ミニチュア 本物に見えるかな? 原寸大の和菓子
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。
今日はいつもとちょっと趣を変えて、オーダーでお作りした原寸大の和菓子をご紹介。
陶器店の方からのオーダーでした。
店内のディスプレイに使いたいので、原寸大の和菓子を作ってほしいというリクエスト。
食べ物を作る時は本物を作るのと同じ工程で作ります。見える部分だけそれらしく作るということはしません。
質感などが違って見えると思うのです。
この和菓子もピンクの隙間からあんこが見えているのがリアルだよ~と思っています。
これは私見ですから、ほかの方がどう作ってらっしゃるかについては良いも悪いもなしです。
この和菓子は中があんこなので、粘土を茶色にして、あんこのように丸めます。小さめにしないと仕上がりが巨大になります。
薄いピンクに色付けした粘土を、漉し器の網の目を通して細長い粘土にします。
漉し器を通すと、表面が少しざらっとした感じになります。ちぎれやすい感じ。
それを短くカットして、少しずつあんこにかぶせていってできあがり。
もちろん、和菓子職人さんから見たら手抜きの部分多々だと思います。
粘土ならではの手法とお見逃しくださいね。
気持ちの問題かもしれませんが、ちゃんと手順を守って食べ物は作りたいと思います。基本は作りません。オーダーで納得した時だけ作ります。
ミニチュアちさと工房
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