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幸せについて本気出して考えてみた。

おはようさん。
Shotakaはバリ島から帰ってきました。

観光地に行っただけなのになぜかこうなった。

前から書こうと思ってたことだけど、改め今このテーマで書いたら自分から何が出てくるんだろうなあって思いながら、何も決めず書いてた。
そしたらまた11,000字超えちゃった。前回のこれから引き続き大作だ。

0.こんな人に読んでほしい

・自分はこれからどうやって生きていきたいだろう?
・自分にとっての幸せはなんだろう?

って考えてる人、考えたことがある人が、
・知識を得ることで、頭の中の整理をして、一つ一つ考える
・結局、何からやったらいいのか、最初の一歩めがわかる

ことができるようになればいいなあって思ってる。

「そもそも「幸せ」って人によって違うんだから、それを語ることって無理じゃね?」

みたいなこともあると思うんだけど、それはそう。
幸せの「コンテンツ」は人それぞれ、というかその人の価値観に依存するので、コンテンツについては語れない。おれがこれから書く戯言は、あくまでコンテンツではなく、構成/構造を「メタ視点」で捉えてみたいだけ。

最初に、現代における幸せの捉え方と前提(知識編)を書いておいて、その後、おれが書きたいこと書く(戯言編)って順番でいくね。


1.現代における幸せの定義

幸せとは?まずは現代における定義から整理したいと思う。

(1)運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。
用例:「思わぬ幸せが舞い込む」
(2)その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。
用例:「幸せな家庭」「末永くお幸せにお暮らしください」

デジタル大辞泉

・幸福とは?

満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。
用例:「幸福を祈る」「幸福な人生」「幸福に暮らす」

デジタル大辞典泉

恵まれた状態にあって不平を感じないこと。満足できてたのしいこと。めぐりあわせのよいこと。また、そのさま。さいわい。しあわせ。

日本国語大字辞典

まあこんな感じよ。
知ってるよ?って。いちおー日本国民における前提を書いておきたかっただけ。

このことからわかることはなんですか。
それは

「頭で言葉の意味を知ったところで、幸せにはなんの役にも立たない」

ということ。頭で何を学ぼうとも、外からどれだけ知識を取り入れようとも、それだけでは何も変わらないということですな。知識大好きのおれには耳がいてえよ。

2.幸せの語源

幸せって言葉がこの表記になったのは江戸時代(1600~1800年くらい)以降の最近の話なのよね。
んで、この「しあわせ」には二つの語源があるって言われてる。

「しあわせ」の2つの語源
・仕合わせ(し合わせ)
・為し合わせ(為合わす)

この2つの語源があるのね。それぞれ書いて行こうか。

・仕合わせ(し合わせ)

これは中島みゆきの「糸」って曲を知ってる人は聴いたことあるよねきっと

縦の糸はあなた
横の糸は私
逢うべき糸に
出会えることを
人は仕合わせと呼びます

中島みゆき「糸」の歌詞より

良い曲だから、先にぜひ聴いてね。
桜井さんのカバーも載せとこ。


この「仕合わせ」は室町時代に生まれたらしいんだよね。江戸の前だ。
これは「する」+「合わせる」を組み合わせた言葉で、「巡り合わせ」という意味で使われてきた。2つ以上の「する」が合わさって、しあわせる

それは「良いこと/良い運命」も「悪いこと/悪い運命」も含めた、「仕合わせ」と言われていた。良いことが起きたら、「仕合わせが良い」、悪いことが起きたら「仕合わせが悪い」という表現だったみたいなのよね。

ちなみに英語のhappyも、「happen」が起源なんだよね。happenは、発生する、偶然に起こる、出来事という意味。

Happy→happen→偶然に起こる
幸せ→仕合わせ→巡り合わせ

と起源が一緒なのはおもしろいよね。

ではもう一つの語源の方も書きますか。

・為し合わせ(為合わす)

