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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2020年2月の記事一覧

感性の自衛

10代の頃、毎日を生きるのが苦しくて苦しくて悟りを早く開きたいと思っていた。 悟りを開けば、とんでもなく日本人差別してくる教師の態度も一瞬で受け流せる。小うるさい小学生にも何も思わない。絶賛反抗している親にも腹は立たない。自分の悪口を裏で言っているかもしれない友達も笑って一瞬で捨てれる。曖昧でどうなるかもわからない恋愛だって余裕で流れに任せられる。 そう思っていた。 そう思っていたら、本当に色んなことを諦めていった。何かを思っても無駄なことは言わないし、笑えなくても笑う

憧れだった「絵師になること」を諦めた話 絵も小説もコスプレもできない私は「調べて発信するオタク」になりました

私は小さい頃から絵を描くのが好きなオタクでした。周りの人から自分の絵を見て褒めてもらえるような所謂「絵師」になることが憧れでした。ですがいまはその憧れを諦めました。 これは誰かに共感してほしいとか、慰めてほしいとかそういう気持ちは全然なくて、「絵が描ける人間」にしがみついて苦しかった過去の自分に「別に描けなくてもいいんだよ」と言いたい、同じように考えて苦しんでいる人にお伝えできればいいなと思って書きました。「オタクの在るべき姿なんてな、なんでもいいねん」。これはそんなお話で

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「コンテンツが生きている状態」を作ろう:必読の一冊『オタク経済圏創世記』

今まさに、こういうことを求めていたんだ! そんな本にタイミング良く出会えると、本当に嬉しくなります。 ウェブ記事 「ゲーム・アニメ産業が海外展開で必要なものとは」…ブシロード中山氏と文化人類学者三原氏が語る日系コンテンツの未来 がとても示唆に富む内容だったので、ここに登場する ブシロード執行役員の中山淳雄さんの著書『オタク経済圏創世記 GAFAの次は2.5次元コミュニティが世界の主役になる件』を読んでみました。 日本コンテンツが、いかにして世界で広がっていったのか、 こ

ヨーロッパで40日間コーヒーを飲み歩いた話

ちょっと昔の旅日記。 コーヒーのおもしろさにまさに取り憑かれ始めた大学3年の夏、僕は友達2人と一緒にヨーロッパにコーヒーを飲みに旅に出た。 ノルウェーから東京に出店したFuglenでフルーティなコーヒーに感動して、北欧でコーヒーを飲んでみたい...と、いてもたってもいられなくなって、バリスタ・焙煎世界チャンピオンがいるオスロを目的地の1つに、まわりのコーヒーがおいしい都市をひたすら調べ上げた。 ローマ🇮🇹→パリ🇫🇷→ロンドン🇬🇧→オスロ🇳🇴→コペンハーゲン🇩🇰→ストック

孤独は人を殺す。

なんだか物騒なタイトルから始まってしまいましたが。ぼくが最近感じていた「孤独」について書いていこうと思います。 タイトルは簡潔にするため「孤独は人を殺す」にしましたが、もうちょっと噛み砕いて書くと、「コミュニティに属していない孤独感は精神をぶっ壊す」となります。 🍤🍤 ぼくは最近転職をしました。新卒で入った会社を2年弱ぐらいで退職し、2020年2月から新しい会社で働くことになります。 で、ぼくは新しい会社で働くまでに2週間ほど有給休暇を取得しました。本当は1ヶ月ぐらい

うまくいく人は、かならず「終わり」を決めている

注)このnoteは、ぼくがライティングでかかわった『なぜ、2時間営業だけでうまくいくのか?』からの抜粋です。特別に著者、出版社の許可を得て転載・一部再構成しております。尚、予告なく削除する場合がありますのでご了承ください。 終わりを決めるから本気になれる 「将来どうなるか不安だ……」 「夢をかなえたいけど、どうすればいいかわからない……」 「年金とか老後が心配で、仕事に身が入らない……」 いまあなたはこんなことを思っていませんか? ハッキリ言いましょう。 そんなこと

書く人だから、そりゃあね。

わたしは「書く人」である。 ライターなんだから、そりゃ「書く人」に決まってるだろ。なんてお叱りはよしてほしい。ぼくは文章家との意味で自分を「書く人」だと言っているのではない。もっと原始的な、肉体的な意味でそう言っている。つまり、パソコンなどで文字を「打つ人」ではなく、紙とペンをつかって「書く人」だと言っているのだ。 もっとも、仕事の原稿は「打つ」。ここの note だって「打つ」。でなければ、1文字の更新もできない。ただ、おそらくは一般的な社会人、さらには一般的なライター

もっと、素直に書く人が増えてほしい。

※3/3追記:1番下に、あとがきのリンクを載せました。 ネット記事を書く仕事をしている人を、Webライターと呼ぶ。私もその1人だ。 記事はクライアントから依頼されて書く。「想定3,000文字」とか「長くても5,000文字以下」とか、文字数には決まりがあるケースがほとんどだ。 仕事とは別に、私はこうしてnoteやブログでも文章を書く。文字数は気にしない。書きたいだけ、書く。 たまに、長い文章・記事は読まれないと耳にする。「長い文章は読まない」「動画のほうが楽」「活字

「好き」よりも「ついやってしまう」「やらずにいられない」が才能のヒント

「好き」だからやるよりも、理由なく無意識で「ついついやってしまう」「やらずにいられない」事に才能のヒントがあるんじゃないでしょうか。 ふとそんな事を考えました。 「好き」と聞かれると素直に「好き」と言えない自分に文章やTwitterの才能があるとは思いませんが、周囲からよく褒められます。最近「書く事は好きですか?」と聞かれて、その度に言葉に詰まってしまい、驚かれます。 聞いて下さる方は「好きだからTwitterやnoteを書いている」と思ってもらえているようです。 自分の

noteをポートフォリオ代わりに使うのがおすすめな理由

先月、noteのディレクターとして、クリーク・アンド・リバー社の「ポートフォリオ」に関するイベントに登壇しました。 今回はライターの方々を対象に、まだポートフォリオを持っていない人はnoteをポートフォリオ代わりにするのがおすすめだよという話をして、自分でしゃべりながら整理ができたので、その内容を改めてnoteに残しておこうと思います。 ・・・ ポートフォリオの定義ポートフォリオの語源は、portaは「運ぶ, 支える, 保つ」という意味を持つ接頭語で、foglioは「紙

072. 障害者の自立 無知を恥じる

 朝日新聞声欄(2月3日)にて投書が掲載されました。少しだけnoteで補足します。  10年弱ですが、宮城県に住んでいました。会社は石巻市の海の近くで、自宅は東松島市の高台にありました。山や川や海に囲まれており、サーフィンやオフロードバイクを始めたり、畑をかりたり、田植えを手伝ったり、自然の中で家族や友人と楽しい日々を過ごしていました。  しかし、2011年3月11日東日本大震災がおこり、会社は津波で流され、自宅は無事でしたが、福島原発事故の影響を考え私達家族は大阪へ移住

SNSの人と会って危険な目に合った話

サシで会った数50人以上、オフ会やイベントを含めると100人以上と会ったことがある。 今は人を選択できるようになったが、高校生の頃は危険な目にも沢山合った。 なので、今回は高校生の頃の話をする。 私は生き方の先生を探していたので、声をかけられたら誰とでも会っていた。 今思うと、ことごとくおじさんしかいない。 1回会っただけでブロックされるので、当時は「どこが悪かったんだろう」と真剣に悩んでいたが、多分ヤレるかヤレないか、かわいいかブスかのそれだけだったのだろう。