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「住みたい街ランキング」を緊急発表したら部署をまたいでの神連携が生まれた話

こんにちは、LIFULLでPRを担当している小田です。

LIFULLが運営する住宅・不動産情報サイトの「LIFULL HOME'S」は先日「買って/借りて住みたい街ランキング」中間結果の発表を行いました。

「LIFULL HOME'S」では毎年2月に実際の問合せ数から「買って/借りて住みたい街ランキング」を発表しています。

そう、毎年【2月】です。
なのに、なぜ今回は中間発表を行ったのでしょうか?
今回は緊急発表までのドタバタ劇とさまざまな部署がすさまじい連携を見せた裏側を披露したいと思います。

①緊急発表は何気ない一言から始まった…

それは毎年ランキング結果の考察をしている社内シンクタンク・LIFULL HOME’S総研の中山のこんな一言からはじまりました。

※注※この時点で既に発表2ヵ月前

更に、本PJのリーダーがランキング結果にも影響を与えている流行りの病にかかり、集計結果が出たのは更に1ヵ月近くが経過した8月(発表1ヵ月半前)でした。

②対外的な発表を決意するまで

集計結果を見てみると、コロナ禍で「借りて住みたい街」として首位に君臨し続けていた「本厚木」が僅差で2位に下がり、替わって「大宮」が首位になるというドラマティックな展開が起きているではありませんか…!

また、「買って住みたい街」でもマンション開発の有無でランキングが大きく変動していました。

しかしながらこの段階ではまだPRチームとして公表は考えておらず、9月のプロモート内容を検討していました。
理由は大きく2点です。

1)すでに9月に2件の発表会を控えている
LIFULL HOME'Sの「住みたい街ランキング」は
<実際の問合せ数からの算出✕LIFULL HOME'S総研・中山の分析>
が強みです。
そんな強みをしっかり対外的に出していくためには記者レクの実施は外せません。
しかしながら現時点で既にPRチームの工数がいっぱいいっぱいであることは明白でした。

2)PRチームのみならず、他部署にも大きな負担がある
「住みたい街ランキング」の発表を楽しみにしてくださっている方々もいらっしゃるので、LIFULL HOME'S内でも掲載したい。
=「住まいのお役立ち情報」ページを制作するコンテンツG、デザインGの協力が必要
強みの考察=LIFULL HOME'S総研・中山の協力も必要
ランキング結果に間違いがあったらいけない
=LIFULL HOME'S事業部のマーコム、校閲チームの協力も必要

各チームもそれぞれタスクを抱えている中で、迷惑を掛けるのではないか?
というより、そもそも受けてもらえないのではないか?

色々な想いを抱えながらプロモート内容の検討を続けていました。

③火事場の馬鹿力!ここから部署をまたいだ華麗な連携プレーが繰り広げられる

迷いに迷った結果、PRグループとしては「やっぱり対外的に発表したい!」という意向になり、8月半ばに恐る恐る「住みたい街ランキング」PJメンバーに伝えてみます。
(恐る恐るすぎてスタンプを押すことさえ忘れていました…笑)

すると…

「やりましょう!」の文字が一同に…!!
しかも、「こんな発表の仕方が良いかも」「これも一緒に発表できたらバリュー高まりそう!」など提案のオンパレード!!!
なんと優しい世界…ToT

中山からはこんな熱い決意表明も…!
(このメッセージでモチベーションが上がったメンバーも多くいたと思います。)

ここから怒涛のスピードで展開が進んでいきます。

PJメンバーの神対応①:
マーコムPJリーダー、急な閃きにも迅速に対応!

今回は中間結果の発表ということもあり、通常の発表よりも報道バリューが薄まっているという危惧を感じていました。

そこで、新しい付加価値を付けたいね。とチーム内で話していた時に出たのが「コロナ禍の3カ年で順位が上がった/下がった街を洗い出し、ランキングの"傾向”を考察するのはどうか?」というものでした。

言うのは簡単ですが、誤りのないよう駅IDに紐づけて過去の順位を集計するのはなかなか大変。。。
そんなみんなの困ったを助けてくれるのが我がPJリーダーなのです!
(押しつけられているとも言います。笑)

毎年の発表なので抽出条件や設計にブレがあってはいけません。
そんな中、「あれってどうだったっけ?」「昨年はどうしてたっけ?」みたいな時に聞ける人がいるというのはとても心強いです。

PJメンバーの神対応②:
コンテンツG、デザインや校閲、平均家賃/購入価格データ抽出まで痒いところを一手に担う!

勢いだけで進む私をフォローし続けてくれたのが「住まいのお役立ち情報」ページを制作するコンテンツG。

「タイトル決めたけど、肝心のKV(キービジュアル)作りました?」
「リリースにも念のため校閲入れておきましょうか?」
「平均家賃/購入価格も併記されていると美しいからこちらでデータ抽出しておきますね」

などなど…(フォローされすぎて全てを挙げきれない)
私が見逃していたクリティカルな部分を全部拾って各所に対応依頼をかけてくれたお母さん的存在です。

問題提起や提案も的確。作業は爆速(その先の各部署メンバーも爆速で対応してくれて)で感謝感謝でした。

PJメンバーの神対応③:
中山、依頼から1日で5,000文字の考察を寄稿

最初に中山に渡した恐ろしいリリースがこちら。どん!

その名も「丸投げリリース」です。笑(笑っている場合じゃない)
こんな丸投げフォーマットから構成の意図を汲み取り、なんと1日で5,000文字の考察を寄稿してくれました。
(他にもたくさん連載やセミナー講師も務めているのに…大感謝!)

本当に各メンバーに多大な力添えをしてもらいながら、準備は急ピッチで進んでいきました。

④やれば(やってもらえば)できる!予定通りに発表!

対外発表を決めてから実際の発表までの日々は矢のように過ぎ去り、華麗な連携プレーのお陰で無事発表まで漕ぎつけることができました!!

PRチームの他メンバーも別案件の準備でいっぱいいっぱいの中、メディアへのお声がけから当日の運営まで支えてくれて本当に感謝しかありません…!

⑤チームっていいね

LIFULLでは期初に年間スケジュールを立てており、大きな施策は事前に実施時期を決めていますので今回ご紹介したのは超レアケースです。
(ですので、「LIFULLってこんな行き当たりばったりの動き方してるの!?」と不安に思われた求職者の方がいらっしゃいましたらどうぞご安心ください!)

レアケースではありますが、「こんな急な案件でも対応できるんだぞ」「対応してくれる仲間で溢れているんだぞ」という事が伝わったら嬉しいです。

次回についてもリーダーが色々企画しているようで今からワクワク…!

たくさんの仲間と協力しながら世の中に発信していきたいと考えているそこの貴方!
LIFULLでその夢、叶えませんか?

カジュアル面談もご用意しておりますので、ご興味ある方、お待ちしています!


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