「仕合わせる」とは別で、「為し合わせる」という言葉も語源の一つと言われてるんだよね。読み方は「なしあわせ(なしあわす)」と読む。

なしあわすとは、「お互いにし合う」という意味で使われてた。
つまり、自分だけではなく、「お互い」という、「関係性」や「繋がり」が前提にある言葉なんだよね。

パートナーだったり、友人や知人、仲間、同僚など含めて、
「何かをお互いにし合う」ことが「しあわせ」ってこと。
おもしろいのは、しあわせは「状態」ではなく、「行動」ってことだったんだよね。

(天国と地獄のたった一つの違いのnoteにも通ずるものがあるね)

つまりは、仕事であれ、パートナーシップであれ、趣味であれ、結婚であれ、お金や経済であれ、家族であれ、その「状況/ステータス」に幸せがあるんじゃなくて、どの領域においても、そこで「誰と何をするのか?」が「為し合わせ」であり、「しあわせ」ってことなんよね。

つまりは、こちらの語源では、「人の関係性/繋がり」のなかで、お互いに「何かをし合うこと」がしあわせってことなんよ。

まとめると、2つの語源では「仕合わせ」は「巡り合わせ」で、「為し合わせ」は「お互いにしてあげ合う」。これを独断と偏見で抽象化して語るなら、
「人との巡り合わせの中で、一緒に何かをし合うこと」が「しあわせる(行動)」ってことなんよね。

3.幸せとQOLとWell-being

それでは今後は英語やカタカナの横文字でよく聞く幸せについて書こうか。
Happy/happiness、QOL(Quality Of Life)、 で最近はWellbeingって言葉が使われる。それぞれについて書こうか。

・happy/happinessとWell-beingの違い。

happy/happinessは「幸せな感情」のニュアンスが強いのに対して、Well-beingは「幸せな状態」を表す言葉として使われる。
そこから派生して、「happy/happiness」は「感情」なので、「一時的」「短期的」な意味あいで使われるし、wellbeingは「状態」なので、人生における「長期的」「持続的」な意味あいで使われる。

・Well-being ウェルビーイング:幸せな状態(身体的・精神的・社会的)
・Happinessハピネス:幸せな感情(喜び・うれしさ・楽しさ)

・QOLとWellbeingについて

Quality of lifeなので、「生活の質」「人生の質」という意味だよね。これとwellbeingと比較するなら、本質的には同じもので、ただ、wellbeingは「目的」で、QOLは「手段」として使われるよね。
・QOLを高めた結果、Well-beingに至る
・WellbringのためにQOLを維持する

みたいな。
QOLって医療とか介護の業界で使われることが多いような気もする。
介護施設における、QOLをいかに高めるか?みたいな。
だから感覚的には、QOLのほうが具体度が高く、「手段」に落とし込みやすく、Well-beingの方が抽象度が高くて、わかるけど掴みどころがない感じがするね。

アドラーさん

4.Well-beingの様々な視点
(アドラー心理学、PERMA理論、SPIRE理論、ギャラップ5つの要素、IDGs)

まあ「幸せ」っていろいろ意味があるけど、幸せの中でも割と体系化されて知られてるwellbeingの切り口で5つ書いてこうかな

・アドラー心理学における幸せ

アドラー心理学を日本に持ってきた野田さんの意訳なんだけどさ、
幸せには「共同体感覚」が欠かせないって言っていて、これは3つの要素があって
1.自己受容:ありのままの自分を受け入れること
2.他者信頼:他者にありのままの自分を開き、繋がること
3.貢献感:自分が他者や社会に貢献しているという感覚

この3つが十分に満たされ、循環していると、人は幸せに生きれるって言ってるんだよね。

また、この自己受容というのは、「私は今のままでいい」という現状肯定というよりは、「今のこの私しかいないのだから、そこから始めよう」という感じ。ある種、絶望も底をついて、開き直ってる感覚。たまにおれが言ってる明らかに自分を観て、諦める。(肥大化した自我が等身大に戻る感じ。)

