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副業 スルーする勇気を持とう。

こんにちは、LIG13です。

 アメリカ西海岸のTech企業で働きながら、プライベートは副業と米国株投資をしています。今日は、副業をする上で僕が心がけていることを書きます。きっと副業をする多くの方が陥ることだと思うので、参考になれば幸いです。

「副業の光と・・闇」

 最近は日本でも検索キーワードで「副業」が増えているそうです。現在のアメリカでも統計によると4割近い人が、何かしらの副業を行っているそうです。僕が住んでいるロサンゼルスは、シェアライドのステッカーが貼られた車だらけですし、犬の散歩代行、庭の手入れ、子供の送迎、家庭教師のようなギグワークのソーシャルポストをしょっちゅう見かけます。空き時間に小銭を稼ぐことは、オープンでカジュアルな印象を受けます。僕もフリータイムにパソコンで出来るITの副業をしていて、小遣い程度から始まり、いまは給料と呼べるくらい売り上げが伸びてきました。

でも、1つの問題が発生しました。

「時間が足りない」

 副業を始める時に、最初からわかっていたことですが、当然ながらメインの仕事をやりながら副業をするわけなので、いづれバランスが取れなくなって時間が足りなくなることは承知していました。僕も昨年の1年間で何度か経験し、「働く。休む。の切り替えが出来ない」というループに突入してしまい、仕事詰めの夜と週末を過ごし、あげくに子供との時間も削ってしまい、そのままメインの仕事に戻る。というポンコツな生活をしていました。おそらく副業をされている方も、似たような経験されたことがあると思います。

「スルー」してみた

 こんなことで副業を諦めるのは情弱だと思って、どうにかできないかと思っていました。正直、自分の中で「副業で時間がなくなるロジック」は、わかっていました。だけど根っから社畜マインドなので出来ていませんでした。そのロジックとは、たとえば、定時後にメインの仕事のお客さんのタスクをどうしてもその日に終わらせようとしたり、明日のメインの仕事を円滑にするために、夜中に手を動かす。あと、業後に来たお客さんの連絡にリプってしまい、そのままズルズルと仕事をする。ということです。

 この社畜マインドというのが、やっかいで、「残業になるけど、信頼関係のために頑張る」的な価値観やスルーすることの罪悪感に囚われ、この染み付いた習慣に1ミリも疑問がありませんでしたが、どこかで断ち切らないと生活面でいづれ限界が来るとおもいました。

 そこで、ある日から夕方5時になったら、いっさいメインの仕事はしない。ということにしました。一切しませんでした。例外なく、心を鬼にして(大げさすぎだろ・・)たとえ長年のお客さんでも、大事な案件でも(重大なトラブルは除く)翌日の勤務時間になるまでは一切のタスクをスルーしました。華麗にスルーだ!嫌われてなんぼ!と、妙なテンションをアゲて強行していましたが、数週間が経過すると、やがて慣れてきました。「意外と周囲は何も変わってないじゃん、いままで気にしていたのは自分だけ?」ということに気がつきました。いまはボンボン連絡が来てもすべて華麗にスルーしています。

「副業の対応」も、スルーする勇気を。

 同じことが、副業にも言えます。メインの業務時間に問い合わせが入っても、「副業は業後と週末にやる」と言うことで、全てスルーしてます。副業のお客さんにも、自分にはメインの仕事があるので、平日の昼間は一切対応できません。ということをハッキリ伝えてあるので、いままで問題になったことはありません。社畜マインドのまま、副業をハイハイとやってしまうと、努力の分だけ売り上げは伸びるかもしれませんが、やがてスケールしなくなります。冒頭で僕が体験したような負のループに落ちてしまいます。

 とまぁ、日本人特有の仕事への責任感が原因なだけだと思うのですが、副業に興味のある方、僕と同じような悩みがある方は参考にしてください。みなさん、「スルーする勇気」を持てば楽になりますよ!

ではまた。

ありがとうございます!とても励みになります!