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梅雨の日だからこそできる遊びを!

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

梅雨の時期の遊びに困りませんか?

雨の日が続くと、遊びに困りますよね。
室内で遊ぼうとすると、お金がかかって…

そんな悩みをお持ちの方のもおられるかもしれません。

室内で、お金がかからない遊びといえば、我が家では

①図書館
②児童館

です。
どちらもおすすめです。
我が家は、図書館のヘビーユーザーです。

ただ
図書館も児童館も晴れの日にも行ける場所ですよね。

今日は、雨の日の中でも梅雨の時期にしたい遊びについて書いていきます。

1⃣雨の日散歩

まず、おすすめしたいのが雨の日の散歩です。
お子さんと雨の日に傘をさして歩くだけ。
それだけです。

雨の音、葉っぱの様子、生き物の様子、川の水の様子などなど、
それらを楽しみながら歩くのです。

子どもが小さいときほど、その経験は新鮮だと思います。

土のぬかるみ、
何もないところと木陰の雨の強さの違い、
川の水の流れの速さなど
いつもと違うところに触れることは、
子どもの心の成長(感受性)に大きく影響します。

私の場合は、近所を歩くことが多いですが、
近所に森林公園がある場合は、そこのハイキングコースなども歩いてみるとおもしろいです。

何もないところではザーザーぶりなのに、木々の間を通ってみると
雨にほとんど当たらないという
新鮮な体験をすることができるでしょう。

①天気の話をしよう。

歩きながら、天気の話に触れることができますね。

「梅雨って~。」と天気の仕組みの話をしたり
「明日以降も雨だから~。」と先の予定の話をした莉
「雨の日って~、」と雨の日の行動を振り返ったりと
いろいろな話題を話すことができますね。

特に、天気の話は、理科の勉強につながり、その学習の意欲に関わってきます。さりげない会話が学習によい影響を与えるものです。

②生き物を探してみよう。

雨の日の生き物探し、これは本当に面白いです。
この時期だと、
かたつむりや
ダンゴムシ
蛙探しなんて盛り上がります。

川の中の様子も見ているとおもしろいです。

観察力も必要ですし、
探求心をくすぐられます。
さらには、自然への興味関心を引き出すことができます。

この前、中学生の長女と10分程度散歩しましたが、楽しそうでした(笑)

③音を楽しもう。

傘に当たる雨音
歩く時の足音
川の水の流れる音

晴れの日とは違う音がたくさん聞こえます。

こういうのに、目を向けて話をするのもとても楽しいものです。

中でも、木の下へ行き、
木から落ちるしずくを傘で受け止める遊びが
とても楽しいものです。

映画「トトロ」の一場面で
バス停で、トトロが
メイちゃんとサツキちゃんに対してするように、
私も気を震わせ、
木から大量の雫を落とす。

そんな遊びをしています。

子どもは、とても嬉しそうな反応をしてくれます。

2⃣水たまりで遊ぼう

①水たまりへのダイブ!

水たまり遊びの一番楽しいのは、
水たまりへのダイブでしょう(笑)

これは、濡れる準備がかなり必要ですね(笑)

②水たまりつなげ遊び

それが難しい場合は、
大人の私も好きなのが、
「水たまりつなげ遊び」です。

土の上にできた水たまりを、棒などを使ってつながげて、水を誘導する遊びです。

これがめちゃくちゃ楽しいうえに、難しいのです。

地面を少しずつ傾けさせていくので、工夫が必要なのです。

子どもと熱中して1時間も遊んでしまうこともあります(笑)

③泥んこ遊び

カッパを着て、長靴を履いて、過ごせるのなら、
泥んこ遊びも楽しいものです。

普段の砂場と違い、水にぬれている土だからこそ、普段と違う泥遊びができます。

同じ砂遊びでも、楽しさが全く違います。
(片付けの大変さも全く違いますが(笑))

親は気合を入れて遊ばせるのがいいと思います。

これは、遊び終わったら、頭から水をかけて
キレイにしてから家に入りたり、車に乗ったりしたいので、
もう少し暖かくなってからのほうがいいかもしれませんね。

我が家では1年に1度は、こういう思い切った遊びをしています。

3⃣雨に濡れていこう!

①傘を差さずにびしょぬれに。

時には、傘を差さずに雨の中に飛び込んで
自由に遊ぶのも面白いものです。

いつもは、雨の日に雨を避けると思いますが、
雨に濡れることを全力で喜ぶ、楽しむ。

そんな時間は、子どもたちにとって新鮮なようです。

我が家の子どもは、全力で遊び1時間程度で
満足して帰ってきます。

上に挙げた
・水たまりへダイブ
・泥んこ遊び
も、全身びしょぬれなら、気にせず遊ぶことができますね。

②雨水貯めゲーム

これは、ただ単に雨水を貯める遊びです。

できることなら、複数の場所にカップを用意し、
いろいろなところに置いて
雨水がたまるのを観察するのです。

置いて、ほったらかしです。

一通り遊んだ後に見に行って
その量を見るというものです。

ちょっとした量の雨が、同じ場所にたくさん降っていることを実感することができます。

濡れる準備を忘れなく。

雨の日に外で遊ぶのですから
濡れる準備は、必ずいります。

家のそばの場合は、

①大きめなタオルで体を拭く

②お風呂へGO!

でしょう。

少し離れた場合は、

①大きめなタオル(複数枚)
②着替え(下着、着替えの服)
 (雨に濡れて体が冷えているので、少し厚着でOK)
③履き替え用の靴
④濡れたものを入れる袋
⑤常温~温かい飲み物
⑥レジャーシート(遊んで濡れた道具を置くもの)

などは、必要です。

最後に…

雨の日だからこそ、できる遊びを全力で楽しむって
とっても魅力的だと思います。

お時間がある人は、今年チャレンジしてみてはどうでしょうか。

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