そんで、当たり前だけど、ありのままの「等身大の自分」を受け入れてないと、他者を信頼なんかできない。

それは2つの観点があって、
ありのままの自分を信頼していないと、本当の意味で人と繋がろうとしてたり、中に入っていくことができない。だって怖いから。
自分自身との関係性と他者との関係性はイコールなので、等身大の自分自身を受け入れてないと、ありのままの相手を受け入れることはできない。

後者に関して追記をすると、本来、他者は「比較する対象」でもないし、「評価判断をする対象」でも「評価判断してくる相手」でもない。他者は敵ではない。みんな幼少期はそうだったはず。ジャッジせず、ありのままの存在を承認して、一緒に遊ぶ対象だった。でもいつの間にか、他者は競争相手や比較する対象、ジャッジしたりされたりする対象、そして恐怖の対象となった。

それは、ありのままの自分を否定し、自分をジャッジするようになったから。

そして、自己受容と他者信頼ができると、本当の意味で、人と繋がって、他者貢献が深いレベルでできるようになる。
もちろん、他者貢献や社会貢献はどんな状態でもできるのだけど、give&takeやリターンが欲しいからするという「条件付きの世界」を超えた人へのgiveもできるようになっていく。

自己受容、他者信頼、貢献感は、言い換えるならば、
自分と繋がり、他者と繋がり、社会と繋がっていくこと。

これが深いレベルでできていること。これが幸せに生きていくために必要だってアドラー心理学では言うてるんだよね。

・PERMA理論における幸せ(wellbeing)

アメリカの心理学者でポジティブ心理学の創設者であるマーティン・セリグマン博士が提唱しているwellbeingの5つの要素で、その頭文字でPERMA。
(ちなみにポジティブ心理学というのは、ポジティブシンキングとはなんの関係もない。ポジティブ心理学とは「個人・集団・組織が繁栄し、最適に機能するためのさまざまな条件を科学的に明らかにする学問」のこと。)
P:Positive emotions(明るい感情/嬉しい、楽しい、感動、感激、感謝)
E:Engagement(物事への積極的な関わり/没頭、没入、夢中)
R:Positive Relationships(関係性/他者との良い関係、援助、協力)
M:Meaning(人生の意義や意味の自覚/社会貢献、利他行為)
A:Accomplishment(達成感)

・SPIRE理論における幸せ(wellbeing)

「ハーバードの人生を変える授業」の著者で、コロンビア大学でハピネススタディを教えるタル・ベン・シャハー博士は、well-beingを構成する要素として5つの要素を整理し、頭文字をとってSPIREと呼んでいる。
S:Spiritual well-being(意義のある仕事や人生の意味)
P:Physical well-being(身体的に健康で活力がある)
I:Intellectual well-being(継続的に学び、思考し、好奇心を満たす)
R:Relational well-being(友人や家族、同僚や自分自身との繋がり)
E:Emotional well-being(喜びや感謝、ネガティブ感情への対処)

・Gallupにおける幸せの5つの要素

下記はギャラップが提唱しているやつね。ギャラップってほら、ストレングスファインダーとかやってるアメリカのリサーチ&コンサルティングの有名な会社。
1.Career wellbeing/キャリア(学業、趣味、ボランティア、家事や育児も含)
2.Social wellbeing/人間関係(パートナー、家族、仲間、友人知人、同僚)
3.Financial wellbeing/経済的、お金、資産
4.Physical wellbeing/身体的、肉体的、心身の健康
5.Community wellbeing/地域社会、コミュニティとの関わり、共同体

・ IDGsの5つの要素

世界にはIDGs (インナーデベロップメントゴールズ-内面の成長目標)と言うものがあって、簡単に言えばSDGsの内面版。社会や環境の持続可能性を追求するだけでなく、人々が内面的にも成長し、充実した人生を送ることができるようにすることを目指したもの。まあ間接的にwellbeingに通ずるから書いとく。
1. Being-Relationship to Self(自分のあり方)
2. Thinking-Cognitive Skills(考える)
3. Relating-Caring fo others and the World(つながりを意識する)
4. Collaborating-Social Skills(協働する)
5. Acting-Enabling Change(行動する)

