーツ競技のあの感動、きっと忘れないだろうな…、
と思うことがあります。
一度見たら忘れられない映画の1本「グリーンブック」をご案内します。


映画の時代背景-「グリーンブック」とは

「グリーンブック」とは、アフリカ系アメリカ人が安全に旅行するためのガイドブックのことです。文字通り、表紙は緑色です。
1936年から1966年まで発行されていて、人種隔離が厳しかった時代に、黒人旅行者が差別や危険を避けるための情報を提供していました。
映画のタイトルは、このガイドブックに由来しており、その時代の背景と現実を鮮明に思い出させてくれます。


映画の基本情報

監督: ピーター・ファレリー
キャスト: ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ、リンダ・カーデリーニ
公開年: 2018年
ジャンル: ドラマ、伝記


映画全体の評価

「グリーンブック」は、友情が人種差別を超える瞬間を描いた心温まるドラマです。観終わった後、心の中にじんわりと温かさが広がる作品です。ヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技は本当に見応えがあり、特にマハーシャラ・アリはこの作品でアカデミー賞を受賞しました。映画全体の完成度も非常に高く、一度見たら忘れられない映画です。


映画が伝えるテーマやメッセージ

「グリーンブック」は、人種差別を乗り越える友情の力をテーマにしています。白人の運転手トニー(ヴィゴ・モーテンセン)と、黒人の天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の実話を基にしています。二人は、南部でのコンサートツアー中に直面する多くの困難を共に乗り越え、互いの理解と友情を深めていきます。この過程は、人種の壁を越えることの大切さと、人としての尊厳を守ることの重要性を強く訴えかけます。


映画の見どころ

この映画の見どころは、何と言っても二人の主人公の変化と成長です。最初は反目し合う二人が、旅を通じて深い絆を築いていく過程が本当に感動的です。トニーの素朴なユーモアとドクター・シャーリーの気品ある佇まいの対比が見事に描かれています。また、1960年代のアメリカ南部の風景や音楽も映画の魅力の一つです。特に、ドクター・シャーリーのジャズ演奏シーンは必見です!音楽がストーリーに深みを与えています。


二人の友情が際立つシーン

二人の友情が深まる瞬間の一つに、南部のレストランでのシーンがあります。ドクター・シャーリーが白人専用のレストランで演奏を依頼されるが、食事はできないという差別を受けるシーン。トニーがその理不尽さに対し、強く抗議しドクター・シャーリーを守る姿が描かれています。この場面は、二人がただの雇用主と従業員以上の関係に成長していることを強く示しています。
さらに、ドクター・シャーリーが路上で襲われた際、トニーが駆けつけて助けるシーンも感動的です。危険を顧みずに友人を守ろうとする姿勢が、二人の絆の強さを象徴しています。


実話に基づく感動の物語

「グリーンブック」は実話に基づいた映画です。トニー・リップとドクター・ドン・シャーリーの実際の旅路を描いており、その友情と冒険がスクリーンに蘇ります。実話であることを知ると、この映画のテーマがさらに心に響きます。社会的な差別を超えた友情の力を描いたこの物語は、現実の出来事だからこそ、より深い感動と共感を呼び起こします。この映画を通じて、友情と理解の素晴らしさをぜひ感じ取ってください。


ぜひ「グリーンブック」を観てみてください。きっとあなたも、この映画の温かさと感動に心を打たれることでしょう。

映画はこちらからご覧いただけます。

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