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ライブコマースは小売業界の救世主になるか!?2020年6月 X-border Japan輪読会まとめ

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ライフタイムベンチャーズでは、業界の有志関係者との共催で投資テーマに関わる1ヶ月のニュース記事をまとめ読みし、気になるトピックについて議論するニュース輪読会を実施しています。

本稿では2020.6.19に実施したX-border Japan(日本を基軸にしたインバウンド/アウトバウンド事業)に関する輪読会での議論をまとめました。

▼全記事をご覧になりたい方はこちら(Scrapboxが開きます)


1.ライブコマースは小売業界の救世主になるか!?

小売業界が厳しい状況に追い込まれています。Retail Driveによると、今年だけで1万5,000店もの米国小売店が閉店する可能性があるとの予測を公表しています。これを機に、小売店はライブコマースを含めたオンライン売上の強化を図る動きが出てくると考えられます。
実店舗の強みは接客にあると考えられますが、今後どのようにECが強みを出し、実店舗との差を埋め、越えていくのか注目です。

2.インバウンドからフード領域へのピボット

荷物預かりサービスの「ecbo cloak」で知られるecbo が、飲食店と食卓をつなぐレストランキットサービス「ecbo kitchen」をローンチしました。”レストランキット”とは、レストランのメニューを自宅で再現できるミールキットを意味する造語です。
インバウンド領域からフード領域へのピボットで、インバウンドに人気のコンテンツを知っているがゆえの面白さがあると思われます。

3.中国テックジャイアントによる資本業務提携

ゲーム制作会社のマーベラスが、中国Tencent完全子会社の投資会社Image Frame Investment(IFI)と資本業務提携を結びました。この提携でIFIは議決権の約20%を持つ筆頭株主になります。
中国のテックジャイアントと日本のIP(知的財産)ホルダーとの資本業務提携事例であり、今後もこのような形の提携事例増えていくことが予測されます。


来月もX-border Japan領域の起業家/新規事業を検討する皆さんにとって有益な情報が提供できるよう、引き続き開催していきます!

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