の5つのカテゴリーに分けて、人間の内面成長を促す要素を整理してる​​。
(さらに細かくは23のターゲットスキルに分けてるので興味ある人はググってみて)

 まあ、こんな感じで、一応現代で言われているwellbeing理論の観点を超簡単に浅く広く書いてみたんだけど、みんなどう思う?
なんかいろんな人がいろんなこと言うけど、結局は似たり寄ったりじゃね?
つまりは、そう言うことなんだよね。 

今度は古代ギリシャの哲学者、アリストテレスが提唱した観点も書いておこうかな。

5.ヘドニア、ユーダイモニア、ヒュッゲ、フローと言う幸せ

結論から書くとこれ。4つの幸せ。
・ヘドニア:五感での感覚的快楽・心地の良い幸せのこと
・ヒュッゲ:「居心地がいい空間」や「ほっこりする楽しい時間」
・フロー:夢中、没頭の状態。能動的フローと受動的フローがある。
・ユーダイモ二ア:自己実現や生きがいを感じることで得られる幸せのこと

ヘドニアとユーダイモニア

先の上記の2つの説明をするね。
アリストテレスは幸せについて2つの概念を提唱してて、
「ヘドニア(Hedonia)」と「ユーダイモニア(Eudaimonia)」って言葉があって、古代ギリシャの哲学から由来している。

・ヘドニア:五感での感覚的快楽・心地の良い幸せのこと
・ユーダイモ二ア:自己実現や生きがいを感じることで得られる幸せのこと

「ヘドニア」は主に、五感を使って得られる快楽・幸せのこと。
欲しいものを手に入れたり、一時的な楽しい時を過ごして感じる幸せのことで、このような幸せは多くの場合、短期的で、持続しない。一言で言うと快楽主義的な幸せ

「ヘドニア」で得られる幸福は、慣れにより(ドーパミン耐性)感じなくなり、さらに強い刺激・幸福を求めるようになることが科学的に証明されてるんだよね。

「ユーダイモ二ア」は主に、自分の強みを活かして意義のあることに打ち込む幸せのこと。
意義のある目標に向かって努力を積み重ねる行動と、困難を乗り越える時の充実感から発生するポジティブな感情のこと。
ユーダイモニアはつまり、自己実現的な生き方で、自分の人生に意味や意義を見出しているので、何かの目標の途中で経験する挫折や困難も「幸せになるためのプロセス」でしかないんだよね。
こちらは一言で言うと「良き人生的な幸せ」

お金がどれだけあっても幸せではないってのは、お金それ自身で手に入る幸せはヘドニア的な幸せであり、ユーダイモニア的な幸せはもっと別の場所にあるから。

ヒュッゲとフロー

これに加えて、ヒュッゲとフローについてかく。
・フロー:夢中、没頭の状態。能動的フローと受動的フローがある。
・ヒュッゲ:「居心地がいい空間」や「ほっこりする楽しい時間」

フローは、何かに夢中になって他のことを忘れている状態。ハンガリー出身で米国心理学者のミハイ・チクセントミハイが命名した言葉で、FLOWの本来の意味は「流れ」だよね。流れに乗るように完全に没頭している状態
その中でも受動と能動で分けると、

・受動フロー:没頭して他のことを考えない状態。
例えば、映画やNetflixを見ることや、好きな音楽などを聴くことに集中している状態など。

・能動フローとは、自分が行動し没頭する状態。
例えば、仕事や創作活動、研究開発などに没頭する状態など。

・ヒュッゲ(Hygge)
デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことをさす言葉。
物質で満たされるのではなく、人とのふれあいやリラックスした時間で満たされることを大切にした考え方。「まったり」「ゆったり」「ほっこり」といった暖かくゆるやかな時間をあらわす言葉が日本語だと近いかも。
(最後に「もっこり」って言いたくなったのはシティハンターのせい)

まとめると

・ヘドニア:五感での感覚的快楽・心地の良い幸せのこと
・ヒュッゲ:「居心地がいい空間」や「ほっこりする楽しい時間」
・フロー:夢中、没頭の状態。能動的フローと受動的フローがある。
・ユーダイモ二ア:自己実現や生きがいを感じることで得られる幸せのこと

と言う感じ。別の言葉で加えるならば、

・稼ぐことで、お金で手に入る快楽/幸せ:ヘドニア(生きる)
・関わりや貢献を通して、人との繋がりで手に入る幸せ:ヒュッゲ(繋がる)
・得意を通して、スキルや挑戦で手に入る幸せ:フロー(進化する)
・好きを通して、純粋な喜びで手に入る幸せ:ユーダイモニア(愛する)

そして、ユーダイモニア的な生き方に必要なのは、テロスと言う概念。

アリストテレスは、万物は自ら固有の目的を志向して運動していると考え、その目的の事をテロスと呼んだ。そして自分の人生のテロス、なぜかわからないけど、自然に自分の魂が流れていってしまう場所、その方向
そのテロスを自分の人生から読み解き、そのテロスの方向に沿って生きることが、ユーダイモニア的な生き方でもある。

6.おれが独断と偏見で4つに絞り、そして2つの行為に抽象化する

まあこのようにみていくとさ、「幸せ」っていろんな種類があって、
そして要素分解できる感じがある。

ただおれなりにまとめてしまえば、
1.自分との繋がり(Body,Mind,Spirit)
2.他者との繋がり
3.社会/コミュニティとの繋がり
4.世界/宇宙との繋がり

の4つの要素かなあって思う。

・自分との繋がりは、Bodyと繋がれば、身体の声を聴けるし、身体の声を聴ければ、「感じる力」「感受する力」「感動する力」がよみがえる。それに、身体症状やその根っこにある自分の未完了の感情にも触れられる。感受性が高くなれば、当然、充実したヘドニアを楽しむこともできる。
自分の感情に触れることを通して、Mindのプログラミングにも繋がれるし、自己受容にもたどり着く。
Bodyと繋がり、Mindがおさまれば、Spiritとの繋がりが感じ取れるようになる。(逆に言えばBodyとの繋がりなしに、スピリチュアリティはない。これをグラウディングと言う。)

・そして自分自身との関係は、そのまま他者との関係になるので、自分に深く繋がれるならば、他者ともちゃんと繋がれる。深く接触(コンタクト)できる。ジャッジせずにありのままを受け止められる。

・それをしながら、社会やコミュニティ、共同体と繋がっていけば、それが貢献感に繋がるし、その行為から達成感、夢中、成長、学び、好奇心などは生まれてくる。自分と外との関わりのなかからこれらは自然と生まれてくるから。

・そして、最後はスピリチュアリティが開き、世界や宇宙と繋がっていくことで、生きている意味、意義、テロス、愛、ユーダイモニアに繋がっていく。

そして、この4つの要素のポイントは、書いてあるとおり、全てが関連しあっているということ。どこかひとつを筋肉の部位のように鍛えるのではなく、まずは自分と繋がっていくことを通して、連鎖して、他の要素も増えていく。

だから最初にやることは簡単で、自分との繋がりを取り戻すこと
自分の内側を「感じる」時間を持っていくことが最初だと思うよ。
同時に、感じてばっかても仕方なくて、自分が感じたこと、大切にしたいことに繋がれたら、それを世界に分かち合っていくこと

「内側と繋がる。外側で分かち合う。」

これは呼吸のようにセットだから。
この繰り返しこそが、「幸せの循環」だとおれは思うよ。

7.ヒューマンセンタードからスピリットセンタードへ

そんで、持続可能な幸せのためには、「人間中心の世界」から「スピリット中心の世界」にお引越しする必要があると思うのよ。

正直に言えば、人間中心の世界では、「これが良い」「これが悪い」の二元論の世界から出られない
例えば、両親が毒親だった。生まれつき障害があった。過去に暴行された。親が早期に死んだ。みたいな、どうしようもないことの出口がない。

人間中心の因果の中では、これは「同情すべき悲惨な出来事」にしかならない。自分にとっての「障害」が悪いものでしかなくなる。
毒親たっだから今の自分がある。時間が過去から未来へと流れる。

でもスピリット中心の世界では、時間は未来から過去に流れる。
私は、人の心を支える役割をこの世界で担うために、毒親のもとで様々な体験をする必要があった。

のように、「スピリットが持つ目的」のために、全ての出来事が起こっている、と言う観点に立つことができる。

あらゆる出来事が、わたしのスピリットがこの世界で担うミッションに向かって、必要な時に、必要なタイミングで、必要なことが起こる。

そこには「支援や成功(サポート)」も、「試練や困難(チャレンジ)」も、同じだけあるし、そこに良い悪いはない。

あらゆる支援も試練も、喜びも絶望も、私がより私らしく生きるために、私のスピリットに沿う生き方の方向に向かうためにある。

そこには良いも悪いもなく、ただ全てがこの宇宙(GOD/Great Organized Design)から私へのギフト(愛)である。

こういった「世界観」にお引越ししていくことが、持続可能な幸せには必要だとおれは思うんだよね。

最初の幸せの語源のさ、「仕合わせ」=「巡り合わせ」と言うギフト(愛)の中で生きること。そのギフトの中であらゆる生命たちと「為し合わせ」=「お互いにし合う」ことをする。それがしあわせ。

そう言う意味で、スピリチュアリティを開くと言うのはとても重要な要素。

でも、自分と深く繋がることを意識し続ければ、自然と「なんとなく私はこっちに流れていく運命の気がする」「あー今世の私のお役目これかー」みたいなのってちゃんと感じれるんだよね。体感として。

それが感じ取れるようになっていくと、人生のあらゆる出来事が、そこに繋がっていることが見えるようになっていく。点が線になっていく。

それがわかると、「私はこの世界から愛されている」と言うのがわかるようになる。だって、支援も試練も、全ての出来事が、自分がより自分らしく生きていく方向にしか起こってないことがわかるから。誰かからの特定の条件付きの「愛」ではなく、この宇宙(GOD/Great Organized Design)からの無条件の「愛」にお引越しする。

あれ、伝わるかな?変なこと言ってるように聞こえる?
まあおれも今なんとなくお引っ越しの最中だから、またお引っ越ししたなあって確信が持てたときに改めて話すよ。

完全にお引越しが住むと、「良い/悪い」の二元論の人間中心の因果の世界から出ていくことになる。

8.お引越しのためには、自分を緩めて心を開くこと

まあ何はともあれ、
1.自分との繋がり(Body,Mind,Spirit)
2.他者との繋がり
3.社会/コミュニティとの繋がり
4.世界/宇宙との繋がり

の順番だと思うのよ。
特に「自分を緩める=マインドの働きを緩める」ってことなんだけどさ。
頭の中の独り言が止まらないってのはマインドずっとおしゃべりしているってこと。そしてそれがある間は、「自分と繋がる」ができていない状況。

瞑想の実践などもあるけど、根本的な部分でマインドを緩めるには、自分の未完了の情動に気づいて、筋肉の鎧(Body)と共に、身体と心を解放していくことそれはつまり、生き抜くために傷ついた自分を癒していくこと。
(生存戦略という名の防衛を緩めていくこと)

「癒しと成長」はコインの表と裏なんだ。

そして、この解放のプロセスでは、頭でも常にawareness(気づき)を働かせていく。ちなみに他者からやってもらう受動的な施術や、エネルギーワーク、深い変性意識(トランス)系のワークは、このawareness(気づき)がどうしても弱くなるので、それだけでは済まない。
溜め込んだエネルギーをリリースしても、マインドの構造変革、プログラム(生存戦略)の改変が起きにくいから、また時間と共に滞ってきてしまう。
だから頭と心と身体を三位一体で解放していく作業は、自身の意志で主体的に、意識的に行っていく必要がある。

そして、少しずつ、身体の解放、心の解放を行い、自分を緩めていくことができなら、自然と自分の内側に繋がれるようになっていくし、感覚が活性化してくる。今まで捉えられなかったことが捉えられるようになるし、見えなかったものが見えるようになる、感じられなかったものも感じれるようになる。

まあつまりは、前のnoteでも書いたけど、Self Awareness(自己認識)を再生させるのが、自分と繋がるためには最も重要な第一歩なんだ。

9.「今ここ」を感じることがない限り、幸せはない

そろそろまとめようか。
幸せは極論、4つの要素と2つの循環でできている。(おれまとめ)

1.自分との繋がり(Body,Mind,Spirit)
2.他者との繋がり
3.社会/コミュニティとの繋がり
4.世界/宇宙との繋がり

そしてこれらは極論は2つの循環である。
「内側と繋がる。外側で分かち合う。」
この繰り返しこそが、「幸せに生きるための循環」。

と言うわけ。
そしてこれはどこから取り組めばいいかと言えば、1番から。
自分との繋がりを再生させること
自分と繋がるために必要なことは、私がこれまでの人生を生き抜いていくために自己防衛の権化(生存戦略)と化した「マインドを緩めていくこと」で、そのためには、まずは自分を癒していくこと。自分の中の未完了の情動を含めた、自分の中にある「縛り」に気づいていくこと。そして、必要に応じて解いていくこと。

そうすると、自然と深く自分に繋がれるようになっていく。
そうなると、人は、誰かからの承認を求める既知の人生を生きるのをやめて、自分だけの未知の人生を歩むようになっていく。

その自分だけの未知の人生を歩む中で、人と深く繋がり、コミュニティや社会と深く繋がり、そして、宇宙と深く繋がるようになっていく。

それこそが、持続可能な本質的な幸せであり、真のWellbeingだ。

その最初の第一歩は、
「私は、今この瞬間、何を感じているだろう?」
を気付けるようになっていくことだよ。そこからしか始まらない。

「今ここ」の私の体験だけが、私を、私だけの未知の道に運んでくれる。

10.今後のShotakaの分かち合い活動
(WSとパーソナルとITP)

・「今ここ」の気づきを得るゲシュタルトアプローチWS 2days

(シンプルで本質的にな究極の自己探求アプローチ)

講師は業界のレジェンド 百武正嗣(ももちゃん)
1dayWSだと、じゃんけんでワークを受けられないことなどがあるのだけれど、今回は2dayなので、ほとんどの人がワークを受けられるはず。

日時:8/10,11  10~17時
費用(税込):
・一般参加費用
-1日参加価格:20,000円
-2日参加価格:35,000円

・直前早割価格(7/28日まで)
-1日参加価格:17,500円
-2日参加価格:30,000円

・リピート早割価格(3ヶ月以内のWSリピートの方)
-1日参加価格:15,000円
-2日参加価格:28,000円

お申し込みは下記からどうぞ!

ゲシュタルトの説明は下記のnoteからどうぞ。https://note.com/lifestyle/n/n481bb89d03c3

・Inner Third Place Community(ITPC)

自分だけの未知の人生に歩むための心のThird Place。」
パートナーでも家族でもなく、友人知人同僚でもない、第3の場所。
自身と繋がり、仲間と繋がり、世界と繋がっていく場所。

巡り合いの「仕合わせ」とお互いにし合う「為合わせ」と共に生きよう。

参加条件は、これまでShotakaの何かしらのワークショップやらイベントやらセッションに参加したことがある人は参加可能。あとおれと会ってちゃんと話したことある人。

どんなコンテンツにしていくかはまだ検討中だけど、低価格の月額制でzoomの会とリアルの会を定期的にやっていきたいな。今後、改めて募集していきます。

・パーソナルセッション

ずっと満席で、何ヶ月も新しい案内をしていませんでした。
9月頃より、少し募集を開始したいと思います。

パーソナルセッションでは、Shotakaが一対一で、「私の人生」と「あなたの人生」で共に向き合いながら、あなたの歩む人生に関わります。

ご興味のある方はLINE@に登録しておいて頂けると、そちらで今後募集の案内を出せるかと思います。

そんな感じでした!
今後ともよろしゅう!

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